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井筒監督「パッチギ!」を観る。
舞台は1968年の京都。
日本と朝鮮の高校生同士がケンカを繰り返している中、主人公である日本人の高校生が、近くの朝鮮学校に通う女の子に惚れる。ただ、その女の子の兄さんは、朝鮮学校の番長だった・・・。
結局、ホレてしまえば、国境なんて関係なくなる。
高校生の時にオーストラリアの高校に訪れ、そこで金髪の青い目の女の子に惚れ、手紙を書くために、必死に英語を勉強し始めたことを思い出した(結局、手紙の返事はこなかったが・・・)。
主人公の男の子が、友人になったばかりの朝鮮人の葬式に行くことになるが、そこで、「朝鮮のことを何も知らない日本人は出て行け」と言われる。
確かに、自分も詳しくは知らないのである。その場面では、学校で習わなかったから、と言い訳もきかないだろう。
ある暴れ馬がいて、みんな手を焼いて、しまいには無視していた。そこへ、ある賢者があらわれて、馬が暴れる原因は、トゲだと気付く。そのトゲを抜いたら、見事に立派な馬として役にたったそうだ。
最近の隣国との関係をみると、その「トゲ」を軽視しすぎているんじゃないか、と思えてくる。
そんなことを気付かせてくれる映画だった。
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