チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。
仙台の平野です。

宮城県はこのところすっかり秋めいてきて、
朝晩は長袖がないと肌寒いくらいの気温になってきています。
今年は夏が特別暑かったために、余計に過ごしやすく感じます。

先日、宮城県のいちばん南・丸森町にあるひまわり畑を取材しました。
普段は牧草地となっていますが、
牧草を刈り取って次の作物を作るまでの期間を利用してひまわりを植え、
毎年ひまわりまつりも開催されているところです。

実は去年も同じ場所を同じ時季に取材しているのですが、
去年と今年ではまったく状況が違います。

上の写真が去年、下が今年です。
去年はひまわりを植えていないわけではなく、植えたけど咲かなかったのです。

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去年のひまわり畑

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今年のひまわり畑


原因は8月の天候不順。
土が湿って根腐れを起こすなどして、育たなかったというわけです。
ここまでひどいのは、過去17回の中で初めてのことでした。

一方で今年は、まつりの担当者曰く、過去最もいい出来だということです。

毎年決まった場所に取材に行くと、
去年は遅かったけど、今年は逆に早い、今年は花の数が少ないなど、
植物の微妙な変化に気付きやすくなります。
自分なりの生物季節観測とでもいいますか。
過去の天候をたどっていくと、そこに原因らしき現象があることも多く、いろいろと気付かされます。

何か一つ、自分なりのバロメーターとなる植物を持っておくと、
天候の変化に気付きやすくなるかもしれません。


平野 貴久

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心温まる「どのう袋」

盛岡の大隅です。
この3連休は、地元の広島に帰りました。
滞在期間中、最低気温が25度を下回らない熱帯夜や最高気温が30度近くまで上がるなど、まだ夏を感じる暑さでした。
一方で、東北の岩手はすっかり涼しくなっていて、けさ(18日)の盛岡市の最低気温は10.9度と冷えこみました。
 
西日本豪雨の被害が大きかった坂町小屋浦を見てきました。
被災から2ヶ月以上たっても巨大な花こう岩がたくさん残っていました。
山には多くの渓流があり、そこから大量の土砂と花こう岩が流れたことが分かります。
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 町を流れる天地川の堤防は壊れたままでした。
ふだんは水量が少ない川、この川が氾濫したのですから、豪雨のおそろしさを感じます。
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この日、ボランテイアの方々がたまった土砂を出したりしていました。
蒸し暑い中のハードな作業、本当に頭が下がります。
3連休の中日ということで、全国から150人ほどの方々が集まったそうです。
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 天地川公園に小屋浦ボランテイアサテライトがあり、ボランテイアの受付場所になっています。
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ここにたくさんの土のう袋が貼ってありました。
実はこれ、全て岩手から届いたものなんです!
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一昨年8月、岩手県岩泉町では、台風10号より大きな水害がありました。
この経験から今回、坂町に応援メッセージを書いた土のう袋が送られたのです。
広島から約900キロ離れた岩手からの温かいメッセージや全国からのボランテイアの皆さんの優しさから、人と人が助け合い、思い合う気持ちの尊さを感じました。
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呉市から坂町は、瀬戸内海に面していて、昔からのどかな美しい町でした。
しかし、山は急斜面が多く、そこに多くの住宅地があり、危険と隣り合わせです。
西日本豪雨のような大雨は今後、またどこかで起きます。
この経験を無駄にしてはいけません。
全国どこでも「危険な時は早めに避難すること」を伝えていきたいと思います。
 
 
大隅智子
 

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深まる秋に わたの花

こんにちは、及川藍です。


秋の雨の季節になって、東京は涼しい日が続いていましたが、昼過ぎに31.2℃を観測し、1週間ぶりの真夏日となっています。
昼間は晴れている関東も、夕方以降は急な強い雨や雷雨がありそうです。熱中症と天気の急変にお気をつけください。

暑いときに着たくなる服はコットン素材、ということで先日、綿の花を見てきました。



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都内の綿の畑を見学させていただいたのですが、小学校の生徒さんが育てていて、もうすぐ綿の摘み取りを迎えます。



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お花の色は和綿か洋綿かによって違うそうで、同じ時期でもピンク、黄色、白の花が咲いていました。管理人さんによると、近くに植えているオクラの花にも似ているということです。
また、和綿は咲き始めからしぼむ頃にかけて、花の色が変化し、白や淡い黄色からピンク色に変わるそうです。


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花が咲いたあとには果実が割れて、中からは白いコットンボール(綿花)が出てきます。

今年は猛暑だったため、水やりなどの管理が大変だったそうで、綿の実が開いているものもありましたが、強い日差しに茶色く枯れてしまっていました。

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コットンボールがたくさんできたら、秋に咲く雪のようで、その頃にまた見に行くのが楽しみです。


ちなみに、同じ綿でも「真綿(まわた)」はコットンではなく、繭からつくられるシルクのことです。
9月9日は重陽の節句ですが、この前の日の夜に菊の花に真綿を薄くしたものをかぶせておき、次の日の朝、菊の香りがうつった真綿で肌をぬぐうと長生きできるといわれています。旧暦の9月9日は、新暦の10月中ごろ、今年は10月17日に当たります。ちょうど菊がきれいに咲く時季で、この光景も秋の花にうっすら雪が積もったように見えそうですね。


真綿はやわらかくて保温性に優れるため、昔から布団や防寒具に使用されてきた素材です。
真綿にくるむようにという表現が好きで、真綿から綿の花に行きつきました。

今は二十四節気の白露(はくろ)にあたりますが、ひとつ前の処暑の頃には七十二候で「綿柎開(わたのはなしべひらく)」という期間があります。綿の実がはじける頃なので、早いところでは8月下旬には白いわたを楽しめるんですね。
23日(日)には秋分を迎えますが、今週後半は広く雨となり、そのあとは秋晴れとなりそうです。今週末は秋の深まりを感じられそうです。


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及川藍

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