チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

秋のラストイベント!

はじめまして!
今日から3週に一度、木曜日を担当させていただく、森戸美唯と申します。
大学に通いながら、yahoo天気のお仕事をさせて頂いています。
自称日本一牛乳好きな気象予報士です!笑
先輩方のような楽しいブログを書けるように頑張りますので、よろしくお願いします。

さて、
11月も半分が過ぎ、秋は残す所わずかとなってきました。
読書の秋、食欲の秋、芸術の秋etc…
様々なものが豊かな秋ももうすぐ終わり…。

しかし!
忘れてはならないのが秋のラストイベント、紅葉の秋!

私の地元、八王子では、八王子いちょう祭りというお祭りが有名です。
この時期、甲州街道沿いのいちょう並木が約4kmに渡って一斉に色づきます。それに合わせて、美しいイチョウの下で屋台やステージ、様々なイベントが開催されるのです♪

今年の八王子いちょう祭りは、今週末、17日18日に開催されます。
私も楽しみにしているのですが、今年は心配事が…。
こちらは、12日の甲州街道の様子。

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高尾山の方へ行くと、見頃を迎えている葉が多いですが、町の方はまだ青い葉が多い印象です。

イチョウが黄葉するには、気温の低下が大きな要素の一つです。
特に朝の気温が10度を下回ると黄葉が進むと言われています。しかし、11月に入ってからきのうまでで、八王子の最低気温が10度以下にになったのは5日だけ。東京では1日もありません。

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人間にとっては、平年よりも冷え込みが穏やかで過ごしやすい日が続いているのですが、この影響でイチョウが青いままなのは、寂しくもあります。

しかし、きょう15日の朝は、八王子・東京ともに10度を下回り、今シーズン一番の寒さとなました。
週末にかけての予想最低気温も、
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(ウェザーマップ予報)
八王子、東京ともに、連日10度以下の予想となっています。

もちろん、黄葉の要素は最低気温だけではありませんから、一概には言えませんが、ご存知の通り、イチョウの黄葉は時に急激に進むもの。
今日明日の冷え込みで、お祭り当日の週末にかけて見頃を迎える葉が増えることが期待できそうです。

秋の最後の風物詩。
静かに見上げるのも良いですが、お祭りに足を延ばしてみるのもまた一興ですよ♪

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森戸美唯

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「暖かい秋」の影響


仙台の平野です。

けさ、北海道の旭川、網走、稚内で初雪が観測されました。
いずれも平年と比べて大幅に遅く、
旭川は過去2番目の遅さ、稚内は過去最も遅い初雪となりました。

これが、全国の気象官署で観測する初雪としては、今シーズン初めて。
今年は寒気の流れ込みが弱いことが如実に表れています。

宮城県においてもそれは同様で、いわゆる「初物」の観測は、今のところ蔵王山の初冠雪のみ。
これも平年と比べると8日遅れました。

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気仙沼港の「気嵐」 (10月22日朝)


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私が個人的に感じているのは、「気嵐(けあらし)」の少なさです。

「気嵐」は、暖かい海水の上に冷たい空気が流れ込むことで、海面から霧が立ちのぼる現象です。
宮城県では気仙沼港が有名で、穏やかに晴れて冷え込んだ朝に発生します。

気仙沼の平年、今年、去年の最低気温を比較してみると、
今年は全体的に高く、ガツンと冷え込む日があまりありません。

気仙沼を拠点に仕事をしている記者に聞いても、今年は気嵐の規模が小さいそうです。
こうしたところにも、「暖かい秋」が影響しているようです。


なお来週は、一時的に強い寒気が流れ込む見込みで、東北からも初雪の便りが届く可能性があります。

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平野 貴久

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河津です。
先日、気象庁は「エルニーニョ現象が発生しているとみられる」と発表しました。エルニーニョ現象が発生すると暖冬になるという傾向は一般の方にも広く知られるようになったと感じます。

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(画像は全て気象庁ウェブサイトより)

過去55年分の統計によると、エルニーニョ現象が発生した冬の平均気温が高くなる確率は東日本で62%となっています。一方で、北日本では高い確率が15%となっています。
熱帯の海よりも大陸からの寒気の影響を受けやすいからか、北日本では暖冬になる方が珍しいという傾向が出ています。

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そんな中、(少し前のデータになってしまいましたが)11月〜来年1月の長期予報の気温は沖縄〜西・東日本で高く、北日本では平年並みか高(い確率が高)くなっています。エルニーニョ現象が発生したときの傾向と一致しているとも言えそうです。

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しかしながら、これらのデータだけで暖冬と決め込むのは早計かもしれません。
2014年は今年と同じく、はじめ通常の状態からエルニーニョ現象が発生した年なのですが、14年度の冬の平均気温は西・東日本で低く、北日本で高くなっていました。エルニーニョ現象発生時の冬の傾向とは正反対の結果が出たのです。

実際にはエルニーニョ現象が起こる太平洋東部の赤道域の海面水温だけでなく、地球の様々な場所での変動が日本の天候に影響を与えます。ひとつの物事だけにとらわれず、いろんな方向から物事をとらえる必要がありそうです。


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