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<ロシア>エリツィン前大統領が死去 旧ソ連解体を主導
4月23日23時3分配信 毎日新聞


 【モスクワ大木俊治】ロシア大統領府は23日、旧ソ連を崩壊に導いたロシアのボリス・エリツィン前大統領が死亡したと発表した。76歳だった。死因は明らかになっていない。
 旧ソ連共産党の有力政治家だったエリツィン氏はペレストロイカ時代に民主改革派の旗手として台頭し、1991年12月のソ連解体を主導した。その後、新生ロシアの民主化と市場経済化を推進し、国際社会で「大国ロシア」の地位再興につとめた。90年代後半は健康不安と経済危機によって国民の支持と政治的指導力を失い、99年の大みそかに任期途中で辞任。後継者にプーチン現大統領を指名した。
 エリツィン氏は心臓に持病があり、95年7月、10月に心臓発作を起こし入院。96年11月には心臓バイパス手術を受けた。その後も肺炎や胃かいようなどでしばしば入退院を繰り返し、内政や外交活動に支障が出ていた。大統領辞任後はモスクワ郊外の自宅に家族と暮らし、その動静はほとんど伝えられることがなかった。
 エリツィン氏はウラル地方スベルドロフスク州の出身。85年のゴルバチョフ・ソ連共産党書記長誕生に伴い中央に招かれ、モスクワ市党第1書記に就任。86年に党政治局員候補に選ばれたが書記長と衝突、88年に解任された。89年3月のソ連人民代議員選挙に当選し復権。書記長との対決姿勢を強め、90年7月に離党した。
 91年7月、ロシア共和国大統領選に当選。同8月の保守派クーデター事件では、民主派を結集し未遂に終わらせた。同12月、スラブ3カ国首脳会議でソ連解体と独立国家共同体(CIS)創設を決めた。
 92年1月に価格自由化を断行し急進改革を推進した。93年10月に保守派議員が占拠した最高会議ビルを武力鎮圧し、国民投票で大統領の権限強化を盛り込んだ新憲法を採択した。94年12月には独立を求めるチェチェン共和国に進攻した。
 エリツィン氏は96年の大統領選で再選を果たしたが、共産党が多数を占める議会とたびたび衝突し、首相ポストを次々と変えるなど政治は不安定を極めた。98年には金融危機が発生し、ルーブルが暴落し、国民の不満が高まった。
 外交では「大国ロシア」を強調し、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大やユーゴスラビア空爆で対欧米関係が悪化した。
 対日関係では97年11月に橋本龍太郎首相(当時)とクラスノヤルスクで会談し、「2000年までの平和条約調印に全力を尽くす」ことで合意し、日露関係改善の流れを作ったが、期限内の条約実現はできなかった。


歴史を作った人物がまた一人この世を去りました。旧ソ連は冷戦下において日本とは友好関係を築け
ませんでした。対立構造の方が強かったですね。今も胡散臭さを感じさせる国でもあります。勿論領
土問題も存在します。日本との関係において、領土問題がもっとも解決に動いたのではないかと、思
わせたのが、このエリツィンと橋本時代だったようです。北方領土問題はこの時代には解決には至り
ませんでした。でも彼と橋本さんの関係には本当友好関係が見て取れました。今までとは違った日ロ
関係を構築できるのではないかと期待したものです。プーチンになってそのムードが後退してしまっ
たことは残念ですね。


ロシアの国内問題では、やはり民主化運動の旗手の側面でしょう。クーデターが起きて、ゴルバチョ
フ氏が監禁された時の彼の働きは、次世代のリーダー登場を予感させるものでした。ロシアの初代大
統領として、国内の経済混乱に十分な対策を施せなかった点では国民にとって良きリーダーとは言え
なかった、と思いますが、ソ連からロシアへの混乱期を兎も角乗り切ったという点では評価しても良
いのではないでしょうか。


いずれにせよ、彼らが活躍した90年代初頭は、世界がガラガラと変化していった時代です。世界中
が、これまで50年間の体制をドンドン変革させていった、稀に見る面白い時代でした。その時代に
本格的に学問の世界に身を投じた私にとって、興奮させられた時代でもあります。その時代を作った
一人が、この世を去ったということは、感慨深いものがあります。あの時代の問題がマダマダ解決さ
れず、更には国家間の戦争から、テロの時代へと変化していく中で、彼の政治家としてどのように評
価していくべきかは、正直良く解りません。ポスト・マルクスをどう評価していくのかは、20世紀
からの宿題なんでしょう。いずれジックリ考えたいものです。

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