チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

「事実」と「真実」

クマバチが飛んでいました。


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このクマバチ、実は飛べないそうです。
でも飛んでいました。
不思議ですね。 

航空力学的に計算すると、クマバチの羽は体重に比べて小さ過ぎるために、
自分の体重を支えて空中に浮くことは不可能だそうです。
これは科学で証明されている事実です。
そう言われてみると、確かに体に比べて羽が小さい気がします。

ではなぜ飛べるのか!


『クマバチは自分が飛べないということを知らないから』
だそうです。
クマバチは人間と違って自ら限界を決めたりしませんから。


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           ≪すごいぞ!クマバチ≫


この話しには続きがあります。
後年、実は空気には粘性抵抗というものがあることが発見されました。
そしてそれを考慮すると実はクマバチは飛べてしまうそうです。

そんな話しを授業の小話しでしたことがありました。

「なーんだ」と思うかもしれません。
しかしこのことを通して私が言いたかったことは、
「世の中は全て科学の論理に従っている」
「その科学的な理論は常に正しいわけではなく、新たな論理によって修正されていく。」
「今は不思議なことであっても、新たな科学の法則の発見によって結局は必ず証明される。」
ということだったのです。

どや顔で科学の凄さを説く私に対して、授業後勉強が苦手な文系の生徒がやって来て
言った言葉に軽くショックを受けました。
「クマバチの話し、面白かったね。 でも最後の部分はいらないよ。 クマバチは本当は
飛べないけど飛んでる。 なんでそこで終わらせてくれなかったの。」

そんな考え方があるなんて思いもしませんでした。
まさに理系バカ!
事実で、科学の理論で全てをねじ伏せようとする。



「クマバチは飛べる」
それは紛れもない『事実』です

「クマバチは本当は飛べないはずだけど、飛んでいる。」
それは『事実』ではないけれど、その生徒にとってはそれが『真実』であってもよかったのではないでしょうか。
例え間違った事実であっても、その生徒が試験や人生に向けて頑張れるのであれば。


先生という仕事は、わかりきった客観的事実だけを教える職業ではない。
そんなことを生徒から教わりました。

芦原

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間違えやすい春の訪れ

こんにちは。鳥取の熊澤です。

鳥取では5月に入ってから「トノサマガエル」と「シオカラトンボ」が観測されました。
また、今年はまだ観測されていませんが、「キアゲハ」も平年だと4月の終わりに観測される、春に見られる生物です。

これらの観測は気象台の職員が目視で確認していますが、観測には苦労もあるようです。

たとえば「キアゲハ」は「ナミアゲハ」と見た目が似ています。

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キアゲハ



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ナミアゲハ



写真で見るとキアゲハは黄色、ナミアゲハは白色で見分けやすそうですが、飛んでいるところを見分けるのは難しいそうです。

観測の際には網で捕まえて色や模様を確認しているそうです。

また「トノサマガエル」は「ダルマガエル」と似ているためお腹の模様で見分けていたり、「シオカラトンボ」は「オオシオカラトンボ」や「シオヤトンボ」と似ているため尻尾の色を確認して見分けていたりと、観測にはなかなかの苦労を伴うようです。

生物季節観測として正確なデータを残すために、慎重な観測が行われています。

ちなみに、鳥取でのキアゲハの初見日は平年だと4月28日です。
今年はまだ観測されておらず、2016年は欠測でした。

平年値が作れなくなる程に欠測が多くなると、生物季節観測の観測項目から除外されてしまいます。
苦労を伴う観測ではありますが、できる限り観測が続くと良いなと思います。


<引用文献>
身近な昆虫識別図鑑(著:海野和男、発行:株式会社誠文堂新光社)

熊澤里枝

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こんにちは。藤枝知行です。

きのう(14日)は奄美地方の梅雨入りが発表されましたが、
最近は湿気が多くなってきましたね。
5月初旬のカラッとした暑さから一転、蒸し暑く感じます。

この暑さを少しでも和らげようと、扇子を常に持ち歩くようにしています。
今回はこの扇子の効果を検証してみました。

使用したのは愛用している布製、紙製の2本の扇子です。
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それぞれどのくらいの風を起こせるのか、風速計で測定してみました。

まず布製は・・・
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力を入れず、ハタハタと仰いで1.6m/s
続いて紙製は・・・
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こちらも1.6m/sという結果でした。

扇子の素材による風速の違いはあまりないようです。
季節によって差はあるものの、風速1m/sで体感温度が1℃下がるといわれているので、
扇子を使えば顔周りの体感温度を2℃程度下げられそうです。

ちなみに、頑張って仰いだらどのくらいの風速が出せるのかも試してみました。
すると・・・
イメージ 4

3m/s!までは何とか。
顔周りの体感温度は3℃下がる計算ですが、額からは汗が!腕も筋肉痛に・・・
ということで、扇子は力を入れずハタハタと仰ぐのが良いようです。

扇子を使ったエコなクールダウン。オススメです。

藤枝知行

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