風の告白〜Confession Del Viento〜

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僕の青春の音楽その2

御愛顧させて頂いている大三元さんのブログの影響により、ミスチルについて記事を書きます。

ミスチルとの出会いはイノセント・ワールドだった。あの黄金の旋律と歌詞。涙が出そうになる。
『atomic heart』を買った僕は彼らの曲にぞっこんになった。クラスメイト、cross road、over……。

しかし、その次に出された問題作、『深海』。始め僕はこれを受け入れなかった、というよりショックを受けた記憶がある。ミスチルにとっての「踏み絵」とまで形容される作品。何よりヒットシングルが収録されていないことに幼い僕は疑問符を抱いた。

次いで『ボレロ』。これも暗く、シングルは在り合わせで収録されたようなギコちないバランスで収められている。

さらに『Discovery』。僅かながら光が見えてきたりするが、まだ灰色の闇が全体を包んでいる。

始めは、これらのアルバムに魅力を感じることが出来なかったように思える。何より暗い。哲学的だ。

しかし次第に、僕は『深海』のオープニングからエンディングまでを通しで聞きながら眠りにつくことが習慣になった。特に当時親友と同じ女の子を好きになってしまい、どうしようもない想いを抱いていたので、『ありふれたlove story』や『mirror』、そして『名もなき詩』の「成り行き任せの恋におち 時には誰かを傷つけたとしても その度心を痛めるような時代じゃない 誰かを想いやりゃ 仇になり 自分の胸に突き刺さる」という歌詞は深く胸を刺した。そして勿論『ボレロ』や『Discovery』に収録されているすべての曲にも魅力を感じた。特にaliveやラララ、幸せのカテゴリー、image「どれくらい 眼を瞑っていたろう 君を思い浮かべながら」などには強烈に魅かれた。歌詞も全曲覚えた。それも至極自然に。まるでキリスト者にとっての聖書のように……。

ミスチルを生で始めて目撃したのはロックインジャパンでのことだった。ライブ、というもの自体に何より不慣れであったし、ミスチルのライブ、ということでポップなステージを想像していた。

……違った。全く、違った!!化け物だった。1曲目から『シーラカンス』で始まり、『手紙』に繋げるという予想だにしない流れ。その後、『マシンガンをぶっ放せ』や『ニシヘヒガシヘ』で研ぎ澄まさった狂気で感情をむき出しに叫ぶ桜井さん。声量が、声の質が、カリスマ性が、失礼かもしれないがその前に出ていたどのアーティストとも比にならない。花での大合唱、新曲『優しい歌』。僕は震えが止まらなかった。そこには死の匂いがあった。生への渇望があった。エロスが漂っていた。命が木魂していた。

その後のミスチルは、『Q』での「Not Found」や「ロードムービー」が大好きだ。そして「It's a wonderful world」の全体の流れが大好きだ。これはコンセプトアルバムということで、『深海』と対をなすし、何より洗練された音作りが最高だ。このアルバムを聴きこんでいる際、東京タワーに登る機会があり、DJが曲のリクエストをしていて、僕は『君が好き』をリクエストした。それで運よく『君が好き』を流してもらえ、曲が進み、「僕の手が君の涙ぬぐえるとしたら それは素敵だけど 君もまた僕と似たような 誰にも踏み込まれたくない 領域を隠し持っているんだろう」のあたりで、それまで笑顔で談笑していた無数のカップルのうち何組もが、急に抱きしめあい、涙を流し始めたのだ。僕は一人で来ていたので、最高のプレゼントが出来たかな、と思った。それだけ、素晴らしい曲で、ミスチルのラブソングの集大成の曲だ。

ところが、その後の、『シフクノオト』や『I Love U』や『Home』には、勿論好きな曲はあるものの、以前ほどの魅力を感じなかった。僕の年齢のせいもあるし、桜井さんの年齢のせいもあるのか。けれど僕にとってミスチルは永遠に不滅だ。昨今流行りの音楽を見ていると、ミスチルに育てられた僕たちの世代は非常に精神的に恵まれていたのだと思う。ありがとう、本当に、ありがとう。

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私も最近の『I Love U』、『Home』よりも『シフクノオト』以前のアルバムが好きです。私にとってミスチルのロックバンドからポップスへの脱皮は『It's a wonderful world』と『シフクノオト』の2作で完結するイメージなので、このあたりが一番好きかもしれません。他にもこの記事はいちいち頷くところが多くて、膝を打って「そうだよ!」と言いたいところがあり過ぎます。
最近のヒットシーンを賑わすアーティストの中にも、ミスチルで育ってきたと公言する人は多いですから、その影響はやはり大きかったのだろうと推測しています(知っているだけで、コブクロ、絢香、バンプ、スキマスイッチ…等々)。

2008/12/21(日) 午前 1:49 大三元

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記事に共感して頂き嬉しいです。
衝動で書いたものなので雑でありますが、何はともあれ
ミスチルは素晴らしい!

2008/12/21(日) 午前 2:00 Confession Del Viento

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はじめまして。
大三元さんのところからお邪魔させていただきました♪
私も、彼らの詩には、哲学的なものを感じていただけに、
こちらにお邪魔して、その文字を見つけ、驚いています。
ミスチルの詩には、どこかしら、内在する深さ、を
感じてなりません♪

2008/12/23(火) 午後 3:45 ☆7☆

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はじめまして。
ミスチルの詩はいいたいことがくっきりかっちりしているのが
特徴だと思います。あなたのブログも見させていただきましたが、
素敵ですね!

2008/12/23(火) 午後 4:41 Confession Del Viento

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