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テレビで箱根駅伝を見ながら、アカデミー賞作品賞をかつて獲得した映画『炎のランナー』を思い出した。 何年か前の東京新聞の記事に以下の内容が出ていた。 映画『炎のランナー』の主人公のモデルとなった1924年のパリ五輪400メートル走で優勝し金メダルを獲得した英国人エリック・リデルさんは、国民的英雄だったが、その後宣教師として中国へ。太平洋戦争開戦で日本軍の民間収容所に入れられ1945年2月に病死した。 そのリデルさんと同じ収容所に入れられた宣教師の子供として中国に生まれ育ったスティーブン・メティカフさんは終戦までの四年間を一緒に過ごした。当時、メティカフさんにとっては日本は憎しみの対象である『敵国』。しかし、信仰深いリデルさんから聖書について学び、その意識が変えられていったという。 聖書の『汝(なんじ)の敵を愛せよ』という言葉をめぐって論争。メティカフさんが『日本の憲兵を愛するなんてできるのか。この言葉は単に理想だ』と問いかけてみたが、戦争に駆り立てられる日本人のために、熱心に祈りをささげるリデルさんの姿に次第に自らも祈るように変わった。収容所で死亡したリデルさんから贈られた運動靴をはき、その棺をかついだメティカフさんは『生きてここを出られたら、日本のために宣教師として働こう』と決意。 終戦後、日本を憎む周囲の反対を振り切って来日し、1990年まで日本で伝道活動を続けた。メティカフさんは出版する本を通じて『日本は豊かになり、国際的な視点も持つようになったが、あの戦争についてあまりにも教えてこなかった。リデルさんの遺志を伝え、断絶を埋めたい』と日本の若者に語りかけんとしている。 というのが記事の内容であった。 このようなストリーに日本人が接することは少ない。日本人の心にこのような寛容さがあるのであろうか?と私は時たま思うことがある。日本人の論理構造や精神構造の中には、リデルさんやメティカフが心の中に持つ『幅の広さ』や『奥の深さ』が感じらず、極めて限られた幅しか持っていないのではないか?と時たま感じているのは私だけであろうか?私はクリスチャンでは無いが、時たま西洋人と接し、日本人とは違う何らかの『幅』を感ずることがある。 曲は映画『炎のランナー』のテーマ曲であるが、一番上のビデオはオリジナル映画からでなくリメーク版だが、他の2つはオリジナル映画からのシーンである。イギリスの国民的英雄のオリンピック金メダリスト・エリック・リデル氏の400mの伝説的な走りが描かれている。因みに映画のあらすじは http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD11396/story.html このテーマ曲についてであるが、私が川口湖マラソンに初出場した時に、私の前をかなり早い女性ランナーが走っていたが10km過ぎに彼女を抜き、ずっと後に置いてきたつもりであったが、40km過ぎに突如彼女が私の目の前に飛び出し、ロングスパートをかけてきた。あと1kmの地点では彼女に約100m離された。 私は彼女には勝てないと思い始めた矢先だった。道端でこの『炎のランナー』のテーマ音楽が流れている地点があり、そこを通り過ぎた瞬間より、急にこの曲に勇気付けられ、私は最後の力を振り絞り、猛然とそして懸命に走り、彼女の後を追撃した。彼女もスパートが早すぎたのか、あとゴールまで100mの地点で彼女に追いつき追い越し、わずかの差で彼女に勝った。最後の100mはあの瀬古利彦選手のような気分にさせるラストスパートでゴールに飛び込んだ! 私のその時の初マラソンの記録が3時間36分29秒であった。 日刊スポーツ紙上によると彼女の記録は私の2秒遅れだった。カメラマン(=市民マラソンでは写真を撮り、それをランナーに売るという商売をやる人がいる)が私が彼女に迫るシーンを撮影しており、初出場記念ということで、私の記録の入った彼女と私が映った写真を買った。その写真の記録を見ながら、上記の私の記録を書いたわけである。 写真を見るに彼女なかなかの美人で、その後、かなり早くなり、3時間10分程度の記録を出し、女子の中ではかなりの上位に食い込んでいた。女子の3時間10分というと、東京国際女子マラソンの出場資格のある記録となるはずである。彼女が東京国際女子マラソンにその後出場したか否かはわからないが・・・ |
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順天堂大学総合優勝おめでとう・・・トップ争いもさることながら・・・3位争いも見せてくれました・・・2年連続・・・シード権ならず・・・城西大・・・泣けた・・・神奈川大9区・・・目の前で・・・繰上げスタート・・・無念・・・泣けた・・・今年も箱根ありがとう。
2007/1/3(水) 午後 2:20
順天堂大は昨日の山登りより勢いずきましたね。復路はそのまま突っ走ったという感じでした。駒沢は今年は弱かったですね。城西大関係者の方ですか?
2007/1/3(水) 午後 2:29
すばらしい映画ですね。こんなお話を聞きたかった。ただただキリスト教の教えもすごい。信念をもつと人間はすごいよ。
2007/1/3(水) 午後 8:57
この映画はアカデミー作品賞を取ったくらいですから、かなり良い映画でしたよ。特にエリック・リデル氏は100mが得意であり、その予選が日曜日で、敬虔なクリスチャンであるリデル氏は日曜日には走れないと棄権するわけですが、他の選手が彼に400mの代表を彼に譲り、譲られたリデル氏も金メダル、リデル氏には国内では100mに敗れていた選手も100mで金メダルという陸上の花形種目で2つの金メダルを取ったというのは今でもイギリスでの語り草になっているようです。
2007/1/3(水) 午後 9:07
オリンピックロンドン大会で『炎のランナー』のパロディを見、
エリック・リデルさんが日本軍の捕虜収容所で亡くなられたことを、
知人から聞いて知りました。詳しいことを求めて検索していまして、
貴ブログに出会いました。こんな後日談があったとは!
転載させていただいてよろしいでしょうか…。
深く考えさせられる記事だと思います。よろしくお願い申し上げます。FC2ブログ『どくだみ荘日乗』と申します。
2012/8/15(水) 午後 4:38 [ 彼岸花 ]