チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。
宮崎です。きのうは東京都心で今年初めて30℃以上の真夏日に、群馬県館林市では、35.3℃を観測し、全国で今年初の猛暑日となりました。きょうも真夏の暑さとなるところがありそうです。暑くなるこれからの時期注意が必要な雲。それがこちら!
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(2015年8月撮影:過去に書いた記事→https://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/63790245.htmlより)
積乱雲です。ご存じの方も多いと思いますが、積乱雲は、雷のほか、竜巻などの激しい突風、急な強い雨、ひょうなどをもたらす危険な雲です。地上の気温が上がると、上空との気温差が大きくなります。
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地上と上空の気温差が40℃以上になると、大気の状態が非常に不安定になって、局地的に積乱雲が発達しやすくなりますので、これからの時期は注意が必要です。こちらは、5年ほど前の7月に、お台場から神奈川方面を撮影した写真です。時系列で追って見てみましょう。
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① 濃い白色の雲が、もくもくと上を目指して発達中です。
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② 雲は、空の天井部分(対流圏界面)まで成長していきます。天井部分に達した後は、上にはすすめませんので「かなとこ状」に平らに広がっていきます。
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③ 最盛期です!雲頂付近の雲が、ほうきで掃いたようにシュシュッと広がって、色も薄くなっているのがわかります。(水蒸気の密度が少なくなっているということです。)この後は、積乱雲は次第に衰退していきますが、後ろには次々と別の雲が成長しています。この写真1と3を撮影した時間の間隔は30分。30分でここまで成長します!積乱雲は遠くから見ると白くて綺麗ですが、雷を伴って雨を激しく降らせるような雲です。近くでは、もくもくとした黒い雲に見え、ヒンヤリとした風を吹かせたり、雷鳴を響かせたりしているので、すぐに雨雲だとわかると思います。晴れていても、気温が上がるとこのように局地的に活発な積乱雲が急発達することがあります。
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きょうも気温が上がりますので、午後は東日本の山沿いを中心にで、このような雲が発生するおそれがあります。暑くなるこれからの季節は、改めて、晴れていても、空模様の急変にご注意ください。宮崎由衣子(http://www.weathermap.co.jp/caster/miyazaki-yuiko/

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河津です。
先日、サイエンスライターの吉成真由美さんが各国の知識人にインタビューを行った「人類の未来」という本を読みました。副題に「AI、経済、民主主義」とあるように、現在と未来のテクノロジーや政治経済について、各分野の大家といえる人々からの知見がつづられています。

また、それらの分野以外にも、気候変動について語られている箇所がありました。もともとは数学者であり、言語学者、政治学者でもあるノーム・チョムスキー氏は、気候変動はデッチ上げだとするトランプ大統領の主張に対して警鐘を鳴らしています。

例えば、共和党の候補者全員が、気候変動に対して何ら対策を講じる必要がないという立場でした。そのほとんどが、気候変動そのものに対して、疑問の目を向けています。気候変動があるという立場をとる候補者であっても、化石燃料の使用をやめるとは言わない。これは過去20万年における人類最大の危機でしょう。あと10〜20年の間に、気候変動による難民が、バングラデシュの海岸地域などで大量発生すると予想されています。南極の氷が解けることによる海面上昇によってです。


一方で、数学者で理論物理学者、宇宙物理学者のフリーマン・ダイソン氏は気候変動が存在することは認めつつも、政治的な問題になってしまっていることについて批判をしています。

問題は、あまりにも多くの時間と努力が、この地球温暖化の議論のために使われているということです。森林伐採や、野生動物の破壊、生息環境の破壊など、他にもたくさんの環境問題があります。実際に被害が生じているところに、はるかに多くの真摯な注意を払うべきです。残念ながら、気候についての議論が政治的な協議を占領してしまっていて、公衆衛生や広域伝染病などへの注意がおろそかになってしまっています。私たちが対処しなければならない、はるかに重要な案件が山積みであるにもかかわらず。悲しいことです。

また、現段階では気候モデルが現在の気候を理解するうえでは役に立つものの、実際の世界を予測をするには複雑な事柄が多いため、無力であるとも主張しています。


私は研究者ではないため、(当たり前ですが)独自の研究から気候変動に関して意見を述べることなどできません。ただ、気候モデル予測の確からしさの検証と、気候変動と政治的主張の切り離しは必要だと考えます。短期的な利益を追求するのではなく、長期的で多角的な視野を持つことが大切なのではないでしょうか。






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「ハンカチ」の季節

こんにちは、高知の岡田です。
立夏を過ぎて暦の上では夏が始まり、
日中は半そでで過ごせる日が多くなっています。
(暑さに耐えられず、先日ことし初めて冷房をONにしてしまいました)
今週末はさらに暑くなるところが多くなりそうです。
 
20日(土)の天気
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(19日17時発表)
 21日(日)の天気
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(19日17時発表)

日差しの下では、汗ばむ陽気で「ハンカチ」が活躍する時季になっていますが、
植物園でも、「ハンカチ」が来園者集めに大活躍。
 
それがこちら。
 
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(県立牧野植物園)
ハンカチノキです。
白いハンカチノように見えるものは、 ( ほう ) と呼ばれる葉が変形した部分です。
写真だと、ちょっとハンカチに見えにくいかもしれませんが…‥
木に白い苞がいくつも垂れ下がり、
風に揺れるさまは、まさに、白いハンカチが枝に引っかかっているように見えるんです。
(ぜひ、ユラユラと風に揺れるハンカチノキを見てほしい!)
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(県立牧野植物園)
また、中心にある球体のものは、
複数の雄花と1つの雌花が集まったもので、ハンカチノキの花です。
日差しが強まる初夏に、花を咲かせ初夏の訪れを告げる植物でもあります。
 
 
 
きょうは全国的に晴れて暑くなるところが多くなりそうです。
おでかけには「ハンカチ」を忘れずにお持ちください。
 
 
 
※県立牧野植物園では、ことしはハンカチノキの花は終了しています。
  例年は大型連休のころに見ごろを迎えるそうです。
 
 
岡田良昭


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