風の告白〜Confession Del Viento〜

藝術を通じて人と分かち合いたい 書評は全部ネタバレなのでご注意を

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2ちゃんねる考

年始からこんな記事で申し訳ないが、ふと2ちゃんねるについて考えたので、というかひらめいたので自分が何を考えているか知りたいために文字を用いて現在進行形で意識化したい。

2ちゃんねるがネット社会全体で例年アクセス数一位だというのは非常に面白い現象だ。
便所の落書きのように反社会的なるものがなぜそんなに「人気」なのだろうか。

2ちゃんねるは匿名である。誰が書いたか分からない自由さがある。
匿名でないと書けないこと、名前を持っている有名人に対して、誹謗中傷を書き殴ること。
あからさまにでっちあげと分かる多くの情報の中に時折核芯を付いた書き込みが見られたりする。

社会の中の自分とは一体何者であろうか。ある役割を負わされ常識やルールに拘束された人形ではないか。会社から帰って部屋に一人で戻った時にようやく「本当の自分」に戻れる。だから人は家に帰ると「ホッとする。」「安心する。」

私は家に帰ると毎日自分のブログを観る。you tubeを観る。そして2チャンネルを観る。
他の何かが欠けてもこれら三つは観ているような気がする。
本当の自分とそうでない自分、実像と虚像。建て前と本音。

人間はやはり本当のことを知りたいという欲求と、自由になりたいという欲求が根源的に備わっているのだろう。2ちゃんねるは本音で自由だ。ある意味で文学的とさえ形容されかねない。

2ちゃんねるで基本的に私が見るスレッドは文学版と音楽版だ。
2ちゃんねるにも有用性があって、まず文学版は基本的にレベルが高いということだ。
MIxiなどでの、言っちゃ悪いけれど表面的な文学談義ではないような気がする。
かなり専門的なことを語る名無したちもいる。
それを語り得ないことへの憤りみたいなものをしばしば感じたりする。

それと音楽版、これは格闘版なんかにも相当するが、ライブの曲順なんかが、どのメディアよりも
速く提供される。これは嬉しい。かなり有用である。

ただ勿論2チャンネルが好きかと言われれば好きな筈はない。あの公衆便所のような空間は
素直に居心地が悪い。でもそこに書き込まれた落書きは、メディアが発する商業的理由による
美辞麗句に満ちた御世辞なんかよりも、ずっとリアルな生の声として聴こえてくる。

しかし、嫉妬による理由の無い誹謗中傷はよくない。理由や論理や事実に基ずいた誹謗中傷ならリアルでいいのだけれど。第三者だから傍観してられるが、才能在るゆえにそれがない輩に面白半分で貶される
有名人たちは本当に可哀そうだ。これは日本の社会の縮図で、まさに「出る杭は打たれる」という
ところなのだろうが、ああいう人の文句しか言えないゴミどもは早く始末されるべきである。

そんなだから有名人たちはまさにピエロで、輝くその姿の一寸先はいつでも闇だろう。
一歩間違えれば直ちに叩かれる。2ちゃんねる出現以前は、有名人が叩かれるのは
マスコミによってのみで、それを通じて大衆は情報を仕入れていただけだが、
今では大衆がボコボコに叩く。完膚なきまでに叩く。それも永遠に。

2チャンネルという場がもっとモラルに満ちた場で、幼稚な誹謗中傷なしに確かな情報や
意見を交換し合える場であれば素晴らしいのに。

公衆便所を洋式で綺麗なトイレットに作り替えませんか?芳香剤も付けて汚れたらその度洗い直して……。


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