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映画の話

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これはかなり期待した映画だった。
 
ストーリーは荒いがなかなかだ。
ものすごい短編をよくもふくらませたものだと感心できる。
 
しかしこれはいったい誰をターゲットにしているのだろう。
子どもではないはずだ。
大人、といってもそれはどうだろうか。
僕のようなSF映画オタクかな、やっぱり(笑)
 
劇場公開映画のレベルにはないと思う。
 

レポゼッションメン

これもかなり期待した映画だ。
 
「ガタカ」の頃から注目しているジュード・ロウ主演。
あらすじもなかなかいい。
「マイノリティ・リポート」のような雰囲気がある。
ダークな世界観をもったSFは僕のもっとも好むジャンルだ。
 
……結論。
まあまあ面白かった(笑)
最後のどんでん返しが、傑作「未来世紀ブラジル」と同じなのはご愛敬だろうが。
話にもう少し肉付けが必要なきらいはあるし、中盤の逃走劇あたりはちょっとダレてしまうが。
 
やはり短いというのが一番だ。
これぐらいの質の映画は短くないと引きつけが保てない。
「コンタクト」は逆で長尺を感じさせない勢いがあったが。
 
小説を映像化しただけでも誉めるべきだろうか。
その小説にしたところで、二番煎じという感は否めないのだが。
 
 
期待してDVDを観たのだが……。
 
結論から言うと、B級である。
プロットには非常に魅力を感じた。
崩壊した世界。
一冊の本を届ける男(しかもどこかは本人もわからない)。
それをねらう組織。
 
中盤まではかなり物語世界に引き込まれていた。
しかし本の正体に気づいてから、急速に興味が失われていった。
アメリカ人的発想の権化だ。
「エンジェル・ハート」というミッキー・ローク、デ・ニーロ競演のサスペンスがあったが
あれも最後の最後で腰砕けだった。
映画自体が悪いのではない。
日本で公開しようと決めた配給会社やバイヤーがどうかしていると思う。
キリスト教が浸透している社会でなければ、その驚きもカタルシスも半減だ。
 
デンゼル・ワシントン演じる主人公だけがなぜ超絶な力を持ったのかも
神の力程度しか説明がない。
元々、Kマートの店員だったくせに(笑)
 
本の正体については、一応最後にどんでん返しがあることはあるが
十分予測可能なものだった。
 
せめてもの救いは短かったこと。
これで無駄に長かったら、悔やみきれない。
 
B級映画として観れば、良質であると言えるだろう。
そのわりに共演者が豪華だけれど(笑)

バトル・ロワイヤル

遅ればせながらⅠ・Ⅱを観た。
ⅠもⅡもう〜ん。
 
不必要な暴力シーンが多すぎるし、しかもリアルすぎて不愉快だ。
 
発想はおもしろいが、展開のさせ方が自分としては合わなかった。
 
僕はいくら映画だからといって
リアリズムのかけらもないものはダメなのだ。
BR法なんてものが制定される背景が弱すぎる。
「リアル鬼ごっこ」にもいえることだが
初期設定の妙だけで映画にしましたって感じ。
(「リアル〜」は小説だけど)
 
余談だが、この映画が訴えているものっていったい何なのか。
これを見て喜ぶのはいったいどんな客層なのか。
Ⅱについてはそれが少し明確になったように思う。
しかしそれだけに設定が持つ不気味なパワーは見事に失われた。
 
思うにこういった類の作品は小説や漫画で十分だと思う。
文字だけだと成立するイメージ世界が、映像化したとたんに陳腐になる。
漫画なら許されるいい加減さも、映画では痛いだけだ。
 
日々子供たちと接している僕から言わせれば
現実の子供たちはあんなに酷くないし、またあんなに甘くもない。
 

ハンコック

これは……大作の名を借りた駄作だろう。
ウィル・スミス、シャーリズ・セロンという2大スターに
ストーリーが食われた格好だ。
 
ハンコックのイメージアップを図る序盤はありきたりだがよかった。
しかし後半の話はいったい何だ?
それまでのくだりはいったい何のために?
 
久しぶりに時間の無駄だと感じた映画だ。
これが売れたのはなぜだ……。
 
この前に見た「スター・トルーパーズ」に匹敵する。
学芸会レベルの特撮作品だった「スター〜」と
ストーリーが見事に破綻している「ハンコック」。
もの凄い金を使った今作の方が罪は重い。
 
このところウィル・スミスの映画でおもしろいのがない気がする……。
 

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