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さて昔からワインをご購入いただいている方はご存じでしょうが、最近お買い上げ
いただいている方々に向けワインホリックの特徴、今後の展開などについて
お話ししたいと思います。
もともと私たちは30年以上前に飲食店の経営がスタートです。27年前にワインを
扱いはじめ、まだワインバーというカテゴリーがない時代にワインバーを始め、
サヴァサヴァというワインバーを始めます。
3年後ヴァン・ヴィーノ・ブリュレを開店し、六本木にあったきつねや、銀座の
シノワ、オザミ・デュ・ヴァンなどと主にワインバーとして日本に数多くの
素晴らしいワインを紹介してきました。新宿という場所にもかかわらず多くの
お客様にご来店いただきました。
この当時は、新しいヴィンテージのワインではなく熟成したワインばかりを提供していましたが、
熟成した蔵出しのワインが減り、ワインの状態が極端に悪くなってきたために
蔵出し以外の古酒の扱いをいち早くやめ、その当時ル・テロワールを設立した
合田さんや、フィネスを立ち上げた藤田さんらと主にコンディションの良い、
いわゆる作り手のワインをそのままに味わえる様なワインに移行し始めたのです。
ちょうど世の中は早熟系のワインに移行し始めた時期。
しかしその当時は熱が入ったワインが当たり前の時代。熱劣化こそがワインを
美味しくすると言われていた時代のために約15年間苦しい時代を経験しようやく
最近になり状態の良い悪いが皆様に認識され始めたのです。
ワインショップを始めたのは今から12年ほど前です。今では飲食店は全てやめ、
ワインショップを専業とし集中しています。現在では自分で経営するのではなく
飲食店をフォローする立場として業界を変えていきたいと思っています。
ワインのコンディションをどのように保つかは飲食店時代にかなり追求し一定の
基準ができあがってきました。世の中見た目や形ばかり気にしますが、エチケットが綺麗だから、
セラーがかっこいいからなんてワインのコンディションには何の関係もありません。
どのような環境でワインが変質するかは何十年にわたる経験で毎日ワインを飲むことで
積み上げてきた経験によりかなり分かってきています。
生産者によって違う環境、その環境を理解しどのようにすれば変質を防げるかを
体感することが大事なのです。
長い間にお世話になった方々にはここで改めて感謝いたします。
現在私たちがお付き合いいただいているインポーターは私たちの一定の基準を
クリアーした方々です。まだまだ意識の低いインポーターが多く、それによって
惑わされ騙されているワインラバーたちに出来るだけちゃんとしたワインを飲んで
いただきたいというのが私の考えです。
ワインの輸入は非常に難しくちょっとした油断によって変質してしまいます。
輸入業者のフォアダーに任せてるだけではけっしてちゃんとしたコンディションの
ワインは輸入できないために、インポーターの担当者がどれだけ苦労していることか、
それを知れば知るほどに、駄目なインポーターがどれだけお気軽なのかが分かってきます。
ワインビジネスとは、顧客のレベルに合わせて売るためのワインを輸入する。
これが一般的に言われているワインビジネスです。顧客のレベルアップをする努力も
せずに余計な知識ばかりを埋め込み、美味しくない理由も分からない状況に置き去りにし
ワインだけを売る。これが一般的なワイン業界なのです。
美味しいワインは安くてもあっけにとられるくらい単純に美味しいのですが、、。
さてそんなことを10数年やってきたのですが、皆さんどのようにお感じいただいているでしょうか。
私たちは完璧は求めません。そんなことをやっていたら今頃ワインホリックはないのです。
現状において最高の近いことをやる、そして出来るだけ美味しいワインを皆様に
お送りする。それがワインホリックの考え方です。そして出来るだけ情報を公開し、
前向きに良くしていく。それはインポーターとの関係性も非常に重要で価格だけで
ワインを買い付けることなどしません。
これだけやっていても初めての生産者がいますし、実験的に買い付けることもあります。
しかし最終的な目標はあくまでも単純に美味しいと思うワインを皆様にお届けすることなのです。
日々精進。一番私に似合わないと言われそうですが、それをしないとワインの世界は
良くなってきません。是非共感された方は今後もワインホリックとお付き合い下さい。
よろしくお願いいたします。
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サヴァサヴァのほうが早かったのですか
目立たない場所でしたが、新宿で1番の店だと思っていました。
2016/8/3(水) 午後 9:08