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日本と中国の間で最大の懸案事項の一つである東シナ海ガス田問題で以下の合意が形成されたことが昨日の日本経済新聞等で報道されている。

1)日中の中間線をまたぐ北部の海域に『共同開発区域』を設定、採掘場所を共同探査で絞り込む。収益の配分などは今後の交渉で決める。

2)中国企業が単独で開発してきた白樺(中国名・春暁)ガス田については日本法人が出資、日本が一定の権益を確保する。

3)その他の海域での共同開発を早期に実現するための協議を継続。

等である。

日本は日中・中間線を主張し、中国は大陸棚論により沖縄トラフを主張して、国境線に日中間での合意は存在していない。火種がある東シナ海であるが、その国境確定が実現するまでの過渡期的期間において、双方の立場を損なうことなくガス田開発問題が合意できたことはかなり大きな出来事として私は捉えている。

『東シナ海を平和と友好の海にしてゆこう』というスローガンが現実化したわけである。小泉靖国参拝、北京や上海での反日デモ騒ぎと大いに軋んだ日中関係であったが、安倍前首相の訪中、温家宝首相の来日、福田首相の訪中、そして今年の5月の胡錦濤主席の来日というトップ外交が実を結んだわけである。

この一方で、胡錦濤の中国が、台湾の馬英九総統就任以降、急ピッチで台湾との対話再開へ動き出している。

『北京五輪開会式で(台湾海峡)両岸の選手が聖火を掲げて一緒に入場するようにしよう』。5月30日、台湾の政権与党指導者として初めて訪中した呉伯雄国民党主席を招いた晩餐会の席上。中国の胡錦濤主席は以上のような突然驚くべき提案を行った。(週間東洋経済6.21号より)

これはチベット騒乱や聖火リレー混乱で、世界の厳しい中国に対する眼差しを目の当たりにした胡錦濤・中国が、世界の厳しい視線を和らげようとする狙いがあるに違いない。

ガス田問題も、従来は胡錦濤主席は中国国内保守派を意識して、日本との妥協を避けると見られていたが、実際には一歩前に出て、合意に導く勇気を持ったことは確かである。台湾問題でも、従来の中国とは一味違った方向に動き出そうとしている。

13億人の頂点に立つ胡錦濤主席は、かつての共産主義連邦国家であったソ連邦を自由主義の方向に導く舵を切ったゴルバチョフの心境を今理解し始めているのかもしれない。共産主義イデオロギーは現実の歴史の中で破綻し、共産主義独裁国家という国家形態から脱却し、自由主義経済社会の中に中国もいずれ完全に入り込んで行かなければならないとう事実を、祝福されるべき北京オリンピックの聖火ランナーに対する世界各国での反応を見て感じて、胡錦濤主席は『俺は中国のゴバルチョフになるべきなのか?』と逡巡し始めたような気がしてならない……….

中国も北京オリンピックを契機として、大きな方向転換に動こうとしている胎動を感じる。その意味でも、北京オリンピックは、中国の歴史上の大転換を始める一大イベントとして中国の歴史に刻まれる可能性は大いにある。

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なるほどね、オリンピックを契機として、国際協調を とりはじめたんですね、ただ 国内外の多くの問題と 外国からの圧力 大変デスよねーーー
ただ これから 良いい方向に向かっていくと 良いですよね!

2008/6/21(土) 午後 1:26 [ 建築や ]


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