狼の山の魂

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樹木の心

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**木 心 歌**
 
幼木の頃に倒れかけた木は、
悪戦苦闘の毎日を耐え続けた。
ギリギリの窮地を踏ん張り続けた。
長い長い年月に亘り、
周囲との相関を絶妙至極に刻刻と予測しながら、
隣木への配慮距離を絶妙至極に刻刻と予測しながら、
己自身のバランスを絶妙至極に刻刻と予測しながら、
結果として見事な曲線を描きながら成長を続けた。
そしてバランスを取り終えると次なる予測に向かった。
そして今は、やっとやっと真っ直ぐに伸びている。
もちろん地中の根は、同じく絶妙至極の張り方だろう。
地中の根の姿も、本来とは異なる独特のものだろう。
この写真は、一本の木の苦闘の物語である。
一本の木に秘められた大自然の叡智の証である。
 
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■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:01:11 ≫
 
<< 木 心 >>
 
今が一年で一番寒い時期だ。
この森の夜明けは零下20度レベルに入っている。
この記事をUPしたら犬たちの運動が待っている。
まだ真っ暗だから、頭にヘッドランプを着けて開始する。
酷寒の中で山を登り始めると、暫く息が苦しい。
なにしろ尋常な寒気では無いから、身体も驚くのだろう。
そしてここは標高が高いから、多少は空気も薄いのだろう。
何度かボトルの水を飲んで息を整える。
「気付けの水」だが、これが非常に効くのだ。
そしてだんだん、息が落ち着いてくる。
犬たちはいきなり全力疾走で身体をほぐすのだが、
彼らの強さにはまったく驚嘆する。
彼らと較べれば、この自分など虚弱動物である。
だが彼らには及ばずとも、頑張らねばならない。
なにしろこの森の冬を乗り切るには体力勝負である。
とにかく酷寒は「体力を奪う」のである。
酷寒の中では、どんどん体力を消耗していく。
身体が弱れば、おそらく一気に風邪を引くだろう。
そして風邪どころでは済まなくなっていくだろう。
そうすれば我家はアウトになるから体力勝負である。
だが疲労が蓄積して身体が動かない日もある。
仕事から帰って、いよいよ森に入った時、
疲労困憊の日には車を停めて、暫く気持を整える。
世話を開始すれば、何時間もノンストップだから、
その前になんとか気力を取り戻さねばならない。
小道の途中で車を停めて木木を眺める。
森の木木たちも懸命に頑張っている。
それがありありと伝わってくるのだ。
その木木たちの中に、「三兄弟」が立っている。
前置きが長くなったが、今日はその三兄弟の話である。
 
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木は、そこを動けない。
それが木の運命だ。
だが木は、それを嘆かない。
その定めを真正面から受け止める。
その定めの中で究極の努力を続ける。
僅かな可能性に向かって全身全霊で生きる。
木に潜む大自然の叡智が、その木を助ける。
大自然の叡智が木と一心同体となって生きる。
木がそこに生きているということは、そういうことだ。
 
森の小道から入った場所に三兄弟がいる。
その松の木は三兄弟で生きているのだ。
一本の根元から、三兄弟が育ったのだ。
それぞれは、本来と違って細い幹になった。
だがそれぞれに、雄雄しく立派に生きている。
それは大自然の叡智が描く絶妙の立姿だ。
三兄弟は、お互いに生きていけるように、
お互いに絶妙な配慮を努力し続ける。
それぞれが絶妙な方向を探っていく。
それぞれが絶妙な方向に伸びていく。
お互いに慎み深く、お互いに努力しながら、
お互いに生きていける道を探っていく。
一瞬一瞬に、不断に延延とそれを続ける。
一瞬一瞬に、共生の探索が続けられていく。
その結果が、絶妙のバランスを描く幹である。
だが単なる角度だけの問題ではない。
そこには無限に複合要素が関わってくるから、
そのあらゆる要素に対して刻刻と対応していく。
無限に変化する条件の中で刻刻と修整されていく。
その「計算」は、想像を絶した超難度領域である。
なにしろ刻刻と無限変化する条件の中で成長するのだ。
その中で刻刻と正確無比な答えを出していくのである。
とにかくそれは、人智の領域をはるかに超えている。
スーパーコンピュータでも足元にも及ばないだろう。
スパコンは与えられたデータの範囲で計算するが、
そのデータを元に精密な予測もするだろうが、
その範囲では驚異的な能力を発揮するだろうが、
つまりはその範囲内での話となる。
大自然は「無常」であり、一瞬一瞬に無限に変化する。
一瞬一瞬の無限の変化とは、もはや想像を絶した領域なのだ。
森羅万象の全てが刻刻と関わる果ての無限変化なのだ。
その想像を絶した領域で、三兄弟は生きてきた。
大自然の叡智の元に精妙極まる成長を果たした。
そしてそこには、生きる使命を果たそうと頑張る「意志」がある。
そこに意志があるからこそ、大自然の叡智が宿るのだ。
その絶妙の立姿を、心からリスペクトする。
その偉大な意志に、心からリスペクトする。
大自然の不可思議な叡智を眼前にすると心から感動する。
<<写真だとその「バランス」が見えないかも知れない>>
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:02:03 ≫

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<2008年2月21日>

木に意志があることを、強く感じる。

森にいて、いつも木たちを見ているから、強く感じる。

木々は凄い。 凄い精神力の持ち主だ。

どんな状況にあっても、渾身の力で生きているのだ。

彼らは、そこを一歩も動けない。

最初から、決定的な運命に縛られている。

だが、彼らは愚痴らない。 嘆かない。

たとえそこが過酷な場所であっても、1%の可能性に賭けて生き抜く。

たとえ本来の姿とは変わり果ててしまっても、堂々と胸を張って生きている。

だが、それだけではない。

木々たちは、互いに配慮し合って共生している。

その配慮が、絶妙だ!! その配慮が、実に見事なのだ!!

木々を仰ぐと、互いに間合いを取っている。

互いに枝を干渉させないように、絶妙に枝の方向を変えているのだ!!

枝ばかりでなく、幹さえも曲がり、その姿を変えていく木もある。

さすがに「カラ松」は真っ直ぐにしか成長できないから、

その場合には隣の樹木が姿を変化させて、互いに生きれる環境を作り出しているのだ。

木々たちは、自分だけが生き延びようとはしない。

自我を抑え、互いに譲り合い、共に生きる道を探していく。

もし主張ばかりしていたら、共倒れになってしまうことを知っているのだ!!

それにしても彼らの枝の付き方や枝の方向は、とにかく絶妙だ。

木々たちの互いの間合いの取り方は、とにかく絶妙だ。

彼らを見ていると、人間の思考など「幼稚」としか思えない・・・


森を歩いていたら、奇妙な木に出会った。

カラ松の倒木だった。

その倒木の「枝」が、天に向かって立派なカラ松に成長している。

倒れた幹の、一番根元の枝が、そのまま天に向かって成長し、遂に立派な幹になったのだ!!

そしてそれは2本の幹だった。2本の枝が共に頑張って、2本の幹に成長したのだ。

倒れた母は、今も生きている。 立派に成長した息子の大地となって今も生きている。

2本の息子たちを成長させるには、よほどの養分を与え続けたはずだ。

倒れた母は、ほんのわずかに土に触れた根から、懸命に養分を汲み上げ続けたのだろう。

地に倒れながらも、遂にあきらめずに、子を育て上げたのだ!!

私は思わず合掌し、一心に祈った。 その母子の姿に胸を打たれたのだ。

**** WOLFTEMPLE ****

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