虎×不死鳥 〜暗月再分明〜

Jリーグ開幕! 「明日のために 今、走る」

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 昨日、

「コパ・アメリカ辞退。思うところは少なからずあるものの、最後には、致し方なしと諦める思い。誰もが納得できる答えがないなかで、なんとかして出場を願っていたけれど、最終的には、海外組を一定数集められないとわかった時点で、止め。」

 とツイートして(「止め」は「とどめ」と読みます、いちおう)、あとは、これまでに至る経緯と個人的な雑感をツイートしようと思っていたのだけれど、140字の制限と、それをいくつも投稿しなければならないことを考えると、Twitterじゃなくブログで書いたほうがいいな、と。

 しかしまあ、これまでに至る経緯というのは、冒頭にリンクした、小倉会長と原技術委員長の会見内容とJFAが発表した文面を読めば、ある程度は理解できる。
ただ、どちらも、「海外組召集」に関して主に焦点を当てているためか、Jリーグとの選手派遣についてのやり取りについては、あまり触れられていない。

 僕は、はじめの「辞退申し出」をする前に、
「Jクラブの『辞退要請』が原因でコパアメリカ不参加が決まったとしても、Jクラブを非難するのだけはしないでおきたい。Jクラブも各々が厳しい。日程だけの問題でなく、経営的な面においても。それでも今、各クラブは義援金集めなどに精を出してくれている。 」(3月22日)
と、ツイート。
その気持ちに今も変わりはないし、むしろ、Jリーグ側はその後、少しの譲歩は見せてくれた。「海外組が過半数以上集まれば」と。

 ただ、やはり不透明なところもあるのは確かで、そこから邪推や憶測が生まれ、「Jは選手を出すべきだ」「Jから選手を召集するべきだ」との声も少なからず聞こえてくる。
 今、こういう時だからこそ、そのような大きな大会に日本代表が出場する意味がある、と言う人もある。
 国内のサッカーファンの間でも、それぞれのサッカーを見る角度、立場から、三者三様のことと思う。
 だからこそ、Jリーグとの交渉においての説明も、ある程度はして欲しかったな、という思いは残る。

 明るみに出ない真相というものも、当然あると思う。
 ただまあ、そこのところを勘ぐってここに書いても、詮無きことと思う(そういうことは現場のライターさんたちの仕事であって)。
 だからもう、個人的には、誰(どこ)を責めるというでもない、そういったものすべてを含めて、致し方なし、だと思っている(思うことにしている)。


 あまりまとまったことが書けないどころか、もう面倒臭くなってきた。
 僕だってそらあもう、セレステ・イ・ブランコの熱烈なファンでもあるから、こういう大きな機会をみすみず手放すことに、悲しみを覚えている。本気のアルゼンチンと戦うとなれば、あの98年のW杯以来ということになるのだから。
乗りに乗っている今の日本代表が、コパ・アメリカでどのような戦い、結果を残してくれるのか、夢想するだに、今でもまだドキドキ、ワクワクしてしまう・・・・・・。

 ところで、そのアルゼンチン代表には、ダレッサンドロは召集されるだろうか?
 召集されたらされたで、また僕の、惜しい気持ちが湧いてくるのは目に見えるのだけれど。

 独占放送が決まっていたNHKにとっても、日本代表の辞退は大きな痛手。
 それでも、放送される分においては、それを目一杯楽しみたいと思う。

 最後に、今回の辞退を受けてのザッケローニ監督のコメントを引用して、きたる9月のW杯予選の日本代表に、希望を託したい。
 あと、自国の代表チームにしか興味のないような人には是非、Jリーグも応援してほしいと切に願う。

「コパアメリカを辞退することになったが、JFAの決断を尊重している。JFAをはじめFIFAやCONMEBOLなどが、日本の参加のために、意欲的に動いてくれたことに心から感謝をしている。今年は、震災によってこれまでにない例外的な年となってしまい、こうした苦渋の決断をしなければならないことになったのではないかと感じている。当然、我々は、前を向いていかなければならないし、ワールドカップ予選という大切な試合に向けて集中し、全力で準備をしていきたい。」
 まずは、5日に決勝戦が行われた『JFAプレミアカップ2011』、京都サンガF.C.U-15の優勝を喜びたい。
 関西地域第1代表として、そしてなにより前年チャンピオンとして臨んだ今大会。1次ラウンドを2勝1分の1位で通過し、決勝ラウンド、準決勝では優勝候補と目されていた清水を1−0で破り、そして決勝戦、1次ラウンドでは同組で引き分けに終わっていた横浜F・マリノスジュニアユースを、1−0で下した。
 決勝戦のみ、JFAのテクニカルライブ映像で観ていたのだけれど(それもほとんど後半しか観ていないのだけれど)、前半のうちに先制し、後半は守勢に立つ時間が多かったなかで、選手たちは本当に粘り強く戦っていた。準決勝の清水戦でも同じような展開となり苦しんだようだが、この試合でも結局、無失点に押さえている。今大会を通じて(5試合)京都サンガU-15が喫した失点は0(得点は14)。その結果、大会MVPにはGKの若原大志が選ばれた。
 ちなみにベストイレブンにも、DF平山悠大、MF奥川雅也、FW大西勇輝が選ばれている。
 見事二連覇を達成した京都サンガU-15は、今年も8月に開催される『マンチェスター・ユナイテッド・プレミアカップ・ワールド・ファイナルズ』への切符も手にしたことになる。優勝の喜びはこの世界大会への出場権とともにあると言っても過言ではなく、やはりこの年代で世界のサッカーを体験できる機会を得られるというのは、かなり大きいことに違いない。この若きイレブンたちの挑戦が、京都サンガ全体の糧となるように・・・・・・。そう願って、夏のイングランド遠征も、楽しみにしておきたいと思う。

 ちなみに、大会の模様はJFA TVで見ることができる。

 さて、長男のトップチームのほうである。
 4試合を終えて1勝1分2敗の14位、成績だけを見ても、予想以上の苦戦である。
 大木監督の目指す「観ている人が楽しめるサッカー」の実現もまだ遠く、前節でも大幅な選手変更を行うなど、模索する状態が続いている。今季から採用された3−4−3の布陣、戦術の浸透にも、まだまだ時間が掛かりそう。
 まさに今、一戦一戦を戦いながら、チームを一から作り上げる苦しみを味わっているわけだが、そんなサンガにあって、仮にもJ1から降格してきたチーム、対戦相手チームが目の色変えて挑んでくるのは当然で、それがまた厄介でもあるように感じる。それもまた、サンガの越えなければならない壁なのかもしれないけれど。
 とにかく、また明日にも試合がある。鳴門での徳島戦。アウェイ3連敗は避けなければならないし、ゴールデンウィークの3戦で1勝もできずにいるわけにはいかない。なんとか勝って、次節以降に弾みをつけたい。

続きというか、本題はこちらで。こちらでは些か感情的に書く。


 録画放送を観ていると、本当にそれまでの雨が嘘だったかのような太陽の下で選手たちはプレーしている。通り雨があり、試合開始時間が遅れ、ピッチも少し水を含んだが、大きな影響はなかったように思う。

 試合は、前半3分にセットプレーから中村(充)のゴールで早くも先制したものの、その後は攻めあぐね、拮抗し、逆にセットプレーから失点して、前半を同点で折り返す。後半に入っても、どうにも決め手がなさそうだと思っていたら、14分、密集地帯をパス交換で抜け出した久保(なんと!)が、冷静に流し込んで、これが決勝ゴールとなった。

 逆サイドのゴールで起こったことゆえ、ゴール直後は誰が決めたのかわからなかったのだが、アナウンスが「クボ」の名前をコールした瞬間には、少し鳥肌が立った。混戦でぐちゃぐちゃしたところを無理矢理押し込んだようにも見えたゴールは、帰ってきてテレビで確認すると、いやはや素晴らしいゴールだった。
 このJ初出場初スタメン、17歳の久保のゴールで、サンガは今季初勝利をあげた。

 それにしても、若い。久保だけでなく、みんな若い。ただ年齢が若いだけでなく、プロ選手としてのキャリアも若い選手たちばかりだから、本当に若いチームだと改めて思う。
 ちなみにこの日のサンガのスタメンの平均年齢は、上がGK水谷の30歳から下が17歳の久保までで、23歳。ベンチも含めると22歳にまで下がり、その若さは歴然。
 そういえば、Jでサンガの最も輝いていたあの2001〜2002年のサンガも相当に若かった。あの時のサンガとはずいぶん戦力、状況は異なるのだけれど、あの時よりも若い今このチームが、どのような変貌を遂げていくのか、この一試合だけではなくこの一年だけでもない、来年までというでもなく、その先の先まで、本当に長い目で見守っていきたいという気持ちが、この初勝利を見届けてしっかりと僕のなかに根付いたように思う。

 不安な面は多々あるものの、だからこそ一試合毎に成長していく姿を強く感じられる。それは選手個々、チームとしてだけでなく、京都サンガF.C.全体に通じるものであってほしい。応援し”続けられる“チームになってほしい。そうして着実に、ファン、サポーターを増やしていってほしい。
 まだ少し肌寒く感じる陽気のなか、午前のうちに家を出て、京セラドーム大阪へ足を向けたのは昨日のこと。
 火曜日、オープン戦、招待券、京セラドーム大阪、京都市営地下鉄、阪急電車、JR環状線、試合開始13時、オリックス対日本ハム、前日の酒、重箱に入ったいなり寿司・・・・・・その他諸々、結局、いなり寿司の分だけ傾いて、まあドームならそんなに寒くもなかろうし、ガラガラの球場でなら普段聞こえないような打球音や捕球音、選手らの声が聞けるし、オープン戦とはいえそんなプロ野球を観たいと。遠足気分の初めて野球を生観戦する相方にもちょうど良いのではないかと。そんな、なんか言い訳がましい感じで、それでも現地観戦というだけで否応なく高まるものはあり、なんだかんだウキウキしながら球場入りした。

 試合序盤こそ、オリックス先発木佐貫の制球の定まらないところを日ハムが突いて、三回までに0−3(一方の日ハム先発は八木。安定してた)。隣で相方も選手の一挙一動に感嘆の声を漏らしたり、拍手したりしていた。四回以降、これといって大きな展開もなく、まあ結局スコアもそのままでゲームセットしたんだけれど、試合が落ち着き始めた頃には、相方は普段飲まない(チューハイとはいえ)酒を飲んでいる! 本人曰く「楽しくなってきたから、飲みたい気分」だったそうだが、それを口にして以降、予想通り、睡魔と戦っていなさった。3塁側の内野席で観ていたのだけれど、この日はやたらと3塁側にファールボールが飛んできて、相方も最初は大声挙げてビビッていたのであったが、途中から慣れというよりは酒のせいでそれにも慣れたらしく、ボールが近くに飛んできても「アッ」とも言わなくなった。

 肝心の(?)試合のほうでは、オリと日ハムの和製大砲(T-岡田と中田翔)やイ・スンヨプにバルディリス、絶賛売り出し中の駿太、日ハムのほうでも新外国人がどんなプレーを見せてくれるのかに注目していたけれど、特筆すべきことはない。
 昨日観ていたなかで「オオ〜ッ」と唸らされたのは、オリの二塁手後藤の背面グラブトスを目にした時・・・・・・それくらいかな。あまり集中して観ていなかった証拠でもある。
 当然、両チームとも早い段階での継投で(吉野誠も二番手で登板!)、オープン戦ではまだ打者の調子も上がっていないと思われるから、第三者的に期待していた白熱したゲームとか大味な試合という展開にはならなかったのは致し方ない。

 それよりもなにか、もともと少し肌寒かった球場内が、試合が進むにつれてどんどん寒くなっていくのには参った。試合が終わって外に出れば、朝の「少し肌寒く感じる」などは嘘だったような、相当に冷え込んでいて風も冷たく、ハイボール一杯しか飲んでいない身体も一瞬のうちにして醒めて、震えながら帰路に着いた。
 昨日のナビスコカップ決勝は、面白かった。リーグ戦や天皇杯とはまた違った雰囲気で、どこかお祭り的な盛り上がりをみせていた。けれど、一つの頂点を決める戦いとしても、それ相応の好ゲームだったんじゃないかと。
 後半開始早々に逆転に成功してからの広島の、あの守り方は拙かったと思うけど、一発勝負の決勝では、ああいう戦い方になってもしゃあない部分はあるかな。それにしても、後半、あれだけ両サイドを磐田に牛耳られたら、同点に追いつかれるのも時間の問題やと思ったけど、まさにその通りになった。全体を通して、磐田のほうが落ち着いた試合運びができてたんやと思う。

 ところで、その国立競技場、メインスタンドから見て右側のゴール裏に陣取った広島の応援団がTV画面に映し出される度、なんや寂しい気持ちにさせられた。というのも、もうちょうど十年くらい前の元日か、サンガ応援団もあそこに大挙して詰めかけた時があったんやなぁと、いらぬ感傷が湧き起こって、やめておけばいいのに現在のサンガの有様を思い、寂しい通り越して侘びしくもなりかけた。

 そのサンガについては最近、秋田監督について、ニッカンでは「続投白紙」、報知では「来季も続投」と、真っ二つに分かれてるんやけど、現状、どっちが嘘もホンマもないと思ってる。もうすぐ(たぶん次節)降格も決まるやろうし、そうしたら、どういう方向性で行くのか、少なくとも監督の去就についてはすぐに明らかになるやろう。
 個人的には、秋田監督には退いてもらって、長期的視野で、チームの底から強くしてくれるような(できれば)実績のある監督を迎えてほしい。前日本代表監督の岡田さんに依頼するかもしれんという報道もあるけど、岡田さんには過去二回、断られてるらしく、あまり現実的ではないかな。
 フロントが変わらなければ監督人事についても一向変わらないままやとは思うんやけど、フロントが変わるのを期待するよりも今は、新しい監督がサンガの新しいサッカースタイル、方向性を打ち出してくれるほうに期待する。そう考えると、加藤久さんは、まだしばらくサンガに残っててほしかったけどなぁ・・・・・・。

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