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昨日の東電作業員(下請け会社でしょう)の被爆問題ですが、本日になって放射線管理者(これは東電社員でしょう)の周知漏れがあったと報じられました。東電では、「情報共有が不足だった」と釈明しています。しかし、うがった見方ですが、もしかしたら緊急事態との観点から、そして元請けが下請けを見下げる意識からの、半ば故意的なものではなかったのかという思いを持ちます。
そして、この期におよんで、事故原発の緊急避難処置の現場指揮者は東電なのかを知り驚きました。現状の東電および関連会社社員はもちろん引き続き作業を行うのは当然でしょう。しかし、現場統括指揮者は社外から適任者を置くのが当然のことだと思うのですが・・・。
統括指揮者には、テレビで自信たっぷりに解説している大学教授に・・・という訳にはいかないでしょう。彼らの様な評論家でなく、原発プラントの広範な知識と沈着冷静な判断力を持った方ということになるのでしょう。例えですが、映画「アポロ13」知る主席管制官ジーン・クランツ(役者:エド・ハリス)みたいな方が理想と思えます。
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2011年03月26日
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都市は飢えないという説があります。古今東西、農産物を産する田舎は飢饉に陥ることは多々あったが、負け戦での戦時下を除き都市が飢えることはなかったと云うものです。その理由として、都市には富と権力が都市に集中しているからというのです。
今、NHK見ていたら、今次の原発事故がチェルノブイリより大きいのか小さいのかということを、解説員が比較表のフリップを使って説明していましたが、まったく下らん論議と思います。現在進行形で福島原発の1〜4号機は、アン・コントローラブル状態で、放射能を垂れ流し続け、復旧への道筋も見えていないのが事実であり、その様な比較論は意味のないことは明かです。
話を戻しますが、日本の原子発電所・原子炉数は55あるそうです。これらの設置場所は全国各地に散在しますが、概観しますと都市と云われる地近くにはなく、居住なされている方には失礼ですが、いわゆる僻地と云われる地にあるのが大多数と感じます。
今次、原発事故においては、原発に内在されるリスクの大きさというものが、皆が思っていたレベルを遙かに超えて大きいことが実感されつつ推移しています。このリスクが僻地に集まっていると云うのは、先に述べた都市は飢えないの類似構造の力が作用した結果ではないのかとも思ってしまいます。つまり、富と権力がリスクを地方の僻地に押し付けた結果ではないのかということです。
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