WJCC支援会

ワシントン日本人教会と片岡先生を支援する会です。

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わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。

マルコによる福音書940

  先週の月曜日にワシントンインターナショナル日本語教会の西郷先生ご夫妻と昼食のお交わりの時を持ちました。多方面にわたる精力的な活動をされ続けているだけあって、とても今月末に引退される先生とは思えない姿が印象的でした。私が徳島にいた時も、特に神父・牧師同士では超教派の交わりがあったので、何か懐かしさを感じつつ元気をいただいたひと時でした。
ほとんどどの日本語・日本人教会が「超教派」ということを掲げて歩んでいますが、やはりその牧師や集う一人一人の背景がその教会に反映されているのも事実です。それはキリストの体と言われる教会に与えられた豊かさです。その体がばらばらになってしまわないためにも、対話というのがいかに大切かを思わされます。
今日の御言葉の新共同訳聖書では小見出しに「逆らわない者は味方」とつけられていますが、岩波書店から出されている翻訳聖書では、「他派の悪霊払い」とつけられています。ちょうど先日の韓国語教会で開かれたミッションフォーラムや、西郷先生ご夫妻との交わりがあったので、聖書本文の前に目に留まってしまいました。しかし、「他派」というとキリスト教の他教派という意味合いが強いですが、ここではもっと広い意味で捉えてもよいだろうと思います。伝統的にはこの箇所は、「よそ者(outsider)の奇跡行為者」と呼ばれてきたためです。つまりキリスト教会の枠からも外れて目を向けて見つめるべき仲間がいるということです。
ちょうど先日読んでいたある書物が、ボンヘッファー(ナチス・ドイツの時代に生きたルター派牧師)とキング(公民権運動を率いたバプテスト派牧師)の共通するものを語っていたのですが、その二人に共通していたのは、ガンジー(非暴力・不服従によって社会正義を実践したヒンドゥー教徒)への強い憧れと尊敬でした。キング牧師は、「イエスは私にメッセージを下さった。それに対しガンジーは私に方法を教えてくれた」と有名な言葉を残しています。そしてこの三者に共通していたのが、山上の説教(とくに「汝の敵を愛せよ」)にみられるイエスを強く慕っていたことでした。
ガンジーは次の言葉を残しています。(マタイ5:43-45を見て)「私は思った、これは人が幼い頃学ぶことだ。確かにこれはキリスト教ではない。私が知って理解していたことと言えば、キリスト者であることは、片手にブランデーの瓶を持ちもう一方の手には牛肉を持つ、ということばかりであったからだ。しかし、山上の説教はこのイメージを変えた。・・・私は、山上の説教はキリスト者としての生を生きたいと望む人にとって、キリスト教のすべてを表している、と思った。山上の説教を通じてイエスは私にとって慕わしい者となった」。

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