ピータージェニングス「本日はワシントンのブッシュ大統領と北京の胡錦涛国家主席をテレビ会議システムで結び、主として中国の石油エネルギー戦略について議論をして頂きたいと思います。ブッシュ大統領よりスタートして下さい。」 ブッシュ「中国は近年、世界各地に石油を買い漁っているが、昨年度はわが国の石油企業ウノカルをCNOOC(中国海洋石油総公司)が買収を試みたことにも顕著に現れているように、やり方はかなり強引だ。 特に9.11多発テロ以降は、米国とイスラム世界の間での対立を利用して、中国は、その隙間を縫うかのようにしてイスラム世界へ石油侵攻を強め、特にサウジアラビアやイランへの石油侵略実行し、我が国としては非常に気にしているところである。 イラン核問題は現在顕在化して大きな問題となっているが、中国は大量の石油をイランから輸入しており、見返りに核技術をイランに与えており、イランの核問題は中国によるイランへの核技術援助がその根っこにあるという見方も出ている。 また、サウジアラビアはもともと親米国家であったが、9.11以降微妙な関係に変化し、サウジアラビアの国立石油企業であるサウジアラムコの株式を中国が20%取得して、サウジアラビア進出を果たし、エネルギー共同開発事業などを推進している。 サウジアラビアは親米国家から親中国家にシフトせんとしているのではないかという風に見える。サウジアラビアには石油の見返りに,中国は武器をサウジアラビアに供与しているという情報もある。中国はまさにテロを利用する形で漁夫の利を得ようとしているのが我が国としては許せない。」 胡錦涛「ブッシュさん、それは誤解アルヨ。 中国経済は近年大発展を遂げ、今も発展中ですガ、経済発展のためには石油エネルギーが必須の要素アルネ。 石油エネルギーなくしてわが国の発展あり得ないヨ。 5年後は中国のGDPが2倍になり、日本のGDPを追い越すことになり、中国が世界第2位の経済大国になるのヨ。それには、エネルギー資源が必要になることを解ってほしいアルヨ。」 ブッシュ「経済発展のためには、エネルギー資源が必要であることはわかるが、中国のやり方が汚い。目的のためには、手段を選ばないというモラルのないやり方で、世界の石油資源を買い漁っている。 中東のイランやサウジアラビアに限らず、南米の麻薬の巣窟と言われているベネズエラにも進出して、油田開発を行っている。あの国の大統領はマフィアとつながりがあるとさえ言われている南米最大の問題国家のひとつである。また同様な問題国家であるエクアドルとも手を結んでいる。 アフリカにも進出し、民主主義などまったくないスーダンやナイジェリアというアフリカの中でも最も評判の良くない国家とも手を結び石油を確保している。 中央アジアのカザフスタンやウズペキスタは9.11直後はアメリカに協力的であったが、中国がこれらの国に石油資源進出が大きくなるにつれ、悪いで影響が出始めており、ウズペキスタンでは昨年度、民主化勢力を政権側が大弾圧し、虐殺まで起こるようになった。 中国はその問題政権を支持までしている。中国の石油パートナー国家は専制国家か問題国家がほとんどだ。」 胡錦涛「ブッシュさん、それ違いますネ。 我が国はブラジル、アルゼンチン、メキシコ、カナダというような普通の国とも石油取引があるか、これから取引開始しようとしているアルヨ。 中国まだまだ貧乏国よ、中国大陸13億人いるけど、豊かになってきた人は1億人しかいないのヨ。12億人はまだまだ貧乏よ。経済発展させ、この残りの12億人を豊かにさせてゆくには石油資源必要アルヨ。理解してチョウダイナ。」 ブッシュ「それは詭弁だ。貧乏なら、アメリカ大陸の隅から隅まで狙える潜水艦から発射できる大陸間弾道ミサイル実験にも昨年度成功しているし、宇宙有人飛行も成し遂げ、宇宙軍事技術も既に取得している核保有国である。本当に貧乏なら、そのような軍備などいらないはずである。貧乏を装い、軍備拡張しているではないか!」 胡錦涛「ブッシュさん、それも違うアルヨ。我が国は歴史的に見てもわかる通り、帝国主義時代には西欧列強に国をズタズタにされたあげく、日本との戦争で滅茶苦茶にされた苦い経験あるよ。自国を守るため最低の軍備は必要アルネ。」 ブッシュ「最低の軍備は認めるが、現在の中国の軍備拡張状況はとても最低の軍備には思えない。中華思想に基ずく膨張主義に見える。 例えば、尖閣列島問題が日本との間にあるが、尖閣列島は、アメリカが日本に沖縄を返還した時に、アメリカが支配していた尖閣列島の施政権をその時点で日本に移管した。日本の領土であると我が国は考えている。」 胡錦涛「それ違いますネ。1972年に日中共同声明を周恩来首相と田中角栄首相が行った時点では、周恩来首相と田中角栄首相の間で、尖閣列島問題は棚上げするということで確認済ヨ。 中華思想など古代のものアルヨ、現代の中国人そんなこと思っていないヨ。1972年は沖縄返還の年でもアルネ。ほぼ同時の歴史事実ヨ。」 ブッシュ「それは中国の一方的な言い分である。我が国はその言い分は認めない。中国はおかしな国だ。文化大革命や天安門事件があり、民主主義も芽生えていない。ウイグル・チベット問題など良い例だ。民主主義を弾圧する中国共産党独裁政権は問題だ。」 胡錦涛「我が国には我が国の歴史や事情アルヨ。それ分かって欲しいネ。」 ブッシュ「中国経済は発展した。輸出額は膨大なものとなっている。我が国の貿易赤字は中国の格安品の輸入品の為に膨大なものに膨らんでいる。昨年度、2%の元の切り上げを行ったが、2%など、Bull shit ! だ。 今年の元の切り上げはそんな低い率にするわけにはゆかない。」 ピータージェニングス「4月に胡錦涛主席が米中首脳会談の為アメリカを訪れます。その時に以上述べられた諸問題を更に詳しく話し合って頂き、米中関係がより良いものになることを望みます。本日は時間の関係で、これでテレビ会議討論を打ち切ります。有難うございました。」 |
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米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)はレポートで、2014年初めに中国は米国を越え、世界最大の石油輸入国になるとの見方を示した。米国のエネルギー供給が増加し続ける反面、中国のエネルギー需要が伸びるためだという。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
エネルギー分野のアナリストのアムリタ・セン氏は、「中国とインドは経済成長を背景にエネルギー需要が伸びている」と話した。
2013/8/15(木) 午後 3:59 [ 正義感同志の会 ]