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RRとはリヤエンジン・リヤドライブのことです。ところで、現在のクルマを概観すれば、FF車が8割を占めるのでないでないでしょうか。残りの2割弱をFRが、そして僅かなMR(ミド)とRRが存するのでしょう。
現在の日本車で、乗用車としてのRRはなく、RRとして残るのは大型バスだけというのが現状です。世界的に見ても、乗用車としてのRRを作り続けているのはポルシェぐらいでしょう。現在では、RRよりもMRの方がフェラーリやランボルギーニ、マセラティ等々のスーパースポーツカー方が多いのではないでしょうか。
さて、歴史を遡ると、日本のモーターリゼイションの黎明期のちょっと以前には、RRの乗用車が存在していました。それは、マツダR360クーペだとか日野コンテッサなどです。世界的に見ても、ヒトラーの国民車構想の命を受けたDr.ポルシェは、RR配置のフォルクスワーゲン Type1を設計したのでした。また、イタリア最大のCarメーカーであるフィアット社でも、FIAT500とか600など、RRを熱心に生産していた時期がありました。
その様なRR車も、重心が後輪寄りでトラクション(駆動力)が働きやすいという利点はあるものの、急旋回時におけるファイナル・オーバーステアという悪癖やエンジン冷却の問題等もあり、次第にFR車に置き換えられ、さらにFR車がFF車に置き換えられて来たと云うのが、自動車産業の歴史のあらましです。
ところで、Dr.ポルシェがオリジナルモデルを設計した、フォルクスワーゲン(以下VWと記す)ですが、Type1がビートルで戦後も永い期間製造が続けられました。オリジナルのプラットフォームにコーチしたカルマン・ギヤなどを含め、今でも愛する人は世界中に多いことと思います。
また、戦中には、Type1ベースの
ところで、VW・Type2と云うのはどんなクルマか判りますか? そうです、今で云うワンボックス・ワゴン(バン)車です。このクルマも、ユーモラスなスタイルと共に愛する方は多いことと思います。
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