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発注に出した設計データはこちら。

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細かいミスや妥協点もありますが、概ね構想通りに仕上がりました。
改良型である二作目の設計について、一作目との相違点をまとめておきます。
50ns動作と「EDO CHECK」エラーの回避を目標に。

・バッファICの搭載
 厳密にはバッファではなく、ロジックICで代用。
 VERTEXのVES-EC128Mを丸パク…全面的に参考にしています。
・一部の信号線に抵抗を追加
 こっちはBUFFALO製SIMMの真似です。
・外形ラインの線幅変更(0.25mm→0.2mm)
 基板外形が設計より一回り大きくなった原因かもしれないので修正。
・ガイド穴の座標微調整
・バス配線のスタブ分岐を極力排除
・シルクの線太さを統一
・文字列のフォントをPCBEデフォルトからオリジナルに変更
・空きスペースをGNDで埋め、基板裏表の接続も強化
・DRAM-ICパターンの仕様変更
 ランド描写を角ライン→丸ラインに変更
 設計面積確保のため内側を左右0.3175mmずつ短縮(SOJパッケージは非対応に)

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完成版とは微妙に異なりますが、設計中の画像が残ってました。
DRAMの座標が表裏でずれているのは、バッファICをはんだ付けするスペースを確保しつつ
対称な部品配置にこだわったためです。
問題点や反省点など。

1.認識速度が70nsになる
 検証機材としてSIGMA-LCというメモリテスターを使っているのですが、これの
 二種類あるテストモードのうち「HARD」において70ns認識になってしまいます。
 もう一方の「SOFT」モードでは50nsが通るので、電源供給やノイズなどに対するマージンは
 小さいのかもしれません。
 「HARD」「SOFT」の違いは信号のタイミングや供給電圧の幅などで、当然「HARD」の方がシビアです。
 ちなみに市販のSIMMでは、SIGMA-LCのテストモードの違いで認識速度に差が出るものはありません。

2.「EDO CHECK」がエラーになる

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 SIGMA-LCのテスト項目のうち、「EDO CHECK」という項目が100%エラーになります。
 実際にPCに載せた時にはEDO動作しているようなので実害はないと思うのですが…。
 なお、モジュール検出時のEDO認識やテスト項目の「EDO TEST」は通るようです。

#SIGMA-LC自体がかなりレアな物体なので、興味がない方は「そういうもんだ」と
#流していただいて結構です。

3.接触が悪い
 ・ちょっとした揺れでフリーズしたり、認識されなくなることがある
 ・外形の精度が悪いためか、SIMMソケット装着時に少し遊びがある
 ・新品の基板であるにもかかわらず装着時の認識ミスが多い
 →端子のENIG(無電解金めっき)仕上げはあまり意味がない?

4.シルクのバグ

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 シルク文字や線の幅がまちまちで、随所で構想よりも太いラインが使われていました。
 (設計データを確認したら自分のミスでした。)
 また、スルーホールによるシルク切れが思ったより目立つので、もう少し文字位置を考慮した方が
 良かったですね。

5.パターン文字
 基板設計が本職の知人に見せたときにダメ出しされたのが、これ。
 パターン描写による文字や記号を遊び心で入れてみたのですが、

イメージ 2

 ・電源ーGND間の隙間
 ・部品の下
 ・パターンに近接する位置
 に配置するのはショート不良の要因を増やすことになるので良くないそうです。
 シルクがあるならシルクで描けということですね。

これらの点が気に入らなくて、改良型を作ることになるのでありました。
さて、更新が途絶える前に手掛けていた自作SIMMが、その後どうなったのかについての
説明から行きましょうかね。

結論から言いますと、PC-9821に搭載してメモリとして動作することが確認できました。
これまでに行ったテストは以下の通りです。
・試作品(FP-DRAMの64MBx2)をXa16/Wに搭載して
 メモリカウント通過
 FDからのMS-DOS起動
 各種テストでエラーがないことを確認
  HIMEM.SYS(TESTMEM=ON)
  MEMORY SERVER IIのメモリテスト
  まりもさん作MEMTST55/MEMTEST00

・Ra300で完成品(EDO-DRAMの128MBx2)をテスト、内容は同上

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この時点でECCの追加を行っています。
現在完成品は3枚。

・メイン機Ra266に搭載
 MS-DOS6.2、Windows98、Windows2000環境で半年間、ほぼ毎日使用(一日当たり30分〜半日程度通電)

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Winwows98上でINTELSATを実行したところ。
ちゃんとEDOで認識されているようです。

自作SIMMの他に、128MBx2枚、96MBx2枚のSIMMを使っているので、合計704MB。
DRBの状態(60h〜67h)から確認できます。
#読み方は値10h=128MB、08h=64MBで、60hから順に累積加算。
#ペアが一組多いのはSIMMソケットを増設改造しているためです。

モノは本体の中なので搭載中の画像はいずれ…。

次回作は…

製作過程をすっ飛ばして、いきなり完成。

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イメージ 2

今度は70nsの壁を突破して、50ns動作に成功。

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