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先日、タイミングチェーントラブルが復旧したR56・N14エンジンですが、走行中にチャイム音と共にウォーニング表示のトラブル発生です。しかし、エンジンの調子になんら不具合は感じられず、エンジン内部のメカニカルトラブルではない様子です。
早速、ダイアグテスターを接続してスキャンすると、以下の表示が出ています。
2A88 Bypass blow-off valve plausibility 当方の英語力がないせいもありますが、バイパス ブローオフ バルブ plausibilityてなんだということで、plausibilityの意味を辞書引きすると、「もっともらしさ」とか「妥当性」とかと記載されています。そうなると、文意が余計に判らなくなってきます。まあ、ブローオフバルブの関係する不具合なんだろうということで、先に進みます。
本件トラブルは、ダイアグテスターでエラークリアできますが、数回空吹かしをするだけで、再エラーの表示となります。それも、アクセルを踏んで、離した際エラー表示となります。正にブローオフバルブが動作するタイミング通りです。ということで、まあ原因はブローオフバルブだろうなと、分解前に部品手配を済ませました。
手配部品名はソレノイドバルブ 11657593273 約\8,000也です。
本日、部品交換を行いましたが、内6角のボルト3本が緩み防止材が塗布され固定されています。先日、購入していた小型ソケット&トルクスセットが非常に役に立ちました。小ぶりなラチェットハンドルと刻みの細かいラチェットギヤは、動かす範囲が限定されているところで威力を発揮します。また。7mmソケットは、インテークホースバンドなどの弛め締め付けに、センタリングし難いマイナスドライバーより使い易いと感じます。
さて、取り外したブローオフバルブですが、外した途端に、バルブ部が分離してしまいました。新品と比べてみると、バルブの周辺を囲む樹脂部が欠損してありません。おそらく、破片はエンジン内に吸い込まれてしまったのでしょうが、樹脂の小片ですから、問題は生じなかったと思えます。これがワッシャなどの金属部品であれば、ターボ・ポンプインペラの破損とか、インテークもしくはエキゾーストバルブやピストンヘッドの損傷すら招きかねない問題になります。
新部品に交換し、エラークリアを行い、空吹かしを繰り返すも、ウォーニングが点灯することはなくなりました。
追記
時々見掛けるチューニングカーで、ブローオフバルブの「ブシュー」という動作音がありますが、あればバルブ動作時に圧力を大気開放しているからです。今回記事のエンジンもそうですが、市販ノーマル状態のブローオフバルブは、圧力をターボの吸い込み側へ戻しておりインテーク回路内で循環させてます。従って、例の動作音はほとんど聴き取れません。 |
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2015年08月10日
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写真は、JR御殿場線の富士岡駅で西(沼津)方向を眺めたものです。ホームの右側に土盛りされたちょっとした岡状の部分があります。しかも、この岡、先の方が高く見えます。これは、知る人は知る「スイッチバック」の遺構なのです。
明治22年(1887年)に国家の大プロジェクトとして東海道本線が全線開通したそうですが、その時の本線は今の御殿場線だったのです。それは歩く東海道は箱根山を越えた訳ですが、とても急登坂で鉄路は不可能、トンネルをぶち抜こうにも、数十キロにも及ぶ掘削はとても不可能という理由から、御殿場線のルートが決められたのでしょう。
さて、冒頭の話に戻りますが、奥に行くほど高くなっている様に見える岡ですが、この岡の上面が水平なのです。つまり、対比する本線路面が傾斜(沼津方面に下っている)から、その様に見えるのです。
開業当時の東海道本線は、当然蒸気機関車に列車が牽引されるものでした。しかも、御殿場線など、長い登坂が続く地域では、沼津駅で先頭機関車の前方にさらに機関車を連結(重連)し、登坂路に挑んだのした。しかし、登坂傾斜路の駅に停車した場合、再発進が不可能となることから、ポイント前方まで行き過ぎ、後退してポイントで支線に分岐して水平なホーム位置に引き入れ停車することで、再発進を容易にしていたのです。
この登坂路における再発進不可ですが、駆動力は十分あるのですが、車輪が空転してしまうことによります。レールと鉄輪の摩擦係数は0.3前後でしょうか。これが自動車の様なゴムタイヤでしたら0.7程度ありますから、スイッチバックなしでも発進可能だったかも知れません。もっとも、雪積時のクルマも同様の事態になりますが。
この御殿場線のスイッチバックですが、富士岡駅の沼津方向となりの岩波駅の方が、もっとハッキリとした形が残されています。その他、東海道本線時代は大幹線路でしたから、上下専用の複線化されていました。その時のトンネルとか河川橋梁の遺構が、これらは神奈川県側に多く残されていることを知ります。
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