|
『用心棒』も『椿三十郎』も三船敏郎のスパースター振りが目立つ作品であったが、七人の侍は違う。 志村喬、加東大介、宮口精二、稲葉義男、千秋実、木村功、三船敏郎の7名がそれぞれの特徴を充分に黒澤明が表現させた名画である。 アメリカ西部劇の巨匠ジョンスタージェス監督が『荒野の七人(=Magnificent Seven:素晴らしき七人)』としてリメークして大ヒット作ともなった。 『荒野の七人』ではユル・ブリンナー、スティーブ・マックィーン、ホルフト・ブッフホルツ、チャールズ・ブロンソン、ロバート・ボーン、ブラッド・デクスター、ジェームズ・コバーン、イーライ・ウォラックが出演した。 ユル・ブリンナーは既に大スターの地位を確立しており、スティーブ・マックイーンはテレビの『拳銃無宿』で既に有名スターであったが、その他の人々はこの『荒野の七人』を踏み台にして大スターの道を歩んだという映画である。 ビデオは『七人の侍』と『荒野の七人』の両方を用意した。 映画 七人の侍 あらすじ 麦の刈入れが終る頃、野伏せりがやって来る。去年襲われた村人は恐怖におののいた。闘っても勝目はないし、負ければ村中皆殺しだ。 村を守るには侍を傭うことだ、長老儀作の決断によって茂助、利吉等は侍探しに出発した。智勇を備えた歴戦の古豪勘兵衛の協力で五郎兵衛、久蔵、平八、七郎次、勝四郎が選ばれた。 菊千代は家族を野武士に皆殺しにされた百姓の孤児で野性そのままの男である。村人は特に不安を感じていたが、菊千代の行動によってだんだん理解が生れていった。 村の防衛体勢は整えられ戦闘訓練が始った。刈入れが終ると野武士の襲撃が始り、物見の三人を久蔵、菊千代が倒した。利吉の案内で久蔵、菊千代、平八が夜討を決行し火をかけた。山塞には野武士に奪われた利吉の恋女房が居た。彼女は利吉の顔を見ると泣声をあげて燃える火の中に身を投じた。 この夜敵十人を斬ったが、平八は種カ島に倒れた。夜が明けると野武士は村を襲って来た。侍を中心に百姓も鍬や丸太を持って村を死守した。美しい村の娘志乃は男装をさせられていたが、勝四郎にその秘密を知られ二人の間には恋が芽生えた。決戦の前夜、志乃は勝四郎を納屋に誘い二人の体はもつれ合って藁の中へ倒れた。 翌朝、十三騎に減った野武士の一団が雨の中を村になだれこんだ。斬り込んだ侍達と百姓達は死物狂いで闘い、久蔵、五郎兵衛が倒れた。怒りに燃えた菊千代は最後の一人を屋根に追いつめたが、敵の弾をうけ、差しちがえて討死した。 野武士は全滅した。しかし百姓も数人倒れ、七人の侍の中四人が死んだ。新しい土鰻頭の前に立った勘兵衛、七郎次、勝四郎は、六月の爽やかな風の中で働いている百姓達を静かに眺めた。 志乃も何かを振り捨てるように大声で田植唄をうたっていた。「勝ったのはあの百姓達だ。俺達ではない。百姓は土と共に何時までも生きる。」田の面をみながら勘兵衛がつぶやいた。以上の記載は下記のサイトよりhttp://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD23967/story.html |
全体表示
[ リスト ]



この映画で Costの問題で 撮影中に 一度 中止との意見があったそうです、その時に 黒澤監督は 途中まで完成したのを見せて、費用を出せば 続きを撮影すると説明したら 是非 面白いから撮影続行になったと聞いています。 さすが 黒澤監督ですね
2007/1/26(金) 午前 4:37 [ 建築や ]
この映画で黒澤明の名声が内外にできたと聞いています。未だテレビの無かった時代の映画だったと思います。
2007/1/31(水) 午後 7:19