ここから本文です
未知との遭遇 〜 7inch EPに録音された ジャズの 批評と研究

書庫スペイン (Spain)

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]



■スペインのモダン・ジャズ学生バンド?にしては素晴らしい演奏で楽しめてしまう1963年録音の1枚。編成は中編成で特にホーキンスばりのテナーソロはなかなかの腕前で聞き惚れてしまう。メンバーのクレジットがないのが残念だがジャケットの魅力も含めプロ顔負けの演奏は、さすがにヨーロッパ・モダンジャズ黄金期の録音だけあって躍動感に溢れている。ダンサブルにスイングする「UNISONO」、曲名どおりのリズムが新鮮な「BOLERO EN GRIS」、大胆にスイングする「TWIST A GOGO」、歌謡調のアンサンブルによるテーマが印象的な「SONAMBULO」とスルーするにはもったいない1枚。このバンドにはもう1枚作品があるらしい。
イメージ 1

この記事に

開くトラックバック(0)




■SpainのギタリストEythor Thorlakssonの1964年録音の1枚。彼は50年 代からSpainを中心にヨーロッパ諸国で活躍した。彼のギターはClassic〜JAZZ〜POPSを吸収した柔軟なスタイルでしっかりしたトーンでスイングする。この作品ではサックス、フルートを加えたSEXTET編成で乗りの良いモダン・ジャズを演奏している。コッテリしたテナーサックスと爽やかなフルートがシンクロする「Club 37」、ボッサのリズムにのって哀愁を感じる旋律をフロントがソロを展開する歌謡調の「Sao Paulo 」、Thorlaksson(g)のアップテンポでのテクニックが光る「Guitarra festival」「Azul azul」の4曲を収録。全曲に参加するフルートがアクセントとなり新鮮な印象の作品に仕上がっている。
イメージ 1

この記事に

開くトラックバック(0)





■メキシコのドラマーで50年代初頭のルイス・カラスのオーケストラでデビュー。アルゼンチン、スペイン、フランス等で活躍。ラテン・ジャズドラマーの代名詞的な存在で数多くの作品を残している。彼の叩き出すリズムは躍動感に溢れハードバップ・テイストと融合して素晴らしいモダンジャズとして楽しめる作品も多い。中でもこの7inch EPは希少性と内容からコレクターズ・アイテムとして人気が高い。残念ながらコンボによる作品としてリリースされておりQUINTETのメンバーはクレジットされていない。その実力のほどは針を落とせば納得のいくところ。暗示的なドラムソロからフルートがワルツ調のテーマを奏で熱を帯びたトランペットのソロから再び変拍子のリズムに乗ったフルートが魅力的なソロを聴かせる「Marcha de los dioses」、ファンキーなテーマから熱いハードバップが展開される「Lamento amoroso」はトランペットのソロに酔う。アップテンポで乗りまくる「En el mercado」はテナーサックス等のフロントのソロ、終盤のCONTRERAS(ds)のドラムソロも素晴らしい。最後の曲は「Visnu」との記載があるが「Marcha de los dioses」と全く同じテイクが収録されており意図するところは不明である。過去にこの作品を所有する3人のコレクターに確認したがどれも同じ内容であった。下の写真は、この作品がリリースされた際に配布された販促用の広告で内側には収録曲の楽譜がプリントされている。
イメージ 2
 
イメージ 1

この記事に

開くトラックバック(0)


Martin Carretero(el.g) & COMBO Rec.1960■SpainのギタリストによるJAZZ〜POPよりの作品。両面ともお馴染みの曲がメドレーでCarretero(el.g)のソロをクローズアップして演奏されている。特にA面の「Orfeo Negro(黒いオルフェ)〜Pequena Flor(小さな花)」の哀愁のメロディーの連続からエキゾチックな「Mustapha」、そして短いながらベストテイクでもある「Mack the Knife」での圧巻のテクニックによるスインギーな演奏はインパクもある。B面も泣きの旋律が堪らない「Look at that Moon」から トロヒ゜カルなラテンのリス゛ムに乗ってCarretero(el.g)が弾きまくる「Pedazinho De Cielo」「Marjolaine」「When」と継なぎ幕を閉じる。
イメージ 1

この記事に

開くトラックバック(0)



Pedro Parraga(bs) Wladimiro Bas(as) Mariano Sierra(tp) Jani Rigo(p) Santiago Perez(b) Pascual Campos(ds) Manolo Sierra(g) Rec.1957■1950年代にスペインで活躍したモダンジャズ・グループBLUE STARSの希少な作品。内容はウエスト風のアンサンブル重視の演奏であるが、短いながらも随所にフロントのソロも聴く事ができる。特に全曲でクローズアップされるJani Rigo(p)のバップ・スピリットを感じるソロはこの作品一番の聴きどころ。お馴染み「All The Things You Are」「Lallaby In Birdland」、テーマからの艶やかなBas(as)のソロが魅力の「Las Tres De La Madrugada」、モンクの曲のような繰り返されるテーマにParraga(bs)がアクセントをつけフロントが絡む。終盤のRigo(p)のソロにハッとする「The Creep」と楽しめる1枚である。レーベルはTeTeの7inchの名作を輩出したZAFIROである! 赤いクラッシックな車のデザインもマニアには嬉しいジャケットかも知れない。
イメージ 1

この記事に

開くトラックバック(0)

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事