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5年程前に、この動画を YouTube で発見して以来、何度見直しただろう。ため息が出る程、美しい姿態。製造後数十年を経ても、何ら古さを一切感じさせない、それは往年のイタリア・スーパーカー達と同様だ。しかし、著作権の問題からだろうか、YouTubeから当初はBGMが、その後は動画自体が見れなくなっていたが、今日見たら、誰かが再度アップロードしていたのを発見したので紹介したい。私は過去に早々にローカルディスクに保存していたので、見続けていたのだが、初めての方は見て感想を聞かせて欲しい。
この大空を羽ばたくスーパー・バスたるコンコルドが就航を止めてから何年になるのだろうか。そのスタイリングは、一流のデザイナーな作り上げたクルマの如く極めて流麗で、最も好きな航空機だった。
昔の設計だから、バイワイヤ機構もなかったかったのであろう。正副操縦士+エンジン担当の航空機関士の3名体制での運行だ。デルタ(オージー)翼後端に装着されたRR(PLC)・オリンポスエンジンは旅客機としては極稀なアフターバーナー付きだ。強力な推力により、音速マッハ2まで機体を加速させる。但し、戦闘機の場合でアフターバーナー運行は、数十分で千リットル単位の燃料が空になると聞くから、運行経費は極めて高くなってしまう。
デルタ翼のため、離陸および着陸時の姿勢が、かなり後方下がりの角度となる。そのための前方視界を確保するため、フロントガラス付きノーズが前下がりになる機構が採用されており、水平運行となるとノーズは上がりピンと機体本体と一体となり空気抵抗を低減させる。従って、水平巡行時はフロントガラスは2重となる構造となる。
このコンコルド、経ったの16機しか作られず、商業的には到底成功した機体ではない。約30年の商業運行中、大きな事故も生じず過ごしたが、最期に大事故を生じ、終焉の時を迎えた。それは、パリ・ドゴール空港を離陸する際、滑走路上の異物を主輪が跳ね上げ、主翼内の燃料タンクを突き破り、漏れ出たジェット燃料が排気口の高熱で引火しつつ、片側エンジンの停止からバランスを崩しつつ、離陸後僅かの距離で墜落するに至ったのであった。
このコンコルドの美しさと、悲しい終焉となった事故のCGが YouTubeにアップされています。BGMのサラブライトマン(とアンドレボチェッリ)の、 Time to Say Goodbye 歌声がベストマッチしている。
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美しい物は何年前の物でも不変ですね。
引退した機体も多くは各地で大事に保存されているようでせめてもの救いです。 この先もずっと歴史に残る事でしょう。
事故も機体起因でなく他機の落とした部品を跳ね上げた事が原因で不運な事でした。 開発当時アメリカも超音速旅客機を開発していましたが実用化できず、成功したコンコルドに衝撃波が悪影響を与えると難癖を付けてアメリカ領空での超音速飛行を許可せず大西洋の一部区間しか超音速飛行ができず、せっかくの性能を抑制された不運な機体でした。
日本も経済性から747の旅客型は全数退役してしまい、双発ばかりになってしまいました。 747の4発も優美でしたね。
2017/10/10(火) 午前 5:55 [ rd378 ]