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最近の車両のホイールベアリングには、ユニットベアリングというものが使用されつつあることは知っていました。現在関わることとなったBMW製ミニですが、テスト走行してみると右前部から相当大きな異音を発してします。考えられるのはホイールベアリングしかないということで、右前輪のホイールベアリングを交換することとなった次第です。
扱いディラーにて部品を発注、部品額32千円余りと随分高額だなあと思いつつ、交換作業を行いました。部品価格が高い理由として、従来ならベアリング単品で済むものを、ホイールハブまでを含めて一体製品にしていることやナックル部との結合フランジを持っていることなどだ
しかし、部品価格は高いものの、従来のナックル単体までにバラし、プレスで抜き取り、新品を圧入する作業は不要で、ナックルはそのままで、キャリパーとディスプレートくらいを外せば交換可能と作業は比較的簡単に済みます。
さて、再度のテスト走行で異音は解消されました。オリジアナルのミニ(ローバーミニ)は遙か昔に乗ったことがありますが、新生ミニの乗り味はどうなのか興味は尽きないところです。まだまだ短距離しか乗っていませんので大した評価はできませんが、オリジナルのキビキビ感は薄れたものの、ちょっと急転舵した場合等、なかなかクイックで剛性感ある走りは、BMWのしなやかさとは違う小気味いいものと感じました。
※写真は左側が旧部品、右側が新部品。
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それにしても日立金属の高性能冷間工具鋼SLD-MAGICのトライボロジー特性は凄いですね。先月の、日刊工業新聞の「プレス技術」で読みましたが、微量の油を塗ったセミドライ状態で、摩擦させると先端技術のDLCのような自己潤滑性(摩擦係数が下がる)が出るなんて。耐摩耗性もたかいのでコーティング費用分コストパフォーマンスがよく、耐荷重能も2500MPaと高強度でいろんな転動・摩擦・摺動部品に使えそうだ。まさにノーベル賞級の発明だ。
2013/2/17(日) 午前 10:30 [ 金型屋 ]
その2500MPaというのは相当応力換算で、ヘルツ応力に直すともう少し大きいのでは?
2013/2/18(月) 午後 0:22 [ 掘削工具屋 ]