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未知との遭遇 〜 7inch EPに録音された ジャズの 批評と研究

書庫中南米 (Latin)

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Lucho Macedo(p) and his  Group Rec.1960'
■ Lucho Macedoは1930年南米ペルーのリマ生まれのピアニスト。サルサ、マンボ等ラテンパッション溢れるプレイは非常に魅力的であるが、ジャズピアニストとしての知名度は無いに等しい。彼をリーダーとしたグループLa Sonora De Lucho Macedoにより録音された作品は数多いが、最もMOD・JAZZに近づいたのは切れ味鋭いブラスによるテーマから Lucho Macedo(p)による圧巻のソロが聴ける「MAMBO JAZZ」を収録した この希少な作品だろう。この一曲のために入手したい1枚である。ダンサブルな「MICRO CUMBIAS」はボーカルを加えたカリビアン系のワールドミュージック。
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Erwin Wiener(p) & orchestra Rec.1971
■ブラジルの企業がノベルティとして配布した1枚。演奏は1950年代〜1970年代を中心に本国で活躍したピアニストErwin Wienerをソリストとしてフューチャーしたオーケストラによる2曲が収録されている。Erwin Wienerは元々ジャズに拘って演奏していたわけではないが、ブラジル音楽界では著名な存在であったようだ。彼のパッション溢れる粒立ちの良いピアノプレイは爽快で気持ち良い。ご存知 Francis Laiの名曲「Theme from love story」は ストリングスに導かれ至福のテーマをErwin Wiener(p)が綴っていくバラードでそのままわずかにテンポが上がり「The airport love theme」に移行する 軽音楽的な演奏である。聴き所はside-Bである、「Take me Back to piaui」 から「Pra Comeco De Assunto」への流れは冒頭の乗りの良いピアノも素晴らしいがダイナミックなブラスアンサンブルの合間に聴こえるソロも実に気持ち良い。
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Los Chicanos(p) BeBe(b) PePe(ds) Eugenio(as)  Lupe (per.vo) 
Rec.1962
■南米チリのTVショー、クラブ、キャバレーで活躍したゴットマザーLos Chicanos率いる息子2人、娘2人のファミリーグループの自主レーベルからのファーストアルバム。ジャケットの風貌やファッションからも読み取れるようにナイトクラブでの派手なエンターテイメントも売りだったらしく、特にドラマーのPePeはKing of Drumsとも称され演奏の中心的存在で名実共にこのグループの核であったようだ。地元では人気を博していたようだがここまでマイナーなメンバーだと履歴などは知る由もない。さすがに常にクローズアップされていただけあってPePe(ds)の豪放な太鼓がなかなかの躍動感で迫る「CARAVAN」、フラメンコとジャズの融合がなんともエキゾチックな「LA MACARENA」は娘のLupe (per.vo)がボーカルでも参加し演奏を盛り上げる。
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Mexican JAZZ BOSSA Group. Rec.1968
 Magazine "novelas de amor" 's Novelty only.
■メキシコの雑誌<Novelas de Amor :愛の小説>にノベルティとして付いていた7inch EP。内容は全曲フルートがメインソリストとして素晴らしいソロを展開するJAZZ BOSSAで残念ながらミュージシャン等詳しい情報の記載はない。Salvatore Adamoの名曲「Mi Gran Noche」は魅惑の旋律からフルートが自由奔放に奏でるソロが素晴らしい。Burt Bacharach の「Una Oracion por Ti(I Say a Little Prayer)」も誰もが耳にしたことがあるだろうお馴染みの哀愁を帯びたメロディを見事にジャズ・ボッサに仕上げている。Teddy Randazzoによる「Perdiendo la Cabeza(Losing your head)」とMenescal y Boscoliの名曲「Barquito De Papel(Little Boat)」は、まさしく鳥がさえずるがごとくのフルートによる爽やかなソロがボッサのリズムに乗ってスイングする。
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Tomas Rodriguez(fl,sax)  and horns with piano Trio Rec.1965
■ラテン系ハードバップの名手Tino Contreras(ds)の1963年メキシコ録音の作品にもソリストとして参加していたメキシコのミュージシャンTomas Rodriguez(fl,sax)の非常に珍しいリーダー作。彼の詳細な履歴は不明であるが本国では1950年代より活躍していたようだ。中南米のサキソフォン奏者といえばGato BarbieriやVictor Assis Brasil等 情熱的なスタイルからクールでハスキーなスタイルまでトーン一つとっても多種多様で非常に興味深い。Tomas Rodriguezはジャケットから受けるイメージは豪快で図太いテナープレイを連想するが、この作品ではフルートをメインにお馴染みの曲も含めQuartet編成を基本に魅力的な演奏を聴かせている。お決まりのテーマからフォービートに乗ったフルートによるソロが素晴らしい「AUTUMN LEAVES」と哀愁の旋律が印象に残る「ORFEO NEGRO(黒いオフフェ)」が最高の聴き所。唯一サックスを聴かせる「TOMMY BLUES」ではRodriguez(sax)のクールでモダンな ソロが魅力的である。「MOON OVER MIAMI」は楽しげなラテン テイストの変拍子に乗った演奏でハードバップとは一線を外れる。全4曲共メリハリのあるピアニストのプレイが演奏を引き締めている。
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