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公私共に激多忙ですっかり過去のことになってしまいましたが、念願のライプツィヒ・ゲヴァントハウス管をようやく実演で聴くことができました。

期待通りの素晴らしいオーケストラでした。かつての旧東ドイツ時代はおそらくもっと渋いサウンドだったのでしょうが、指揮者のシャイーとのコンビで重厚かつ華やかなサウンドを聴かせてくれました。

1曲目は期待のメンデルスゾーン。オケとの縁が深い作曲家ですね。今回は生誕200年ということもあり選ばれたのでしょうが、ブラームスやブルックナーばかりでなく、メンデルスゾーンやシューマンなどもどんどん採りあげてほしいですね。
テンポの速い部分でシャイーが凄まじく速いテンポを要求し、オケとの呼吸が合わない感じがして演奏全体としてはやや不満足でした。しかも初版での演奏でしたので、オデュッセウスの大好きな4楽章最後の場面が通常版と異なり残念。

メインのブルックナーは期待以上の名演でした。もうひたすら音に浸っている感じでした。

これで一応オデュッセウスが絶対に聴きたいと思っていた世界の名門オケは大体制覇できました。アメリカのオケを全然聴いていない(シカゴ響のみ)ですし、まだまだ聴きたいオケはもちらんたくさんありますが。これからは新しい政権下では聴いていないオケを聴いて行きたいですね。ベルリンフィルやコンセルトヘボウ管にはすっかりご無沙汰ですし。

群響定期

土曜日の昨晩は群響定期に行ってきました。昨日は土曜日なのに通常勤務で、桐生市の職場から高速道路を使って会場に何とか開演時間前にたどり着きました。危ない危ない。

群馬交響楽団第458回定期演奏会
R.シュトラウス:交響詩『マクベス』
三善 晃:ピアノ協奏曲
L.v.ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55『英雄』
指揮:沼尻 竜典(次期主席指揮者兼芸術アドバイザー)
ピアノ:小川 典子

高関さんが去ってから空席になっていた音楽監督(正しくは音楽監督ではありませんが)に就任することが発表された沼尻さんが、発表後最初の群響定期登場ということで、地元新聞にもリハーサルの様子が採りあげられるなど、注目度の高い演奏会でした。

ベートーヴェン終演後には、沼尻さんに歓迎の意味や期待も込めた大喝采が贈られました。実際にいい演奏だったと思います。特にオケの状態はある木管楽器を除いてはかなりよかったと思います。

ただ、オデュッセウスはどうも沼尻さんの音楽、ダメなんです……。どこがダメ?と問われても上手く表現できないのですが……。群響定期では以前『巨人』なども聴いていますし、大いに期待した二期会『ルル』3幕版も聴いていますが、いずれも全く感心しませんでした。とにかく聴いていて長さを感じさせてしまうんですよね。いい演奏で聴けば『パルジファル』だって短く感じるオデュッセウスなのに……。

ただ、これから沼尻さんの演奏を聴く機会は間違いなく増えます。せっかく聴くのですから、何とか相性よくなりたいとは思っています。来年度の群響にはおそらく3回程度登場するのでしょうし、来月にはチケット取得済ながら行くかどうか迷っている二期会『カプリッチョ』も沼尻さんの指揮です。来年には『トリスタン』を聴きにびわこまで遠征するつもりです。

昨日の群響定期をお聴きになったみなさん、いかがでした?やはりよかったですか?

新国『オテロ』

すっかりご無沙汰でした。仕事と育児に時間を取られ、ブログどころか音楽鑑賞の時間さえ確保できない毎日です。

そんな中、新国立劇場2009〜10シーズンの開幕公演、『オテロ』に行ってきました。

イタリア・オペラ、特にヴェルディが苦手なオデュッセウスですが、実演に接すれば印象が変わるかな、と思い行くことを決意、忙しい中ですが、メータ/ウィーン国立歌劇場ライヴCD(Orfeo)、カラヤン/ウィーンフィルCD(デッカ)、レヴァイン/メトDVDで一応予習しました。最初のうちはそのよさを理解できず、行くのよそうかな……、と思っていたのですが、結果としては行ってよかったです。

オデュッセウスがこれまで体験したヴェルディ公演の中では最も楽しめましたね。

まずは歌手陣。海外から招聘した主要3役が圧倒的に素晴らしく、大満足!!

表題役のグールドはやや調子が悪いようで、高音はかなり苦しそうでしたが、迫力あるテノールを堪能しました。バイロイトでのタンホイザーでは演技にやや不満を感じさせたグールドですが、オテロ役にはピッタリだと思いました。
イアーゴ役のガッロは、歌唱・演技ともに言うことなし。文句なしのパフォーマンスだったと思います。
デズデモーナ役のイヴェーリ、最高でした!!グールド、ガッロに比べると声量がやや物足りないですが、その美しい発声と舞台姿に昇天〜♪

フリッツァ指揮の東フィルもお見事!!指揮者がしっかりオケをコントロールし、オケから緊張感漲るサウンドを引き出していました。

演出もよかったです。新国らしい凝りすぎたり、いじりすぎたり、裏読みしすぎたり、どぎつくしすぎない、悪く言えば穏当な舞台でしたが、センスのいい舞台で非常に気に入りました。

素晴らしい公演で大満足です。作品も悪くないですね(笑)。2月の二期会はどうしようかな……?

群響定期

先週の土曜日、9月5日に群響定期を聴いてきました。群響は8月に定期を行いませんので、久しぶりの群響定期でしたが、今月は珍しく月初めの定期です。日程を確認していない定期会員が多かったのでしょうか、合唱付き定期にしてはやや空席が目立ったように思いました。

さて、例年9月群響定期は、群響合唱団が出演する演奏会となります。今年は、コバケンこと小林研一郎さんを指揮に迎えて、ヴェルディ:レクイエムが演奏されました。

コバケンさんは結構好きな指揮者なのですが、オデュッセウスはこれまであまり聴いていません。何しろオデュッセウスは日フィルを一度も聴いた経験がありませんからね。これまでのコバケンさんの実演は全て群響で聴いています。

今回の演奏もコバケンさんらしさ全開の素晴らしいものでした。自由な音楽作りと合唱団からベストパフォーマンスを引き出すオーラはさすがでしたね。

合唱団もなかなかよかったです。1週間前にサイトウキネンで素晴らしい合唱を聴きましたので聴き劣りするのでは?と考えていたのですが、意外とそうでもなかったですね。

独唱者は女声2人イマイチ、男声2人はまあまあ、という感じでした。

それにしてもこの曲、名曲なのか駄作なのかよくわかりません。以前は大嫌いな作品でしたが、今回の演奏会に備えて何回かCDを聴いてみて意外と悪くないな、と思いました。今回の実演体験でも結構感動したりするのですが、その一方で何となくこりゃ相当ゲテモノなのでは……?という思いが拭えなかったです。

また、相変わらず会場が酷いですね。曲頭、コバケンさんが最弱音で演奏を始めましたが、空調のサーというノイズが凄まじかったです(涙)。音楽センターの歴史的意義や建設の際の市民の協力なども理解はしていますが、それにしてもこれはもう音楽会場としては不適格です。あまりの情けなさに泣けてきました……。

初めてサイトウキネンフェスティヴァル(SKF)に行ってきました。

小澤さんにも(バイロイトを除く)寄せ集めオケにもあまり興味のないオデュッセウスですが、この音楽祭はオデュッセウス好みの作品をよく採りあげるんですよね。『イェヌーファ』や『利口な雌狐の物語』のヤナーチェク、『ヴォツェック』も観たかったですし、あまり他では観れそうもないメンデルスゾーン:『エリヤ』舞台上演なんてのもありましたね。
興味はあるものの、何となくチケットが取りにくそう、というイメージがあり、これまで一度も行っていませんでした。今年はオペラ上演がなく、ブリテン:『戦争レクイエム』を採りあげるとのこと。この作品は群響定期で高関健音楽監督勇退公演で初めて聴き、その素晴らしさに圧倒された作品です。どいうわけはチケットの売り上げがよくなかったようで、2次発売でチケットを購入することができました。

まずはやはり作品の素晴らしさ!!さすがに小澤ブランドで資金潤沢な音楽祭(?)、なんとしっかり字幕付きでした。これは作品理解の上で非常に効果的だったと思います。特にイギリス軍とドイツ軍の兵士の歌詞の内容を理解して聴くのとそうでないのでは差が大きいでしょうね。
20世紀に書かれた数多くの素晴らしい作品の中でもベストの1つだと思います。今回、その思いをさらに強くしましたね。

演奏もよかったです。

まずは合唱の素晴らしさ!!これはホントに驚きました。群響定期での熱意が技術を越えたような絶唱もなかなかでしたが、両者が揃った今回の演奏はもう圧倒的でした。少年少女合唱も◎でした。

オケは小編成オケが素晴らしかった!!特に外国人中心の管楽器!!その中でも驚いたのがティンパニのゼーガース!!その存在感は圧倒的でしたね。大編成オケのフィラデルフィア管のティンパニ奏者ももちろん悪くはなかったですが、ゼーガースと比べてしまうと……。
大編成のオケはまあまあでしょうか。巷で言われるほど上手いとは思いませんでしたね。まあ、普通に上手いオケだと思いました。

独唱3人もまあまあですかね。

最後に小澤さんの指揮についてです。

小澤さんの実演、実はあまり聴いていなくて、これが6回目でしょうか?群響特別演奏会で1回(プロコフィエフ:Sym.7とチャイコフスキー:Sym.5)、新日本フィル群馬公演で2回(ムローヴァを独奏にブラームス:Vn協奏曲とブラームス:Sym.4、『ドイツ・レクイエム』)、ウィーンフィル来日公演で2回(モーツァルト:Sym.36とマーラー:Sym.4、ブラームス:Sym.3とSym.2)、合計6回です。

久しぶりに聴いた小澤さんの実演ですが、やはり独特のオーラを持っている人ですね。演奏者だけでなく、客席も完全にコントロールしている雰囲気はやはり只者ではないな、と。
実際の演奏も丁寧な音楽作りでいいですね。ただ、サンクトゥスで盛り上がるところのテンポが速すぎでしたね。全体的にかなりテンポが速かったですが、ここはたとえ楽譜にそういう指示がなかったとしてももう少しテンポを落としてスケールの大きい演奏が聴いてみたかったです。

今まで狂信的な小澤信者が集まる場所と勝手に思い込みやや敬遠していたところもあるのですが、雰囲気もいいですし、来年もまた是非聴いてみたいですね。

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