私の思いと技術的覚え書き

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権威と権力

 最近読む本に「権威と権力」(岩波新書:なだい なだ著:1974著)で、感じたことを記したいと思います。どちらも良く聞く言葉ですが、平たく説明すれば以下の様なものでしょう。
権威
 世の様々な人や企業、組織など、一般に大きな、立派な、信用できると思う(思ってしまう)ものが発信する発言や情報ほど、何ら根拠はなくとも、信用性が高いと思わさせること。次にのべる権力がある意味強制的に従わざるを得ないのに対し、もっとソフトに受ける者に無意識のバイアスとして働く作用。
権力
 政府機関、官僚(警察、判事、裁判官など法務官僚含む)、企業組織内などで、上位者が下位者に対し、ある意味強制的に従わざるを得ない、ある意味命令に近い発信を受け手に与える作用。
 この内、権力は国、組織の統治や治安や秩序を維持するためには、ある意味必要でありますが、受け手となる者は、絶えず権力の乱用がないか確認する必要があるでしょう。
 一方、権威というものが、もっとやっかいなものだと思えます。安閑と意識しないで過ごしていると、何時の間にやらそのことが正しいと信じるに至り、民衆はその風にドリフトしていくのです。例を上げれば、大学教授が云っているから、そのことに精通した誰それが云っているからと、それだけで信じます。もっと酷い例は、CMだとか看板などで、有名人(芸能人、小説家など)が、全然その方の知らぬ分野のことを評価しただけで信じるとか、看板に宮内庁御用達だとかトヨタなど一流企業納入実績なんて記しているだけで、それなら自然に安心だと思う心理が働くことだと解説しています。最近、米トランプさんがさかんい使い、余の流行言葉とも感じるワードにフェイク(偽)がありますが、この権威を前提としたものが多く含まれる様に感じます。
 それでは、どうしたら、無用の権威やフェイクに欺されず、正しい判断を行えるのでしょうか。それには森羅万象に通じた知識を持っていればということでしょうが、それはあり得ぬことでしょう。仮に権威がありそうなAから受けた情報を、ある意味疑い、別の専門家であるBは、そしてCはどう捕まえているか、比較検討してみる必要は少なくとも必要でしょう。

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