私の思いと技術的覚え書き

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 昨年、淡島散策のことを記しているのですが、存外に感心を持って見て下さる方もいることを知り、今回は先の戦争遺跡たる「淡島海軍桟橋」と「淡島灯台」の2つのことを中心に紹介してみます。

 以下、写真の順序(1〜9)に沿って、補足コメントを記してみます。

①淡島の位置
 沼津近郊の方で知らない人はいないでしょうが、遠方の方向けに位置関係を地図で表示しています。沼津駅から海沿いに南下して行きますと、右手に円錐状の淡島が見えて来ます。沼津駅から直線距離で7km程でしょうが、道は海岸線が大きく湾曲していますので12km程の実走距離になるでしょう。
 なお、沼津近郊の方でも、淡島に上陸したことがない方などは、海軍桟橋だとか灯台なんか知らない方も多いと思います。海軍桟橋は、淡島の北端からやや左手上方に駿河湾に向けてほぼ垂直に付き出しています。また、灯台は淡島のほぼ北端、淡島ホテルの至近に寄り添う様にして設置されています。

②〜⑧海軍桟橋
 淡島海軍桟橋は、先に記した様に淡島の北端からやや左手上方に駿河湾に向けてほぼ垂直に付き出して設置されています。何故「海軍桟橋」と呼ばれるかということですが、この桟橋は船を着けるための桟橋でなく、先の大戦に備え、海軍の魚雷試射場として設置されたと聞いています。先の大戦時、沼津駅北の広大な敷地を住民は強制立ち退きさせられ、海軍工廠が設置されていたそうで。また、現横山トンネル近くの現第3中学校の地には、海軍技術研究所・音響研究部という施設が作られ各種研究が行われていました。この音響研究所の補助施設として、淡島、三津、大瀬崎などに付属施設があった様です。また、戦争末期には、米国軍の上陸作戦を予想し、淡島にはありませんが、淡島周辺の陸側には10以上の特攻艇格納用の壕が設置され、現在でも残っている姿を各所で見ることができます。

 なお、通船で淡島に上陸は、島の北端からやや右手寄りのマリンパーク桟橋かホテル桟橋の2ヶ所となります。ここから海軍桟橋および灯台に行くには、淡島ホテル内を通り抜けることは通常では不可能です。しかし、ちょうどホテルの裏を突き抜ける様に作られたトンネルが設置されており、これを突き抜けることで海軍桟橋至近に至ります。

 この海軍桟橋ですが、海に向けた桟橋の先端部に幅1m、長さ10m程の空洞が空いています。現在は安全のため、人が落下することがない様に柵が設置されていますが、往時はなかったかもっと背の低いものだったと想像します。この空洞から、魚雷(93式酸素魚雷など)を小型クレーンで海面まで吊り降ろし、発射実験を行っていたのでしょう。この駿河湾は、大して大きな湾ではありませんが、日本の湾では随一の水深を持っているとものの本には記されています。それは、湾の中央部付近をスルガトラフという2つの大陸プレート(ユーラシアプレートとフィリピン海プレート)の合わせ目があり、ユーラシアプレートの下にフィリピン海プレートが沈み込んでいることから海溝(トラフ)が出来ている訳です。そんなことから、陸から少し離れただけで急激に水深は深くなり、魚雷の爆発実験にも最適だったということでしょうか。また、上陸作戦を予想したのも、首都東京から100km程と比較的近いことや、大型艦や潜水艦が容易に入ってこれる水深を持つということだったと思えます。しかし、何故か現在に至るまでジェノサイド(民族虐殺)という非難も受けずに行われた広島および長崎への原爆投下により、我が国は敗戦を決意し無条件降伏したのであって、本土上陸作戦および特攻艇の出撃もなかった訳です。

 これら写真に淡島ホテル近くに各種モニュメントがありますが、ホテル内およびその近くから、島の各所にアート的モニュメントは数多いのですが、これらの話しは次回以降に記してみたいと思います。

⑨淡島灯台
 この無人灯台は、先にも述べた通り淡島の北端にホテルに寄り添う様に設置されています。なお、この管理はホテルには関係なく、海上保安庁の管轄物件となります。
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淡島散策 2018-08-18 記述

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