将棋 郷田九段 2期ぶり挑戦者に 名人戦A級順位戦 3月3日23時25分配信 毎日新聞 第67期名人戦A級順位戦(毎日新聞社、朝日新聞社主催)の最終9回戦が3日、東京・将棋会館で5局一斉に行われ、郷田真隆九段(37)が7勝2敗の成績で羽生善治名人(38)への挑戦権を獲得した。七番勝負の第1局は4月9、10日、東京都文京区の椿山荘で行われる。 郷田は、プレーオフに持ち込むことを狙う木村一基八段(35)を降し、2期ぶり2回目の名人挑戦を決めた。 羽生と郷田はこれまで5回、タイトル戦で対決した。93、94、95年の王位戦、98年の棋王戦は、羽生の勝ち。郷田は01年の棋聖戦で初めて羽生を破った。 郷田は東京都出身で、90年にプロ入り。92年の王位戦で谷川浩司王位を破り、史上最低段位(四段)でのタイトル獲得記録を作った。07年の名人戦では森内俊之名人に3勝4敗で惜敗した。 タイトル獲得は棋聖2、王位1の計3期。妥協を排して鋭く踏み込む棋風は“剛直流”“一刀流”などと呼ばれる。 ◇谷川九段が残留 鈴木八段降級 一方、谷川浩司九段(46)は鈴木大介八段(34)を降し、4勝5敗の成績でA級の地位を守った。 負けた方がB級1組へ降級する谷川−鈴木戦は相振り飛車に。谷川は十七世名人資格者の底力を見せて大一番を制し、名人・A級の連続在籍を28期に伸ばした。A級通算4期の鈴木は2度目の降級。 もう一人の降級者は深浦康市王位(37)となった。A級通算3期の深浦は3度目の降級で、タイトルホルダーのA級陥落は初めて。【山村英樹】今年の順位戦も熱い一日でした。谷川先生のA級陥落があるのか、挑戦者は誰になるのか、が注目を 集めました。結果は上記の通りです。終わってみれば昨年昇級してきた2名が降級になりましたし、 ここ数年実力をアップさせている郷田9段の挑戦者決定という比較的穏当な結果になったと言って良 いでしょう。ですが、各局の内容はかなりハラハラし、難解な展開でした。 特に印象的だったのが、三浦さんが劣勢の状況下ではなった一着です。解説の渡辺竜王も話していま したが、まあ形作りだろうと思われたのですが、何と詰めろをかけていたのです。気付かずにポンポ ンと指していれば(普通の人はそうするでしょう)、あっという間の頓死劇。流石に森内先生は見抜い て冷静に対処していました。A級に対する執念を感じる一瞬でした。 対局を離れて印象が強かったのが、宮田五段です。終盤は宮田に聞けというフレーズで紹介されてい ました。終盤にはうってつけの人物…、と期待したのですが、危ないオタク的要素満載でした。解説 にきたにも拘らず、ほとんどコメントせずに黙って盤面を凝視しています。兄弟弟子の渡辺竜王もフ ォローしていましたが、そんなのお構いなしでしたね。渡辺さんのかなりキャラが強い方だと思って いましたが、それ以上の人物がいたとは…。所司門下生恐るべしです。 いずれにせよ、これで今期のA級順位戦も終了です。谷川先生が残ったことにホッとしつつ、また羽
生対郷田戦という名人戦では初の組み合わせも楽しみにしております。来月からの名人も要チェック ですね。 |
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