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なぜ、こんなにキレやすい人が増えたのだろうか?
「自分だけが理不尽な目にあっている」と被害妄想意識が強く
自分が傷つくことの過度の恐怖心から
些細なことでも怒りをあらわにする人たち。
我慢する力が育っていない。
過保護に育てすぎたからだ。
そう世間は言うけれど、確かにそうした面もあるとは思うけれど・・・
香山リカは「キレる大人はなぜ増えた」という著書の中で
権利意識の高まり、肥大化した自己愛、成果主義のストレスが
その原因ではないかと分析している。
人は孤立したり、孤独になると
自己愛が肥大して自己中心的な思考になりやすい。
ものの見方や考え方が偏ってくるからだ。
人と関わることで、自分の考えかたも客観的に評価できるようになる。
だから、ひきこもりの子どもには偏った考え方や、
自己愛やプライドが過度に強い子どもが多い。
キレる人が、ひきこもりをしているとは思わないけれど
自己愛が肥大化している原因として
人間関係が薄く、表面的な傾向も影響しているのではないだろうか。
それから、権利を主張するのは自分に自信があるからこそ主張しているというよりも
自分に自信がないからこそ、小さなことにも文句を言うという部分もある。
「弱い犬ほどよく吠える」ということわざもある。
些細なことでも傷つくような自尊心の低さから
先手を取って反撃せざるを得ない。
たぶん、キレやすい人というのは、自信のない人が多いのではないだろうか。
自信がないのは、自己肯定感が弱いからである。
そんな風に考えると、キレやすい人が増えているのは
今の社会が自己肯定感や、自尊心を持ちにくい社会になってきているからではないかと
私は考えている。
自己肯定感というのは、誰かに自分を受け入れてもらうという経験から育つ。
自信というのも、自分を尊重し受け入れてくれる存在があって
「今の自分でもいいのだ」という気持ちがあるからこそ持てるものだと思う。
だから、自分を信じるということは人を信じるということと繋がっている。
自分を大切に思ってくれる誰かがいて
自分を理解し受け入れてくれる誰かがいる。
そういう信じられる存在がいることが、人を信じる気持ちに繋がるし
自分を信じる気持ちに繋がってゆく。
だから、自己肯定感を持ちにくい社会というのは
人を信じられない社会ということにも関係することで
単に忍耐力が不足しているという個人の問題で片付けるようなことではないのかもしれない。
(長くなりそうなので、続きはいずれまた。)
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「自己肯定」
すぐに周りにいる人たちと比較してしまうので
私は、どちらかというと低いですね。
自己解決型なので、それも原因なのかも知れません。
若かった頃より「人は人、自分は自分」って自信を持って
思えるようになった。
でも、以前に、あすなろさんが仰っていた
「人に助けを求める」はいつも頭の片隅に入れておきたいです。
私の中で何かが変わる気がしています^^
2011/3/22(火) 午後 0:58 [ labilabi ]
labilabiさん、ありがとうございます。
以前おっしゃっていた「自分の軸」を持つこと。
自分の判断基準というか、自分にとって何を大事にするかという基準。
そういうものをきちんと持つことって大切ですね。
自分なりの基準がないと、周りの評価や基準に流されて常に不安定になってしまいます。
2011/3/22(火) 午後 7:08