30代独身女英国貧乏滞在日記

♥ロンドン生活○年目♥NHSのお世話になりながら鬱を克服しています!

Bristolのおもひで

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ボランティアしていた頃の想い出

英国南西部の街Bristolにある障害児の施設で1年間ケアラーやってました。
鬱からどうにか開放され、社会復帰だったBristol。
初めての海外生活。障害児の世話はおろか車椅子も押したことのなかったアタシ。
しかも苦手な団体生活。あの1年間でアタシはこんなに逞しくなりました!
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そんな目で見ないで

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うちのプリンセスは凶暴的なだけではなく、結構色々と問題がありました。
一人では歩けないし、てんかんの発作持ちだし、視界は狭いし、喋れないし
グルテンフリーダイエット必要だし、癇癪持ちだし・・・(コレはちょいと違うけどさ)

よく、ハンディキャップを持つ人たちを「可哀想か可哀想じゃないのか」なんて論争されたりしますね。
アタシの中では結論は出ていません。 ずるくてごめんなさい。
色々と問題を抱えているプリンセスは、可哀想といえば可哀想でしょうね。
でも、彼女は日々を本当に楽しく生きています。 そう考えると可哀想じゃないんです。
       ここで、この表現に関して色々と問うつもりはございません。

ただ・・・
プリンセスと過していて、2回、彼女の事を、彼女の抱える問題を可哀想に思った事があります。

1回目。 あれは全くもってアタシのミスでした。
朝、出勤すると、ナイトスタッフのおばちゃんが彼女の部屋から出てきました。
何事かと聞くと、彼女が怪我をしたと言います。
彼女の部屋に飾っていた写真たて。
プリンセスが部屋の中を転がっていて、何かの拍子に写真たてが落ちてしまったんです。

割れたガラスの破片、彼女はそれを「危険」と認知できません。

何も知らない、何も気づいていない彼女はいつものように動いてしまったんです。
もしかしたら、その破片を触ったのかもしれません。

手には小さな傷がたくさん出来ていました。 血も滲んでいます。

でも、彼女は笑顔なんです。    泣きそうになりました。

ごめんね、アタシの不注意で。アナタを怪我させてしまって・・・


2回目。 今思い出しても泣いてしまいます。
朝、出勤するとナイトスタッフのおばちゃんが疲労困憊の様子で彼女の部屋から出てきました。
そして、廊下にまで異臭が漂っています
「ごめんね、Wing。出来る事はやったわ。でも、もう駄目よ。限界。あとはお願い」
朝一番、○んちが部屋中・・・ってことは何度かあったんですけど、臭いが違います。強烈

はい。彼女はゲ○と○ロを両方やっちゃっていたんです。

急いで彼女の部屋に入ると、それはそれは強烈な臭い。
部屋の中は、一応おばちゃんが掃除してくれていましたが、まだまだ…の状態です。

そんな異様な空間の中、パジャマを脱がされ、オムツだけ着け、身体もちょっと汚れている彼女は

・・・笑顔でした。

きっと、気持ち悪かったものが出た事でスッキリしたんでしょうね。

「なにやってんのよぉ。○リとゲ○まみれなのに...なんで笑ってんのよぉ...」

涙目で見つめるアタシに、彼女は笑顔でいつものように「わ〜!!」と挨拶をしてくれます

もし、この二つの出来事が世間一般の13・4歳の女の子に起こっていたら・・・
プリンセスは手を怪我することはなかったでしょう。
あんな状況の中で笑顔を見せる事はなかったでしょう。
  というよりも、あんな状況にはならないでしょう。

私がこの子を守らなくっちゃ!!

この二つの出来事は、確実にアタシの中の何かを変えました。


                                「校庭の雪だるま ブリストル」

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鹿児島の田舎町出身のアタシでございます。
イルミネーションに凝った家庭や地区は多うございましたが
リースは見た事ございませんでした
ツリーもおもちゃ屋さんで買うツリーしか見た事はございませんでした。

初めてイギリスでクリスマスを過ごした時
クリスマスが近づくにつれ、家々の窓から見えるツリー
そしてドアに飾ってあるリースに自然と興奮したものでございます。

施設での生活も俄かにクリスマスムードとなりだします。
まずはカード作りでございます。
子供達の家族に送るものや他のホステル(子供達の住む寮)にプレゼントするものを
ケアラーたちで手作りいたします。

しかしながら、ここで悲しいのは
うちのホステルには一人、お祭り大好きな男の子がおりまして、彼が興奮してオイタしてしまわないよう
ケアラーも最新の注意を払わなければならないのです。
カードも暖炉の上に飾りたいのですが、飾る事はできません。
ツリーや他の飾りもギリギリまでお預けです。
クリスマスの話題も彼の前ではいたしません。

実は子供達同様クリスマスに浮かれていたアタシでしたので、これは少々辛いものがございました。


さて、ツリーは勿論本物の木でございます。 プラスティックではございません。
「ツリーに水をあげる係」のスタッフも任命されておりました。 アタシではございません。
そして、夜になるとツリーに飾っている本物のキャンドルに火を灯します。
本物のりんごも飾っていたように記憶しております。

キャンドルの灯のもと、子供達とキャロルを歌ったり
ケアラーの一人が聖書の読み聞かせをいたしました。
勿論、子供達は終始落ち着かず、奇声をあげたり
途中でオムツ交換だったり、突然の脱走だったり何やらでバタバタはしておりましたが

「これがこの国で過ごすクリスマスか・・・」

と感慨深く思ったものでございました。


                              「ブリストル;施設のリース」
                              「ブリストル;施設のツリー」

初クリスマス

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初めてイギリスのクリスマスを経験したのは
ブリストルでボランティアしていた時のこと。

ブリストルの街が俄かに華やぎだし、日本のクリスマスには無関心なアタシ
流石にココロ踊りだした。

だってだって、綺麗で可愛くてトキメイチャウンダモン★★★


窓辺にさりげなく飾ってあるツリー
イルミネーションもとっても趣味が良い◎

24日は昼までお仕事。
25日は1日お仕事(朝から夜まで)だったので
24日、イブに華やぐイギリスを一人散策することができた。

まずは街に繰り出す。
クリスマス・イブの「Christmas Steps」を歩いてみた♪
街をウロウロとした後
寮の近くの教会へクリスマス・キャロルを聞きに♪
その何日か前、ブリストル大聖堂でちゃんとお金を払って
クリスマス・キャロルをKちゃんと堪能はしていた。
でも、やっぱりイブの夜に聞いておきたかったのさっ!

それはとてもとてもローカルな集いで
地元の子ども会の出し物があり、本当にぶっつけ本番じゃ??ってくらい

お粗末な劇の披露。

キリストが生まれた、その夜の話。
一応、子供向けのバイブルを読破した後だったんで内容は分かったけど
グダグダで一体何をやっているのかは理解不可能なものだった。

そしてキャロルを熱唱♪

最期にジュースやクッキーをいただき帰途についた。

幸運なことに、そこにいたアジア人はアタシのみ。
結構浮いた存在だった。
おかげで隣に座った御婦人とチョイとばかしお話も盛り上がったし。
ま、楽しい思い出でござったのだ★

施設でのクリスマス話はまた改めて♪♪

                             「ブリストルCityCentre」
                               「ブリストル ハイストリート」

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Bristolの施設でケアラーを始めてすぐ覚えた英単語
Poo,Nappy,Pee,Wee−wee,Bowel movement
Fit,Vomit,Tammy ache,Epilepsy  ...
とってもとっても偏りのある言葉たち。

うちのプリンセスはオムツをつけている。
しかし、昼食、夕食後はトイレに座らせて用を済ませてもらう。
彼女用の便器があり、普通の便器にソレを装着して彼女を座らせ、そして身体をベルトで固定する。
一度、座っていた彼女が激しく動いたため、便器と共に彼女が床に落ちてしまったことがあった。
見ていたアタシは焦り、彼女に駆け寄ったが

便器セットを背負ったまま倒れている彼女は突然の出来事に大爆笑・・・・・  親の心子知らず


しかしオムツをつけているとはいえ、彼女には危険が伴う。
オムツとお尻の隙間から漏れてしまい、それが彼女が動くことによって
背中や服や身体はもとより、部屋にいる時は床や壁、お布団たちにも被害が広がることがあるのだ。
ケアラー二人体制の彼女。
新しいケアラーやその日のみヘルプで違うケアラーが手伝いにきた時はその確率が高く
思いっきりやる気を無くさせてくれるのだった。    
「こんなのって・・・」  呟かれちゃう。

名づけて 「Welcome poo girl」

ごめんね。コレがアタシのプリンセスなの・・・力なく笑顔で応対するアタシ。

で、実はアタシって彼女のある物を手でキャッチしたことがある!
だから先日の子供のおしっこも吃驚はしたけど、平気だったのだ。 こんなもんアレに比べたら!

彼女をトイレに座らせる前、もう一人のケアラーが立っている彼女を支える。その間
アタシはサッと彼女のズボンとパンツを下ろし、オムツをはずす。
その時、彼女はどうも落ち着かなかった。立っているのを嫌がる。
暴れるので危険と判断し、彼女を床に寝かせた。
すると・・・・・

あああああああああああああああああああああっ


止めなさい!ココではダメよ!!! 止めて止めて!!


もう一人のケアラーが叫ぶ!
アタシは咄嗟に手を差し出した     

温かいモノが手のひらに生まれた。


スッキリしたプリンセスは満面の笑み♪


アタシは無言でそのモノをトイレに落とし、流してあげた。


そして  大爆笑!!

やだぁ、プリンセスったらぁ笑ってる場合じゃないわよ!ちょっとちょっとぉ!!
キャッチしちゃったじゃないの!もう! あったかかったわよ!ビックリ!

勿論もちろん、手袋はしてたけどさ!それでも気持ちの良いものではないよね。 うんうん

                                     「Hydeの仲間達」

愛を育む真剣な話

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えっと、多分コレってタブーなお話だと思います。

でも是非ご理解いただきたいことです。 真剣に。

障害児のについて考えていただきたいんですね。

ブリストルの施設には19歳までの子供たちがおりました。
思春期ともなると、勿論彼女達は子供から大人へと成長していくわけです。
その身体年齢と精神年齢の差というのは、しばしばアタシを悩ませました。
彼女達に出来ることというのは乳幼児レベル。精神的にもその位かもしれません。
でも身体は成長していきます。
女の子は生理もくるんですね。 うちのプリンセスはまだですけど。。。
男の子は髭がはえてきたりするんですよ。

子供たちの中にはハッキリと性を意識した行動をとる子もいます。

男の子は自分のモノをいじります。 
単に触っちゃうとか、触って遊ぶレベルではないってことですね。
女の人をジーっと見つめてイジル子もいました。
女の子も、クッションの上に乗っかって腰を振る子や
彼女なりの方法で快楽を得る子もいました。

うちのプリンセスにはこういった行動は全く見られないんですが
ある日、他の子の世話をするように言われた時、彼女には自慰行為の癖があったんですね。
勿論、アタシ達はその行為を止める事は出来ません。 
でも、それは時と場合によります。
食事中だったり、外だったり、兎に角自分の部屋以外でそれを始めた時は
厳しく注意して止めさせます。
止められない時は部屋に連れて行き、一人にさせてあげます。

誰が教えたわけでもないのに、あの子達は性に目覚めるんですね。(全員ではありませんが)

DNAに組み込まれているんでしょうかね。
生命の神秘だと思いませんか??
ちょっと複雑な気持ちも勿論ありますけどね。

本来なら公にすることはタブーな行為を、彼女達は無意識に堂々とやってしまうんですから。

アタシ達ケアラーは必ず障害児の性についての講義を受けさせられました。
それらを理解し、その上で対処しなければいけませんから。

ちょっと真剣な話でした。

                           「いつものバス停で待ってるね 夜の風景」

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