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これから先もだが、正体不明なものを手に入れたときにはそれを鑑定することが必要になる。

もちろんボルダックのお店でも鑑定依頼は出来るが、相応の代金が必要になる。


いまいる仲間には、この鑑定をできる者がいない。

なので彼らがまだ一緒に旅をしていな仲間の一人である者が、この鑑定をできる能力を持っていたのだ。


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ヤフオク(??)は新米のビショップだ。

ビショップは能力として、魔術師と僧侶の魔法を覚えることができる。

その代わりに成長は誰よりも遅く、序盤でパーティーを組むには体力その他で辛い部分があった。




まずは属性も同じ「善」であるため、仲間に入れるのはとても簡単だ。

コレが相手が「悪」の属性であればいったん「善」の仲間は地下に行って、後から合流するしかない。

仲間の一人とを宿に残してヤフオクが仲間に加わった。



「死んでなくてなによりだね。」 

言葉は冷たいが口調と表情はとてもやさしい。



彼が今回旅をするのは、降り立った地点だけだ。 鑑定を済ませばすぐにまた宿で待機することになる。


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LUMIXは彼に拾った鍵を渡した。


敵が来ないかきょろきょろとしながらLUMIXは鍵を見ていた。



「大事なものなのかねぇ・・・」

LUMIXは話しかけるがヤフオクは返事をしない。


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鑑定という作業は意外と時間がかかるものらしくヤフオクは黙ったまま鍵を見ている。

さまざまな角度から見ては一人でぶつぶつとなにやら呟いている。


僧侶のラフロイグは、はっきり見えるのがいいのならミルワでもかけようかなと思っていた。





                「うん、わかったよ!」


鑑定するのも初めてだったせいか時間はかかったが、ようやく彼はそれが何であるか解ったようだ。


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それは銀の鍵だった。 でも銀色にはまったく見えないくらいにすすけて汚らしい鍵だ。




「でも・・・鍵が使われたような傷とかがないんだよね・・・」

ヤフオクはそれをLUMIXに渡しながら言った。 どうやら儀礼的もしくは持っているだけでも

効力があるのかもしれない。



「そこに行きましたという”しるし”のようなものかもね。」



まずは鑑定という作業も経験したみんなは地上に戻り、ヤフオクと別れて再び巨乳と合流した。


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彼らは地下1階の探索を無理なく効率よく進めていった。

初めて通る道はゆっくりと。 鷹がそれを地図に書き込んだ後は小走りにそこを通っていった。



たまに遠くで同じ探索をしているであろう者たちの、がちゃがちゃとした音が聞こえる。

もしも通路ですれ違っても話すこともなかった。

互いに汚れた格好で薄暗いそこは、余計に顔色も悪く見える。


後列で歩く魔術師の両手には、見たことのない武器や巻物があった。

・・・あれはどこにいけば見つけられるのだろうと巨乳は思った。

でもたくさん持つのはきっとくたびれるだろうとも思ったのであった。

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