私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画,、乗り物系全般、好きのエンジニアの放言ブログです。

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 昨今は、少なくとも我が国ではF1人気は往時のものは去り、それは私も同様だ。しかし、たまに Youtube でF1メカの解説動画を見ると改めて知ることも多い。

 写真は、Youtube のメルセデスチームのオッサンが、ブレーキローター片手に何か解説している場面だが・・・。そもそも、FC鋳鉄ローターなら、このサイズ(径と厚さ)で、片手で軽々持つことすら難しいだろう。カーボンディスクならではというものだろう。

 ところで。カーボン材といっても、モノコックとかサスペンションアームに使用されるCFRP材とカーボンディスクに使用されるC/C材と云われるものは、名前は同じカーボンでも似て比なるものだ。CFRPがカーボン繊維をエポキシ樹脂に含浸させて焼成させているのに対し、C/C材(Carbon Fiber Reinforced Carbon Composite:炭素繊維強化炭素複合材)は、カーボン繊維を圧縮成型した後、カーボンを含浸させ、超高温で焼成させたものだ。

 C/C材はスペースシャトルのノーズコーンとか主翼前縁にも使用され、大気圏突入では1600℃近くに達するそうだが、マッハ20を越える機体自身に生じる衝撃波に絶える高温強度を保ち、軽くて、熱伝導も銅と同等だという。

 何年か前、新装FSW(富士スピードウェイ)でCカーの1コーナー前のフルブレーキングの様子をチラと見た記憶が蘇るが、ディスクプレートが赤熱しているというより、赤熱したブレーキダストがホイール内で恐ろしく飛び散る様子だ。これなら、摩擦係数が十分高く、しかもディスクを削り込んで赤熱ダストを引き剥がして行く訳でフェードに強い訳だろう。しかし、摩擦係数はディスクプレート温度が800℃程度まで昇温しないと十分出ないと聞く。従って、市販車のカーボンディスクでは、C/C材の表面にセラミック層をコートしたものを使用し、低音での制動力を確保しているという。しかし、セラミックが同様に削り取れるとは到底思えないから、意味あるのかとも思えてしまう。もっとも、レーシングカーでは、1レース毎に交換する前提で短寿命でも良いだろうけど、市販車ではそうもいくまい。しかも、プレート1枚100万とかの話しを聞くと、余計にカーボン風が優れているのかとも思える。

 Youtube画像からはフロントサスペンションアッパーアームが見えるが、これはCFRPだろう。ところで、アームのボデー側のピボットが動く様な構造とは見えない。ということは、最低地上が恐らく5cm程度、サスストロークも数cmであれば、アーム自体の”しなり”で対応しているのだろう。

 それど、動画層のコックピット上部に新たなドライバー保護具としてロールゲージ様なものが付いている。これはHalo(ハロ)と呼ぶらしいが、まあカッコ悪いと感じざるを得ない。
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