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現行の臓器移植法が施行されたのは、97年のことらしい。今でも15歳以上の成人の ばあい本人の意思が確認できれば、脳死と判断された場合に臓器提供が可能になる。 今朝の新聞一面記事によると、国会で0歳児でもドナーとなり、臓器提供が可能になる らしい。 現代の医学では臓器を移植するしか完治する方法が無い病気を持つ人には朗報となり、 脳死状態の患者を持つ家族には「脳死は人の死」と認定されたようで悲しいことに映る だろう。朝日新聞の社会面でもそうした双方の様子を取材し伝えていた。立場が違えば 同じ法律でも全く違うように見えることは仕方ないことなのかもしれない。 ところで、こうした問題を社会的対立のような立場だけで報道してしまい、それが国民 の論議として2極化してしまってよいものか?僕には違和感がある。まるで、臓器提供 を受けたい側と臓器を取られたくない側しか考え方のポイントが無いように感じる。 脳死が人の死であるかどうか?これは社会問題というより、倫理的・宗教的な問題だ。 生命維持装置をつけていれば生きている人間を「死人である」とみなすことが、私たち 日本人にできるのだろうか? 人間の意識が脳の働きだけであると考えるか、魂や心の 存在を身体とは別のものとして考えるか、そうした議論がまずされなければならない。 こんな大切な問題を、生命に関して全く素人ばかりしか集まっていない国会で決められ てしまって、いいものなのか? 僕個人は脳より魂の存在を感じており、「脳死が人の 死」であるという考え方はアメリカから「輸入」されたものだと思っている。 だから、今回の立法には少なからず反対の立場です。皆様、いかがでしょうか?
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植物人間状態の人に電気信号を投与すると失われた機能が回復するとの報告があったと思います。脳死が死とするならば全ての生体的機能が消失しなければならないと思うのですが・・・
現段階では根源的な部分が分かっていないだけと思います。
大変難しい判断だと思います。
2009/6/19(金) 午後 9:59
そもそも脳が身体全てをコントロールしているかということでしょう。答えはノーです。脳の一部が死んだ状態ならどうでしょう?
脳死ですか? 私はノーだと思います。
脳は死滅した部分に代替する部分を作るらしいです。
だから安易な判断は危険です。
2009/6/19(金) 午後 10:18
私も反対の立場です。
アメリカでもこの問題はいつもニュースになりますね。
sniperさんも書かれていますが、分からないことが多すぎますし、今の段階ではもっと慎重にいくべきと思います。
それに脳死であっても、家族の支えになっていれば、生きていることです。それを死と同等に扱うというのは、微妙な感じがします。
アメリカの自動車免許をもらうときに、臓器提供意思を問われるのですが、私はノーにしました。上記の理由と、あと臓器がどうしても売買というか、ビジネス化するのが嫌だからです。
難しいのかもしれませんが、人工的な臓器の発達に期待します。
2009/6/20(土) 午前 5:06
たしかにこのような繊細な問題を、国会で汚いオヤジ達が多数決で決めるというのに違和感を感じます。でも海外でしか移植の可能性のなかった病気の幼子を持つ親御さんには良いニュースなんでしょうね。
2009/6/20(土) 午前 7:25
よくぞ記事にしてくださいました。私も意見があるのですが、センシティブすぎて、記事に出来ないでいます。
少なくとも子供の臓器移植には絶対反対です。
移植は「他人の死を望む」という側面が必ず付きまといます。
2009/6/21(日) 午前 10:46
僕が脳死の状態になれば
使える臓器は使って欲しいと思います。
自分の意思で自分の体を
思い通りに動かせてこそ
生きているのではないでしょうか?
皆さんのコメントのとおり
非常に難しい問題だと思いますが。。。
問題提起してくれたことに感謝します。
2009/6/21(日) 午後 8:35 [ 里山舎 ]
>sniperさん 全盲のピアニストがコンクールで優勝して話題になりましたが、もし彼の目が見えていたのなら今とは別の人生を歩んでいたのかもしれませんよね。人間は機能の一部を失うと、そこを補うために別の能力が発達するものです。脳の機能もまさに同じなわけです。数十年後に現在を振り返ると「脳死状態にあった人間から臓器を取り出す行為をしていた怖ろしい時代」だったと思われる気がします。
2009/6/26(金) 午後 8:48 [ boeing787 ]
>Cheeさん 以前、日本で放送されたドラマで、日本の子供が臓器移植手術を受けに渡米して、アメリカの病院の医師が「日本の医療の古い考え方に風穴をあけてやる」という台詞を言ってから手術室に入るシーンがありました。テレビ局としては問題定義のつもりで製作したドラマなんでしょうが、臓器移植が医療だけの問題ではないことは洞考えても明らかですよね。魂の存在を信じるかどうか、宗教心として脳死状態にある人から臓器を取ることを容認できるのか、そういう議論が今の日本には足りていません。
2009/6/26(金) 午後 8:53 [ boeing787 ]
>Blackさん 再生医療の研究が進むと、そのうち頭だけが無い人間をナントカ細胞から作り出し、そこから臓器をとりだすような薄気味悪い技術も確立されるかもしれません。いや、そういう時代はもうすぐそこまできているみたいです。
遺伝的な病気でなければ、自分の細胞から万能細胞をつくり臓器にして、自己移植するような・・・そうなってくると医療というのはそもそも何なのかということも再議論しないといけなくなりそうですね。
2009/6/26(金) 午後 8:58 [ boeing787 ]
>Harryさん 万が一にも自分の子が病気になって臓器移植が必要になったら・・・そう想像すると心苦しいところですよね。僕は俗物なので、そういう状況になったら掌を返したように「脳死は人の死だ!」などと主張するようになるかも知れませんが・・・
2009/6/26(金) 午後 9:00 [ boeing787 ]
>里山舎さん 脳死状態になってから臓器提供をするのか完全に死亡してから臓器提供をするか、僕は後者だったら抵抗ありません。
特にHarryさんのおっしゃるように子供から臓器を取るのは反対です。脳死状態にあっても、ケアがあれば子供は成長します。それを法律で「死んでいる」と定義してしまうコトはむしろあってはならないことだと思います。
2009/6/26(金) 午後 9:13 [ boeing787 ]