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一夫一妻制度に関する法律
 
2015831
 
第1章  名称と定義
1. 
この法律は「一夫一妻制度に関する法律」と呼ぶ。
2. 
この法律はミャンマー国内に居住するすべての者、ミャンマー国外に居住するミャンマー国籍者、ミャンマーに居住しミャンマー国籍者と婚姻した外国人、に適用される。
3.  この法律に含まれる以下の用語の意味は表記の通りである。(ア)国籍者とは、ミャンマー国籍法においてミャンマー国籍者として認められた者を指す。客人国籍、準国籍者も含まれる。
(イ)
ミャンマーに居住している者とは、長期であれ短期であれ居住している者を指す。
(ウ)
男性とは、年配者や若者など年齢に関係なく性別として男性を指す。
(エ)
女性とは、年配者や若者など年齢に関係なく性別として女性を指す。
 
第2章  目的
4. 
この法律の制定目的は以下の通りである。
(ア)
法律に従い婚姻した夫婦がお互いに忠義を尽くし幸福な生活を築くため。
(イ)
一夫一妻制度を確立することにより、女性が妾(第2夫人、第3夫人。。。)となることを防止するため。
(ウ)
夫婦のいずれかが別の配偶者を持つことにより生じる家庭問題を防止するため。
(エ)
男性、女性としての倫理感を高めるため。
 
 
第3章  一夫一妻制度に基づく婚姻

5. 
いかなる男性、女性もこの法律の規定に違反しなければ、現行の法律、信仰する宗教、慣習法などに従い婚姻できる。
6. 
この法律が施行された後、男性、女性いずれも現行の法律、信仰する宗教、慣習法などにより婚姻する場合は、一夫一妻制度を遵守する場合に限り合法である。
7. 
ミャンマー仏教徒同士の婚姻はこの法律に違反しない限り、ミャンマー慣習法に合致していれば合法である。
8. 
仏教徒のミャンマー女性と仏教徒以外の男性が婚姻する場合、この法律に違反しない限り、仏教徒女性特別婚姻法に合致していれば合法である。
9. 
仏教徒以外のミャンマー女性と男性が婚姻する場合、その宗教に関連する法律、宗教、慣習法に基づく婚姻はこの法律に違反しない限り合法である。
 
第4章  禁止事項
10.
現行の法律、信仰する宗教、慣習法のいずれかに基づき、夫婦のうちいずれかが既に2人以上の配偶者を有し婚姻している場合、この法律が施行された後はさらに新たな配偶者を持つことはできない。
11.
男性または女性が以前婚姻したことがある場合、この婚姻に関して(新たな)相手に告知し、以前の婚姻状態が正式に離婚して解消されたことを示す確固たる証拠書類を提示すれば新たな相手と婚姻できる。
12.    
いかなる者も、現行の法律、信仰する宗教、慣習法のいずれかにより、(現在の)婚姻状態が有効な期間中は新たな相手と婚姻することはできない。または、夫婦として同棲することはできない。
 
第5章  罰則
13.
いかなる者も、第10条または第12条の規定に違反した場合、7年以下の禁固刑または罰金が科される。
14.
現行の法律であれ、信仰する宗教であれ、慣習法であれ、婚姻が有効である期間中、夫婦のうちいずれかが別の相手と婚姻した場合、家族関係を崩壊させたことになるため、残された配偶者の一人に離婚する権利が与えられる。
15.
14条により、夫婦が離婚するに際し浮気をした者は夫婦で共同所有している財産に関して所有権を失う。
16.
婚姻した男性が、この婚姻が有効な期間中、他の女性と婚姻した場合、非合法な婚姻となるため、妾(第2夫人、第3夫人。。。)に財産の相続権は与えられない。また、他の女性と婚姻した男性は、財産を相続する権利を失う
17.
いかなる者も現行の法律であれ、信仰する宗教であれ、慣習法であれ、婚姻した男性または女性は、その婚姻が有効な期間中、その婚姻状態を秘匿し、他の相手と婚姻した場合は、10年以下の禁固刑または罰金が科される。
 
第6章  その他
18.
いかなる者も現行の法律であれ、信仰する宗教であれ、慣習法であれ、婚姻した男性または女性は、その婚姻が有効な期間中、その婚姻状態を秘匿し、他の相手と婚姻した場合は、その損害を受けた者は民法上、訴訟を起こすことができる。
19.
この法律が施行される前に、現行の法律であれ、信仰する宗教であれ、慣習法であれ、いずれかに基づく有効な婚姻状態に対してこの法律が影響を与えることはない。
20.
非合法な婚姻、秘匿したことにより婚姻した場合、もうけられた子供は子供に関する権利を失うことはない。
21.
この法律の規定は仏教徒女性特別婚姻法の規定に影響を与えてはならない。
 
テインセイン大統領 印



(翻訳終わり)
 
 
この法律により、
 
1.  ベンガル人(ロヒンギャ民族)に対して、宗教的に認められている一夫多妻制が禁止される。(現在の多妻は合法。今後認められない)
 
2.  ミャンマー人女性と結婚した日本人男性が浮気した場合、夫婦で所有している財産の所有権を失い、さらに離婚に至った場合、財産をすべて失う。
 
3.  妻のいる日本人男性が他のミャンマー女性と同棲することはできない。(つまり現地妻を持つことはできない)バレた場合、7年以下の禁固刑が科される。ただし、独身男とミャンマー人女性との同棲については不明。



要するに「後ろめたい行動は慎みましょう」ということですね。



特にミャンマー人女性と結婚しているブログ主は、もし浮気した場合、財産をすべて失います。 気をつけないと。
 
 
 
 
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閉じる コメント(11)

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win先生、こちらの記事にリンクを晴らさせていただいてもよいでしょうか。拙HPで以前からミャンマーの婚姻について話題提供をしております。 削除

2015/9/2(水) 午前 9:06 [ UZ ] 返信する

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> UZさん
はい、大丈夫です。リンク先のアドレスを教えてください。

2015/9/2(水) 午後 2:56 [ win1789 ] 返信する

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> win1789さん

先ほどご連絡させていただきましたURLに本記事へのリンクをはらさせていただきました。このような法律は少々遅すぎた感がありますが、それでも現政権になってやっと立法・施行されたことは画期だと感じます。 削除

2015/9/2(水) 午後 4:31 [ UZ ] 返信する

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先生大丈夫ですか?先生は奥さんお一人ですか?

2015/9/2(水) 午後 5:47 [ 河田勇士 ] 返信する

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> 河田勇士さん
私の場合は余裕で大丈夫です。ヤンゴン在住の日本人で冷や汗が出ている人がいますよ。

2015/9/3(木) 午後 6:44 [ win1789 ] 返信する

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> UZさん
ほかに「仏教徒女性特別婚姻法」があります。これも翻訳しなければなりませんね。かなりボリュームがあります。この法律に関係してくる日本人も多いでしょう。

2015/9/3(木) 午後 6:46 [ win1789 ] 返信する

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> win1789先生

1997年の事件以来、ミャンマー仏教徒女性と外国人男性の婚姻にかなりの問題を生じていました。とはいえ、本来は日本の法務省が国費で収集すべき海外法務情報だと思っていました・・・。本来は重要な法律ですよね。 削除

2015/9/3(木) 午後 9:35 [ UZ ] 返信する

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うちのようなミャンマー人夫に外国人妻の場合は特記事項がないのですね。 削除

2015/9/4(金) 午後 1:00 [ スー ] 返信する

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> スーさん
スーさんの場合はお二人とも日本人でしょうか。その場合でも、旦那さが現地妻を囲っている場合は法律が適用されますよ。

2015/9/4(金) 午後 2:34 [ win1789 ] 返信する

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夫(日本人)がミャンマーでミャンマー人女性と不倫をしていました。例えばですが、この法律に基づき、罰せられることになるんでしょうか?同棲はしていないです。また、慰謝料ってミャンマーではどうなっているのでしょうか?

2016/2/22(月) 午前 11:47 [ paccororin ] 返信する

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> paccororinさん
適用範囲が外国人にも及ぶとありますので、ミャンマーで不倫していた場合は適用されます。その不倫現場の写真や動画などの証拠を確保する必要があります。

2016/2/22(月) 午後 0:12 [ win1789 ] 返信する

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