チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。
こんにちは、秋田の津田です。

先週夏休みを頂き、イギリスへ行ってきました。
「イギリスは曇りが多い」と言われますが、ロンドンはよく晴れていて、日中は半袖でも過ごせるくらい。

イメージ 1

でも、晴れは長続きしません。南北の温度差が大きくなる秋には、低気圧が発達しやすくなり、イギリスはストーム(嵐)の季節に入ります。

イメージ 2
Storm Ali sweeps in (MetOffice, UK)より引用
 
今シーズン初めてのストーム(Storm Ali)がイギリスを直撃したのは、私がちょうどイギリス北部・エディンバラにいたときのことです。
イメージ 3
エディンバラ城・19日朝
 
「朝焼けは雨」という天気のことわざもありますが、まさにその通りの天気に。
風に関する警報も出されました。
 
エディンバラの街にも、暴風によって撒き散らされたと見られる木の枝がいたるところに落ちていました。

イメージ 4

また、観光業にも影響が。強風のため、エディンバラ城も閉鎖され入ることができません。

イメージ 5

城の案内人に聞いてみたところ、「風速が1時間に60マイル以上(=風速約27m/s)になると、安全面を考慮して閉鎖する」のだそう。また、城は岩山の上に建っており、周囲よりも高いところにあるため特に風が強いのです。
 
鉄道や飛行機など交通に影響が出たり、亡くなった方がいたりと、様々な影響を与えたストームですが、こんな置き土産を残してくれました。

イメージ 6
古都エディンバラにかかる虹
 
台風一過の如く、翌日はよく晴れて、エディンバラ城へ入ることができました。

イメージ 7

イメージ 8
ストームが去った後でも風が強い!!
 
旅先での行動は天候に左右されるもの。
予定をガチガチに組まず、代替案を持っておくと楽しく過ごせそうです。
 
気象予報士 津田紗矢佳
 
【参考・引用文献】

MetOffice (2018). Storm Ali sweeps in. [online] https://www.metoffice.gov.uk/news/releases/2018/storm-ali,(accessed 2018-09-25).

MetOffice (2018). Winter storms. [online]https://www.metoffice.gov.uk/learning/storms/winter-storms,(accessed 2018-09-25).

この記事に

開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

こんにちは。香川県の鈴木悠です。
 
きょうは中秋の名月」ですね。
中秋の名月とは、旧暦の815日の夜の月のことを指します。
おだんご、里芋を皮のままゆでたもの(きぬかつぎ)や
ススキなどをお供えしてお月見をする日です。
諸説ありますが、平安時代に中国から伝わったとされています。
 
月の模様を例えると、
日本ではよく「餅つきをするうさぎ」に見えると言われますよね?


イメージ 2
図1:月の表面に浮き上がる「餅つきをするうさぎ」のイメージ (月の写真:提供 国立天文台)

実は、海外でも同じように、
月の模様が何かに例えられることがあります。
 
南米では一体、何の動物に例えられると思いますか?

よーく、月の写真を見て、想像してみてください!
南米で、動物ですよ。

イメージ 1図2:月の表面の写真









何に見えてきましたか?










では、正解がこちらです。




ワニ」なんです!

イメージ 3
図3:月の表面に浮き上がる「ワニ」のイメージ
 
うさぎの頭に相当するのが、口ですね。
その下に胴体、手足と尻尾が伸びています。
どうですか?ワニに見えましたか?
 
他にも、南ヨーロッパでは「カニ」、
南アフリカでは「ロバ」などの動物に見えると言われています。

イメージ 4
図4:月の表面に浮き上がる「カニ(左)」と「ロバ(右)」のイメージ

では、今夜はこれらの動物たちが見えるか、
天気予報をみていきましょう。

イメージ 5
図5:きょう9月24日(月)午後9時から日付が変わるころの天気予報
 
広い範囲で雲が多く、寒冷前線が通過する北陸から北の日本海側では雨が降りそうです。
雲の隙間から、輝く月が見えることを祈りましょう!

イメージ 6
図6:きのう高松市内で撮影した「待宵(まつよい)の月」(撮影:鈴木)
   ※待宵とは、翌日の月を楽しみに待つ、という意味があります。
 
この時期は秋雨前線や台風により、
月が見えないこともしばしばあります。
俳句歳時記には、「曇る名月」や「雨名月」などの言葉が並んでいたりしますよ。
 
今夜の中秋の名月は「曇る名月」の所が多くなりそうですが、
別の月夜に、自分は月の模様が何に見えるか、
考えながら空を見上げてみるのも楽しそうです。
※もう私は、ワニにしか見えなくなってきています。
 
鈴木悠

この記事に

開く コメント(2)[NEW]

開く トラックバック(0)


こんにちは 多胡安那です。

 

近年、SNSの影響もあって普段から写真を撮る人が増えましたが、

見つけると思わずスマホを向けてしまう。そんな景色はありませんか?

 

これまで何度も何十回も見ているのに、それでも撮ってしまうもの。

皆さんの写真フォルダにも、同じ被写体、

同じようなアングルの写真がいくつも並んでいるかもしれません。

 

私がつい撮ってしまうものは東京タワーで、

数えられないほどの写真がおさめられていますが、その印象は昼と夜、夏と冬でも大きく違います。


イメージ 1


昼間の東京タワーといえば、遠くからでも目立つ色が印象的ですが、

これは航空法によって決められた色で、「インターナショナルオレンジ」と呼ばれるもの。

 

白とのツートンカラーというのも航空法で決められていて、

その塗り方までもが定められているんです。




そして、一段と美しさが増す夜のライトアップには、季節に合わせた工夫がされています。

 

イベント時ではない通常のライトアップでも、その色味は夏と冬で変化。

暑い夏はシルバーライトを使用した白色を基調とし、”涼しさ”をイメージしていますが、

寒い冬はオレンジ色を使うことで、暖かみを感じさせるカラーに変えているそうです。


イメージ 2


ライトアップの夏バージョンへの切り替えは、暑さが増してくる「小暑」の77日。

一方、冬バージョンへ変わるのは、残暑が落ち着く101日で、

東京タワーも今がまさに季節の変わり目です。

 

今年はちょうどその頃から涼しくなりそうですから、

東京タワーと一緒に衣替えをしてしまうのもいいかもしれませんね。

 

東京タワーは今年の12月、還暦を迎えます。

 

19581223日に竣工して以来、東京の街を見守り続けて60年。

ライトアップに対してのネガティブな意見はありますが、

これからも東京の街を照らし続けて欲しいです。



多胡安那


この記事に

開く コメント(3)

開く トラックバック(0)

[ すべて表示 ]


.


みんなの更新記事