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未知との遭遇 〜 7inch EPに録音された ジャズの 批評と研究

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Nándor Névai(Percussion, Conductor)
Weasel Walter(Bass Clarinet)
Chad Organ(Baritone Saxophone, Violin) Rec.1994
■特異な風貌と陶酔したプレイで”オカルト・ロック”ドラマーとも称されるNándor Névaiが映画<Speedometer>(サスペンス・アクション系)のために演奏したサントラ盤。アヴァンギャルドでエキサイティングなimprovisationを映画のシーンに合わせて展開している。特にカーチェイスシーンでのWeasel Walter(Bass Clarinet)のアグレッシブなプレイは、FMPレーベルの諸作をヘッドホーンで大音量で聴いていた懐かしい時代を思い出す。A面10シーン、B面8シーンからなりNándor Névaiの超絶で圧倒的なタイム感覚が織成すプレイに高揚感を覚える。ジャケットには18のシーン全ての画像が裏表にデザインされている。
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Claude Luter Et Son Orchestre DU FILM "Blues" Rec.1955
■フランスのジャズミュージシャンや女優Viviane Romance、男性俳優でありシンガーでもあるJean Bretonniere らが出演した映画"Blues"のサントラ。この作品の他にも1枚別曲を収録した7inch EPも存在するが、太鼓を叩く気になる演奏シーンがジャケットになったこちらを紹介したい。ニューオーリンズ・ジャズを聴く機会はモダンに比べて極めて少ないが、収録されたClaude Luter 作4曲の中でSidney Bechet等が演奏した けだるいブル−ス「Blues De La Fin」が太鼓に導かれた冒頭部分が印象的で記憶に残る。他の3曲「Nounours」「Frotti-Frotta」「La Grimace」はマーチ風の演奏等 典型的なニューオーリンズ・ジャズ。
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Jacques Loussier et son orchestre Rec.1963
■1963年 フランス映画のサントラ。映画の内容については情報は持ち合わせていないのでジャズというカテゴリーで聴いてみた。もちろんJacques Loussier による演奏であることから入手した1枚。ハープ?による前奏からトランペットがハーモンミュート独特の音質でハードボイルドなソロを散りばめる「SON VISAGE」はマイルスによる「死刑台のエレベーター」を彷彿とさせる。「JEU 1」は哀愁漂う旋律をリリカルでクラシカルなピアノが奏でる癒しの演奏。
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Carlo Savina Orchestra  Original soundtrack for the movie
directed by Albert Zugsmith Rec1964
■1919年生まれイタリアの作曲家・バンドリーダーとして活躍。特に映画音楽においては1972年の名作ゴッドファーザーの音楽を担当したことで世界的にもメジャーな存在となる。この作品は映画L'Ora Di Uccidere のオリジナルサントラで2曲が収録されている。映画の内容はどうやらサスペンスのようでジャケットの表裏の写真からも緊迫した雰囲気が伝わってくる。聴きどころはジャズ・スコアが冴え渡る「Ritmi Di Latta」だろう。冒頭のベース・ランニングからアンサンブルに移行しサックス〜ギター〜ピアノへのつなぎはホーンのバッキングも交えご機嫌な展開である。ドラムとパーカッションが不気味な雰囲気を醸し出しストリングスが絡み不安感を演出する「Caccia Spietata」には現代音楽の影響も感じる。
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Michel Magne Orchestre  Rec.1965
■1930年生まれ フランス映画音楽の巨匠とも称される。私的にはMichel Magne と言えば1963年の『地下室のメロディー』が思い浮かぶが、ジャズ・スコアから前衛色の強い実験的な音楽まで彼の無限の想像力から湧き出るメロディーとリズムは映画音楽史上に永遠に語られていくことは誰もが認めるとことだろう。この7inch EPは1965年に公開され日本では劇場未公開の作品のサントラ盤。なんと言ってもQUINTET編成によりアップテンポの王道ハードバップ・テイストで演奏される「Un Mari A Prix Fixe」が聴き所。演奏メンバーの詳細はクレジットされていないが、テーマからサックス〜トランペットの熱いソロは躍動感に溢れ映画音楽というよりもモダンジャズの名演としても記憶に留めたい素晴らしい演奏でこの1曲のために手元に置きたい作品である。他の3曲は残念ながらジャズとはかけ離れた内容でフレンチ・ヒップ〜ポップ系の曲が収録されている。
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