私の思いと技術的覚え書き

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大和引き上げを想う

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 沖縄特攻戦で破壊され沈没した戦艦「大和」ですが、引き上げの構想があるそうです。写真は水深345mに分断し散乱している大和の様子を示した模型ですが、これらを引き上げるのは大変なことでしょう。

 戦艦「大和」というと、姉妹艦の「武蔵」と共に、旧軍の時代錯誤の大愚行であるとの意見が強くあります。私自身も「大和」への強い思い入れはないつもりですが、最大最強たる不沈戦艦という、いわば旧軍のフラッグシップたる思いは理解できるものなのです。そして、巷記されている様に、戦後の我が国の造船技術の発展に寄与したことは間違いのないことだと感じます。

 全長の300m弱の大きさは、現在では驚くべき大きさではないですが当時としては最大ですし、1弾の発射に火薬を300kgを必要した例の46センチ砲を考えれば、船幅39mはミニマムな設計であったと云われています。

 同じく沈没した悲劇のタイタニック以上に、細かい水密区域を用意しており、舷側の最大板厚は41cmに達する鋼板(多分ボロン鋼でしょう)が使用されていたそうですが、結局多数の魚雷攻撃を跳ね返すことは出来なかったのです。

 対空防御も写真で見る高射砲のお化けみたいな姿だけじゃなくて、煙突内に直撃弾を受けた場合に備えた、蜂の巣鋼板なる特殊鋼板までを開発して使用していたと云います。

 しかし、総排水量7万トンで、主砲の3連砲塔1基だけで2千トンを超えたといいますから、こんな船の総てを引き上げるのは、極めて困難なのでしょう。

追記
 「大和」は呉の海軍工廠で、屋根と壁に囲まれた専用ドッグで秘匿しながら造船されたそうです。二番艦の「武蔵」は長崎の三菱造船所で造船されていますが、シュロの葉で覆われ秘匿されたと云います。この辺りの事情を書き表したのが吉村昭:著の「戦艦武蔵」ですが、だいぶ昔になりますが、関心しながら読んだ思い出があります。


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