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誤解を怖れずに書くが、自分の子供が行方不明になってしまうような嫌な夢を時々みる。
夢の中では愛しい子がどこに行ってしまったかも分からず、うなされて目を覚ますと隣
で天使のような顔で寝ている我が子がいたりすることに安心するようなことが、子供を
授かってからの3年弱となるこれまで何回かあった。そんな悪夢を見た翌日には子供が
それまでにも増して可愛く見えて、愛情が深まることを実感する。
もしかすると、親としての愛情を深めさせるために人間の本能に組み込まれた感情が、
子供が行方不明になるような悪夢を見させているのかも知れない。そんなことをちょっと
思った。つまり、これは人間の脳の機能なのだ。
親でいることは不安なことだ。苦しい大病が子供を蝕むかも知れない、交通事故に遭う
かも知れない、犯罪に巻き込まれるかも知れない、やがて大人になる頃には環境汚染が
続いた結果として地球が人間の住める状態じゃなくなるかも知れない。正直な目で見ると
世の中は不安だらけだ。だけど、こうした親としての不安を少しでも解消しようとするなら
やはりまた子供を愛するしかないことに気づく。不安と愛情の間を行ったり来たりしながら、
僕という人間が親としてすこしずつ成熟しているように思う。
関東地方以外の方には馴染みが薄いかもしれないが、仏教に鬼子母神という伝説がある。
たくさんの子持ちでありながら他人の子を取ってきて食べてしまう鬼子母神に釈迦が罰
として鬼子母神の子を隠してしまう。子供と離れ離れになった鬼子母神は深く改心し、
やがて人々に祭られるようになる。
仏教が説く鬼子母神伝説は、僕が感じているような親としての不安感が歴史の中で口伝
として文化的に形成されたものなのかも知れない。
なんとなく、そんなことを久しぶりにブログで記事にしてみたい気持ちになった。
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お子さんを愛すれば故の心配が潜在意識となって夢に出るのでしょうね。僕の妻は子供が産めないので、僕に親の気持ちが本当にわかるか自信がないのですが、友人達の幼子を抱いたりすると、その軟らかさ、はかなさにちょっと切なくなります(変な表現ですが)。
ところで、「恐れ入谷の鬼子母神」とか「その手は桑名の焼き蛤」とかの表現は、昔の人のセンスの良さを感じます。
2009/6/15(月) 午前 7:04
お久しぶりです。
3歳になるとだいぶ自我が出てくるでしょうから、ある程度別人格を認めてやる場面も増えてきますよね。
お互いたのしく子育てをしましょうね。。。
2009/6/15(月) 午前 7:52
>Blackさん 子供を育てる経験が無くても、自分が親に育てられた経験から大人になれば誰でも親の気持ちは想像つくと思います。今の世の中はその上でも「子供が要らない」という選択肢をする人が多すぎます。昨日、外国の若者が少子化について討論するNHKの番組をやっていたのですが、「精子バンクを作って優秀な男性の子孫を産みたい女性に生ませればいい」というような提言をする中東の女性がいました。命が授かるものだという認識さえ薄れてきているようです。
で、「その手は桑名の焼きハマグリ」みたいな表現は昔の映画を観ているとよく出てきますよね。小津映画なんか観てると、女性が奥ゆかしい敬語で話していたりして、日本語が美しかったことを羨ましく思います。
2009/6/15(月) 午前 8:30 [ boeing787 ]
>Harryさん やっとそろそろ24時間の注視を必要とする感じでもなくなってきたわが子です。ハイハイを始めてから言葉をある程度話すようになるまでが一番大変でした。これを何回もされる子沢山の親御さんたちを尊敬しますです・・・
2009/6/15(月) 午前 8:32 [ boeing787 ]
きっと本能ですね!
Blackさんも書かれていますが、なんとなくせつなくなる時があります。専業主婦の私は、やはり昼間孤独になりがちなので、ブログやったり、近所のプレイグループに行かないと、不安が大きくなってきます。最近はだいぶ子供も一緒に遊んでくれるので助かっています。
こうやって書いているあいだも首にぶらさがっています。笑
2009/6/15(月) 午後 7:11
>Cheeさん 新しい命は生きていくことに前向きで、たくさんのことを親に教えてくれますよね。
夏に3歳になるうちの子も、ダァダにべったりくっついています。一体いつまでこんなに可愛くいてくれるんだろうな・・・高校生とかになったらオヤジ(元ダァダ)のことなんかきっと相手にしないんでしょうな。
2009/6/19(金) 午後 8:52 [ boeing787 ]