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未知との遭遇 〜 7inch EPに録音された ジャズの 批評と研究

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Lana Cantrell(vocal,p)  with Franz Conde Quartette Rec.1961
■オーストラリアにおけるジャズの歴史は1920年代に遡ると言われ、事実名実共に世界的にも認められているミュージシャンも多い。私的には1980年代を中心に活躍したピアニストPaul Grabowskyの諸作を楽しんだ記憶がある。また女性ピアニストJudy Bailey が1962年に録音したピアノトリオの名作<You&The Night&The Music>(豪CBS)が再発され当時話題になったこともオーストラリアン・ジャズが注目された要因の一つだろう。ここで紹介するシンガー&ピアニストLana Cantrellは、シドニーで活躍したベーシストBert Cantrellの娘として生まれ、家族のほとんどがミュージシャンという音楽一家で育った。17歳の頃からTVショーにも出演し その美貌も相成って人気を得ていたようだ。この作品は そんな彼女のファースト・リーダー作でお馴染みの曲を含め、決してテクニックで聴かせるタイプではないがノンビブラートでエモーショナルにそしてスインギーに美声を聴かせている
軽快なリズムに乗ってクールに歌う「In the still of the night」、しっとりと歌うバラード「I don’t know why (I just do)」は漂うセンチメンタルな雰囲気が魅力的である、スタンダードの中でも人気の曲「It’s been a long long time」、ラテンテイストでドラマチックに歌う「I’ve never left your arms」は私的ベストテイク。ジャケ、内容、適度なレア度も備えたコレクターズアイテム的1枚。
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