ここから本文です

書庫全体表示

イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 先週24()、俳優の山内 賢が肺炎の為亡くなった。直接の死因は肺炎だが、8年前から癌を患っていたそう。山内氏といえば、俺の世代には‘あばれはっちゃく’シリーズ(79〜’85)の担任教師役が印象深い。
 「あばれはっちゃく」は、山中恒による児童文学(山中氏は、映画「転校生」の原作「おれがあいつであいつがおれで」も有名)。ヤンチャだが、正義感が強く、御人好しで、侠気のある小学生・桜間長太郎の活躍を描いた物語。’79年にTVドラマ化され好評を博し、全5作が製作され、6年間も放送される人気子供番組となった。
 その5作全てで、はっちゃくの担任教師役を演じたのが、山内氏だった。直情型故に、時に暴走気味になったり、人情を優先して義理を欠いてしまったりするはっちゃくを、諭したり戒めたりするのが先生の役どころであった。俺は、山内氏が日活の青春スターだった時代は知らないので、氏と‘はっちゃくの担任’役がすっかり同化しちゃってるのだが()、氏の代表作の一つである事は間違いないだろう。
 
 俺は、‘〜はっちゃく’シリーズは第1作「俺はあばれはっちゃく」(79)の後期くらいから観始めた。最も熱心に観ていたのは第2作「男!あばれはっちゃく」(80〜’82)だ。この第2作は2年間続いており、これが一番印象に残っている人も多いのではないか。第1作の‘利かん坊’を絵に描いたようなはっちゃくも良かったが、第2作の‘まともになったジャイアン’風(爆笑)のはっちゃくは、太っちょの容姿と相まって愛嬌があって魅力的だった(笑顔がカワイイ!)
 
 第2作を熱心に観ていた理由は他にもあった。この第2作のマドンナ役‘みゆきちゃん’が好きだったのだ(爆笑)。おそらくTVに出ている女優/歌手等を擬似恋愛の対象として捉えたのは、彼女が最初だったと思う()。演じていたのは、鈴木輝江。俺より2歳上で、当時子役としては売れていた方で、他の番組でもしばしば見かけた。その後すっかり彼女の事は忘れていたのだが、思いがけないところで‘再会’した。それは、俳優・榎木孝明の結婚記者会見(96)。‘みゆきちゃん’はずっと役者を続けていたようで、榎木氏と共演する機会があり、それが縁で結ばれる事になったようだ(一回り以上年齢が離れた‘年の差カップル’だが)。その後も、榎木氏主演の‘浅見光彦シリーズ’に端役で出ているのを見かけたが、現在は主婦業に専念しているようだ。羨ましいぞ、榎木孝明!(爆笑)
 
 それにしても、‘〜はっちゃく’シリーズは、良い子供番組だったと思う。人としてどうあるべきか、子供の内に学んでおかねばならぬ事を、シンプル&ストレートに教えてくれていた。最近は、TVをつけても新聞を開いても、自己保身しか頭にない姑息で卑劣な下衆野郎の話だらけ。しかも分別盛りのいい年をしたジジイが、醜い事この上ない言動を恥も外聞も無く晒して、開き直っている。政治家/財界人としての立場に固執するチンケなプライドはあっても、人間としての矜持/品性は著しく欠けた‘片端者’が多すぎる。論壇の連中も、‘立場によって何が正義かは違ってくる’だの、‘現代は、白黒はっきりつけられない複雑な状況なのだ’だの、愚にもつかない事をいけしゃあしゃあとのたまっていたりする。こんな馬鹿どもを作らない為にも、やはり子供番組は、ベタでストレートな(真っ当な)作りにすべきだと思う。以前YouTubeで、子供番組のあり方に関する石森章太郎のコメントを見つけたのだが(下のリンクを参照)、ここでの石森氏の意見には全面的に同意するね。氏が健在だったら、今の状況を見てどう感じるだろうね。
 
 改めて、山内氏のご冥福を心よりお祈りしたい。先生、安らかにお眠りください。
 
 
 
 
 
 
イメージ 2
                             件の‘みゆきちゃん’こと鈴木輝江。’96年頃に‘浅見光彦シリ
             ーズ’に出ていた時も殆ど変わらない容姿だった。こうやって見
                            ると、俺も子供の頃からオネエチャンの顔の好みが変わってな
             いのね(爆笑)
 
 
 
 
 
イメージ 3
               ‘〜はっちゃく’シリーズのお決まりの見せ場といえば、東野英心(‘水戸黄門’の息
      子)演じる父ちゃんの叱責台詞。‘この大馬鹿野郎!てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父
            ちゃん、情けなくて涙出てくらぁ!’だ()。本当ははっちゃくに理があって、父ちゃんの
            誤解/早とちりという事も少なくなかった。だが、変に言い訳をしないところが、男らしい
            はっちゃくの魅力なんだよね。今の年寄りどもにも見習ってもらいたいね(苦笑)。英心
           氏は、「中学生日記」の先生役(82’88)や、「ウルトラマンタロウ」(73)の副隊
           長役も印象深い。
 
 
 
 
 
 
 
  Watch this
 
 
イメージ 4
     ‘あばれはっちゃく’シリーズ歴代OPED
             →OP曲は、全作共通。作曲は、‘TVマンガ主題歌の大御所’渡辺岳夫。歌唱は、
                  ‘アニソン女王’堀江美都子。歌メロ出だしの‘無理すん〜な、無理すん〜な♪’
                  は、ザ・ピーナッツの“恋のフーガ”(’67)の歌メロ出だしにソックリ。ウチの母親
                  がよく、OPに合わせて‘追いかけ〜て♪’と歌ってたな()。画像は、第2作時の
                 シングル盤。作が変わるごとに、B面曲(ED)を替えて出されていた模様。この動
                 画の書き込みに、‘子供が子供心で楽しめるエンターテインメントが少なくなった’
                 とあるが、ホントにそのとおりだね。
 
 
 
 
イメージ 5
          ‘あばれはっちゃく’夢の同窓会(テレ朝「大胆MAP」より。’09年放送)
           →先生、初代はっちゃく&マドンナ役、2代目はっちゃくが登場。どうして‘みゆきちゃん’
                 を呼ばないの?()2代目はっちゃくは、現在、ホテルオークラ東京のシェフだそう。
 
 
 
 
イメージ 6
            石森章太郎のコメント(「丸井 PERSONAL COUNTDOWN 10」より)
           →フジテレビの帯番組で、’92年の映像。件のコメントは、5:26くらいから。氏も動画中で
                 語っているが、大人からみると青臭かったり気恥ずかしく感じる事でも、それをしっかり
                 子供に教えておかないと、後で学ぶ機会がないんだよね。やっぱり、灰色が当たり前
                 だと子供に思わせちゃイカンし、そうなったら、それは大人の怠慢...どころか罪業だよ。
 
 
 
 
 
 

  • 顔アイコン

    東野英心て東野英治郎の息子さんだったとは全然知りませんでした。そういえば英の字が共通ですね。
    ところでNHK朝ドラ終わりましたね。由貴だるま嬢も無事出て来たし一安心といったところでしょうか。それにしても最後の最後で黒柳徹子が仲良し3人組の成れの果て役で出てきたのはとってもサプライズでした。 削除

    [ HIRO ]

    2011/10/4(火) 午後 11:21

    返信する
  • 顔アイコン

    山内賢は、三軒茶屋の西友で見かけたことがあります・・。

    [ カール(カヲル32) ]

    2012/7/21(土) 午前 4:56

    返信する

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
  • 名前
  • パスワード
  • ブログ

本文はここまでですこのページの先頭へ
みんなの更新記事