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Suite Bergamasque_03 Clair de Lune C.A.Debussy 月の光 作 曲 C.A.ドビュッシー 「ベルガマスク組曲(全4曲)」の中の一曲です。 1890年(28歳頃)の作品で「ベルガマスク」とは北イタリアのベルガモ地方の農民の生活という意味合いを持ちますが、このタイトル自体と作品が決定的に結びついているわけではないようです。 「月の光」は初年期のドビュッシーの秀作といわれ、曲の完成度の高さ、 美しさはさることながら、一瞬たりとも違和感を与えずに情感豊かに仕上がっています。 印象派の初期の作品として、題材そのものを抽象的絵画のように捉えることが多いようですが、 一説によると、この曲は歌曲のピアノ曲化であり、中間部クライマックスの音の動きは水(噴水のような)の流れを表しているようです。 ドビュッシーは、この曲から10年前に一連の歌曲を作曲しました。 これは、人妻ヴァニエに対する熱情から生まれ、 とても18歳の青年とは思えぬほどの高いロマンティシズム、センチメンタリズム溢れる作品です。 このヴァニエ夫人のための歌曲(36曲のうち20曲以上を夫人に献呈した)の中に、 ヴェルレーヌの詩に曲をつけた「月の光」があります。 そのため、このピアノ曲の「月の光」も、ヴェルレーヌの詩のイメージを無視することはできない、 といわれています。(諸説有) ドビュッシーといえば印象派の先駆的存在として知られていますが、
ロマン派の影響を受けた、わかりやすい叙情的な曲を多く書きました。 フランス人らしい洗練された書法の上に輝く個性を放っています。 |

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