私の思いと技術的覚え書き

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 朝の報道で、静岡県御殿場の部隊から、陸自の戦車が事故原発地へ向け出発したとのことです。
 先の記事でも記しましたが、放射線との戦いにおいて、本来敵弾防護のための装甲鋼板の厚さにより、多少でも効果があるだろうとのことだろうと想像します。
 出動した戦車は74式という前世代のものですが、車両前部にプロウ(排土板)が取り付けられたものの様です。これにより原発敷地内に倒壊、飛散した雑物を適当に排除し、今後の放水などの活動の機動性を改善しようというものでしょう。
 なお、現世代の戦車は90式で、これも北海道の多数を初め御殿場付近にも配備されていますが、あえて74式を投入した理由として想像されることを記してみます。これは、前世代戦車が敵戦車の超高初速弾である滑腔砲(かっこうほう)弾とか、携帯用対戦車ロケット弾(RPG-7など)に対して、防弾効果として無力さが露呈したことがあります。そこで、現世代戦車では、これらに効果的に対応するには単に防弾鋼板の板厚を増しても限界があるとして、複合装甲なる二種以上の材質が積層された装甲構造であると聞きます。この明細は、各国軍事機密なので明らかにはされていませんが、外側を防弾鋼装甲で、その内側をセラミック装甲という感じの様です。この様な理由もあり、複合装甲でない90式の方が、装甲鋼板の板厚もあり有利と判断したのかもしれません。

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