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何でも米国の排ガス検査は20マンkm後の劣化がないことの証明までを求められといいます、20万キロ(125千マイル)走破するには時速100キロで突っ走り続けても83日を要します。平坦路でかなり低負荷な100キロ巡航と、急登坂やもっと高速の巡航によっても条件は相当に変化しそうです。
どうやらVWでは、この耐久テストに自信が持てなかったということの様です。そこで、試験モードでは正規の排気ガス浄化装置を最大限発揮させますが、試験モードを外れると。ほとんど基本制御のままとする安易な方法を選択してしまった訳です。
ところで、ディーゼルエンジンの排気ガス浄化性能ですが、近年のコモンレール導入における超高圧噴射や電子制御によりそれなりには、改善されてきてはいるんのでしょう。しかし、各国で高まるディーゼル規制は、後付け装置なしでの、審査パスはありえないのでしょう。
後付け装置としては、NOxとPMが問題となってきます。この内、PMはDPFでトラップし、溜まったら再燃焼させるというのが一般化した感があります。
NOxですが、クールドEGRなども併用していますが、あくまでも補助手段で、NOx触媒か尿素SCR方式の2種に大別される様です。大型トラックなどは、ほぼ全車尿素SCR方式を採用していますし、最近の乗用車系の小型ディーゼルも、この尿素SCR方式が体勢となって来ている様も感じられます。
しかし、尿素SCRは補充が必用となりますし、それなりのNOx触媒が開発できれば、それに越したことはないというのがVWの戦略だったと思えます。
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