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未知との遭遇 〜 7inch EPに録音された ジャズの 批評と研究

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Wini Beatty(vocal,p) Bob Bain(g) Morty Corb(b) Rec.1956
■アラカンサス州生まれの女性ジャズ・ピアニスト・ボーカリストWini Beattyは音楽学校卒業後、DJのAl JarvisによりLeonard Featherに紹介されプロの世界に入る。彼女は1940年代後半から活躍し録音を残している。この7inch EPは彼女の代表作と言われる1枚でLOSERS WEEPERS(喪失の悲しみ人?)というタイトルがついている。アメリカのジャズファンにもお馴染みの好盤であるがハードカバーのジャケットが揃っている事は極めて珍しい。彼女のバラードにおけるしっとりと感情込めて歌うデリケートなスタイルはジャズ・ボーカルの魅力を存分に味わうことができる。囁くように呟くように歌う「I'm Through with Love」は終盤の電話のベルが鳴る演出も記憶に残る。幻想的なムードで歌われる「Pousse Cafe」は彼女の歌唱力が発揮されている。お馴染み「It Never Entered My Mind」「Come Spring」は思わず聴き入ってしまうバラードで彼女の魅力が存分に楽しめる。全4曲どれもが素晴らしいバランスのとれた作品である。彼女の控えめなピアノプレイも魅力的であるがホーンレスの伴奏が見事にマッチして彼女の歌声をサポートしている。
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