私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画,、乗り物系全般、好きのエンジニアの放言ブログです。

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システム設計の欠落

 近年、CO2問題などに起因して各国の高速鉄道を希求する動きから、我が国でも新幹線システムを諸外国へ売り込んでいるところの様です。ところで、アメリカからは、新幹線車両について衝突時や転覆(ロールオイメージ 1ーバー)時の安全性の諸データを求められたとのことです。これに対し、JR側では、過去40年間にその様な事故はないのだから・・・みたいな返事を行ったやに聞きます。
 確かに、ここ40年余りの期間、新幹線にはその様な事故はなかったのですが、間が悪ければあわやという場面はあったと思います。それは、1995年の阪神大震災では、早朝の運行前でしたから事故は生じませんでしたが、高架部分のコンクリート柱が多数崩れ大きな段差が生じましたから、運行中であれば相当な事故が生じたと思います。また2004年の中越地震では、走行中の新幹線が脱線し傾きましたが、これも運が良かっただけのことで、転覆し多数の死傷者が出ていても不思議ではなかったと思います。今次、震災では、運航中でしたが、地震の規模に比べ揺れの強さは小さかった様で、幸いなことですが新幹線車両の事故は聞いていません。
 以上の様に、どんなに精巧なシステムを構築したとしても、最悪の事故は起こるものと考えなければならないと思います。それは、たかだか過去40年間事故がなかったからなどの説明は、まったく説得力を持たないものと感じます。
 最近、生じた大手都銀のシステムトラブルも同様だと思います。現状システムがカバーできる限界を認識し対応していないのではと、素人考えながら思います。
 今次の原発事故も、未曾有の津波だったからでは済まされないし、取り返しの付かない猛毒を振りまきつつ、2週目を迎えようとしております。

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