ここから本文です
未知との遭遇 〜 7inch EPに録音された ジャズの 批評と研究

書庫全体表示

記事検索
検索

全187ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

★GLORIA VAN (RESERVE-USA)★




Gloria Van(vocal) Earl Backus(g) Remo Biondi(g) Bob Acri(p) 
Al Poskonka(b)  Rec.1958
■1920年Ohioで生まれる。1940年代後半から1950年代中頃のビッグバンド全盛期に活躍、Art Van Dam QuintetやJohnny "Scat" Davis bandをバックに歌っていた時期もあるようだ。またTV番組<Wayne King Show>のレギュラーシンガーや多くのラジオ番組にゲスト出演するなど人気を得ていた。他に共演者にはGene Krupa, Hoagy Carmichael, Hal McIntyre等が名を連ねる。彼女の夫Gloria Lynnもグレンミラー楽団の専属ミュージシャンとして活躍していた。晩年は1990年代までステージに立つなど歌うことへの意欲は尽きなかった。この7inch EPは彼女の最も輝いていた頃の歌声が聴ける貴重な1枚である。彼女のハスキーでほのかな哀愁が漂うバラード「SWEET WILLIAM」、Barbara Leaが1957年のアルバムでも歌っていたミディアムテンポでスイングする「AM I IN LOVE」共に管楽器が入っていない小編成のコンボがバックを務めており 彼女の歌声や息遣いを感じることができる甲乙つけがたい魅力的な2曲である。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3
  


この記事に

開くトラックバック(0)


Anna Moffo(vocal)  Piero Umiliani(p)  Livio Cervellieri(ts) 
Gino Marinacci(bs)Berto Pisano(b)Giuseppe Conte(ds) Rec. 1960
■1932年アメリカ生まれ 欧米を中心に活躍したソプラノ歌手・女優のAnna Moffoがジャズにアプローチした1枚。日本においてはオペラ歌手としての認知度が高く美声と美貌で評価も得ていた。ここでは全曲Gershwinの曲を取り上げ彼女の個性と実力を存分に発揮した聴きごたえのある作品に仕上げているが、ジャズファンからの評価は賛否別れることだろう。彼女をサポートするバックミュージシャンの豪華さは彼女が只者ではないことを暗示している。お馴染みの曲ばかりであるが彼女の音域の広さがそれぞれの曲に新たなアプローチにより新鮮に聴こえる。Gino Marinacci(bs)などのソロも作品自体をジャジーな雰囲気に仕上げている。「The Man I Love」「Miracable You」「Fascinating Rhythm」「It`s Wonderful」を収録。
イメージ 1


この記事に

開くトラックバック(0)


Henry D Cain(p) Will B Scott(b) Al Coleman(ds)  Rec.1973
■1960年代にChicagoで活躍しArgo等に録音を残す同名のグループとは異なる、Indianapolisで短期間活躍したピアノトリオによるグループ(The Three Souls )の珍しいリーダー作。バップの香りを残しながら小気味よくファンキーに そしてソウルフルにスイングするB面「Herby's Tune」はなかなかの好演である。A面はゴスペル〜ソウル系の女性シンガーAretta La Marreが熱い歌声を聴かせている。
イメージ 1

この記事に

開くトラックバック(0)


Wini Beatty(vocal,p) Bob Bain(g) Morty Corb(b) Rec.1956
■アラカンサス州生まれの女性ジャズ・ピアニスト・ボーカリストWini Beattyは音楽学校卒業後、DJのAl JarvisによりLeonard Featherに紹介されプロの世界に入る。彼女は1940年代後半から活躍し録音を残している。この7inch EPは彼女の代表作と言われる1枚でLOSERS WEEPERS(喪失の悲しみ人?)というタイトルがついている。アメリカのジャズファンにもお馴染みの好盤であるがハードカバーのジャケットが揃っている事は極めて珍しい。彼女のバラードにおけるしっとりと感情込めて歌うデリケートなスタイルはジャズ・ボーカルの魅力を存分に味わうことができる。囁くように呟くように歌う「I'm Through with Love」は終盤の電話のベルが鳴る演出も記憶に残る。幻想的なムードで歌われる「Pousse Cafe」は彼女の歌唱力が発揮されている。お馴染み「It Never Entered My Mind」「Come Spring」は思わず聴き入ってしまうバラードで彼女の魅力が存分に楽しめる。全4曲どれもが素晴らしいバランスのとれた作品である。彼女の控えめなピアノプレイも魅力的であるがホーンレスの伴奏が見事にマッチして彼女の歌声をサポートしている。
イメージ 2


イメージ 3
    


イメージ 1
 


この記事に

開くトラックバック(0)


Gay Jones(p)  Bob Edwards (b)  Keith Purvis(ds)  Rec.1960's
■1950年代よりシアトルで活躍したピアニストGay Jonesの数少ない作品。少々縦乗りの小気味よい転がり具合がご機嫌なスタイルでナイトクラブでの演奏が似合いそうな雰囲気を漂わせている。ベース&ドラムはピアノのサポートに徹しており前に出ることはない。「Swinging On Nothing」とアップテンポのシナトラも歌った1922年Fred Fisherによる「Chicago」を収録している。
イメージ 1


この記事に

開くトラックバック(0)

全187ページ

[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]

[ 次のページ ]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事