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コンデンサ未交換の電源ユニットと入れ換えて電圧を測ってみましたが、
得られた結果はほぼ同じ(+3.3Vが低めでばらつく、他は安定)でした。
どうも+3.3Vの計測ポイントが良くないような気がします。

ということで、電源ユニットから直接+3.3Vを引き出してみることにしました。

イメージ 1

出力コネクタ付近にケーブルをはんだ付けし、

イメージ 2

フレームの隙間から延ばしてやります。

イメージ 3

ちゃんとまともな電圧が出ていますね。
やっぱり測る場所が悪かったのか…。

ともあれ、コンデンサの交換についてはひと段落です(多分)。
コンデンサ交換を行ったAnの電源ユニットについて、出力電圧を測ってみました。

テスト環境は
 本体 PC-9821An/U2
 CPU MMX-ODP200MHz(180MHz動作)
 メモリ 16MBx2枚
 拡張スロット Cバス3枚+ローカルバス1枚+SCSI専用スロット1枚
という状態です。

測定箇所はそれぞれ、

イメージ 1

+3.3V→CPUソケット脇にあるタンタルコンデンサ(3K6)の+極

イメージ 2

+5V,+12V,-12V→拡張スロット最上段に挿したボード上の端子
で測っています。
グランド側はフレームのネジにしました。
(なお、+5VはA/B列の49,50ピン、+12VはB22/23ピン、-12VはB33/34ピンです。)

イメージ 3

+5V,+12V,-12Vは特に問題ないようです。
気になっていたファンの回転音については、ファンの劣化が原因でした。

しかし、+3.3V系がやけに低い上、稼働中に激しく上下します。
もう少し詳しく調べてみる必要がありそうですね。
電解コンデンサを全交換した電源ユニットをしばらくテストしていましたが、
冷却ファンの回転音が変化する(=出力電圧がブレる)現象が未だに収まりません。

Anは2台あるのでコンデンサ未交換の電源と載せ換えて聴き比べてみると、
 未交換の電源はファンの動作音が「ミ」の音階なのに対し、
 交換済みの電源は「レ」の音階で時々「ミ」に上がる
という感じです。
つまり、時々電圧がブレるのではなく、普段から正常な電圧が出ていないのでは
ないかということが疑われます。

そうこうしているうちにテスト環境のHDDが立て続けにクラッシュを起こしたため、
常用を諦めて調査することにしました。

全ての電解コンデンサを交換し終えて、今は動作テストをしています。
今回のネタについては幾つか問題がありますので、それを列挙しておきます。

1.代替品の選定について
 元がマルコン製コンデンサのため詳細なスペックが分からず、厳密に同等品に
 置き換えるのは困難です。
 ・一次側に使ったニチコンGXは、85℃通常品と比べて動作保証温度範囲が狭く、
  耐リプル特性の点でも劣る。
 ・ニチコンHE/日本ケミコンKYを105℃通常品の代用に使っても大丈夫なのか?
  また、低インピーダンス品の代用が勤まるのか?
 ・ニチコンPW/日本ケミコンLXZではインピーダンスが低過ぎないか?

2.電源ユニット単体で動作確認ができない
 Anの電源ユニットは単体では正常な電圧が出せない(適切な負荷をかけないと
 電圧が安定しない)仕様になっています。
 出力はマザーボードに直接接続するメインコネクタひとつですので、動作確認は
 必然的にマザーに繋いで行うことになります(配線引き出しの改造すれば別ですが)。
 万一作業にミスがあった場合、マザーが巻き添えになるリスクがあるということです。

3.交換後の挙動
 動作確認中、本体リセット直後にCPUの冷却ファン(+5V)やHDD(+12V)の回転音が
 僅かに高くなる現象が何度か見られました。
 各系統の出力電圧が不安定になっている可能性があり、非常に心配です。
 半日ほど動かしているうちにこの症状は収まったので、コンデンサのエージングが
 不十分だっただけなのかもしれませんが、しばらくの間は要観察でしょう。

#Anの電源は+5V系と+3.3V系が連動しているらしいので、+5V系が不安定だと
#+3.3Vも危ない(=最悪CPUを壊す危険性がある)ということを意味します。
#Anを「5Vから降圧するゲタでK-6化する」際に問題になる現象と似たようなことが
#起こっているのかもしれません。

追記;
結局上記の現象は収まっていなかったようです。

4.コスト
 部品代はAn二台分で\7,000程かかりました。
 販売単位が複数個の部品を多く購入しているため、仮に交換対象が一台だと
 もっと効率が悪くなります。
 オールドPCの保守にコスパがどうこう言うのもナンセンスですが、安くはないです。

もしこの記事を参考にされる方がいたら、上記のことに留意していただけると幸いです。

イメージ 1

最後の部品、ニチコンGXもようやく到着。

イメージ 2

これを古いの(右のDWF-M)と入れ換えて、交換作業は終了です。
なお、ここまでの作業は全て30Wのはんだごて1本で済ませました。
相手が片面基板ですので、高出力のこての出番はありません。

DWF-M180V/1200uF→GX200V/1200uF,φ30x40

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