チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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寒冬日

森田正光です。


もと気象協会の先輩、M・Sさんから、『今年のような寒い冬は冬日(最低気温0℃以下)とか
真冬日(最高気温0℃以下)という表現だけでは、都市気候の顕著な東京などでは、寒さを
正確に表現できないのではないか』とのメールをいただいた。

Mさんが指摘されるに、夏日とか真夏日は最高気温が基準となっているので、冬の場合も
最高気温を基準にしてはどうだろうということであった。

具体的には最高気温10℃未満の日を寒冬日(かんとうび)、5℃未満の日を
厳冬日(げんとうび)としたらと提案された。


賛成である。そもそも関東より西の地方では真冬日などほとんど出現しないし、
最低気温の下がりにくい都市部では、冬日日数だけで冬の寒さを判断しにくくなっている。
今年は確かに寒いが、東京の冬日は今日現在(2/13)で11日。平年の冬日日数は
約10日なので、冬日だけみるとほぼ平年並みということになってしまう。

冬日日数の平年値をたどると、1960年代が年間50日、70年代が43日、80年代が
28日、90年代が20日と激減していく。とくに70年代から80年代の違いが大きく
この時代が、もっとも都市化が進んだことを裏づけている。


話しがややこしくなってきて恐縮だが、東京のこの冬の「寒冬日」は今日現在45日、昨年は
36日、一昨年は30日だった。また「厳冬日」は3日で、これは昨年の3日と同じである。


人が寒いと感じるのは、一般に気温が10℃以下のときだ。とすると、今年は10℃未満の
日が多かったので、それで気温以上に寒冬のイメージが強くなったのではないか。
  

https://s.yimg.jp/images/weather/blogs/morita_60.jpg森田正光(もりた・まさみつ)                                          お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ代表取締役。 TBSテレビ「イブニング・ファイブ」 (月〜金) 、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!『日本全国8時です』」 (月〜金) 、CBCテレビ「サタデー生ワイド そらナビ」(土)などに出演中。趣味は読書、映画鑑賞、将棋、囲碁、ゲーム全般。

閉じる コメント(14)

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『寒冬日』『厳冬日』、かなりいいと思いますよ。 僕も来年からとは言わず明日から使ってみます! 削除

2006/2/13(月) 午後 5:02 [ お天気小僧 ] 返信する

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んー。正直どちらでも良いって思います。ま、放送する側として決まりがあると便利ですけど。実際の視聴者からの目線だと、明日寒いのか。今週は寒いのかってところなので。放送するって難しい。僕もお天気の仕事をしていたので、天気の表現をどう肌感覚に表すか。ってのには苦労しました。

2006/2/13(月) 午後 5:43 [ ontai ] 返信する

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「ONTAI I」さんに同意!! 酷暑とか、厳冬日・寒冬日・・とかは伝える側の問題であり、受けてにはなにか利があるのでしょうか? また風などによっても体感的には違いますし、形から入るより日々の天気を伝えるうえでは、キャスターとしてのコメントの表現力が大事だと思いやすよ。 削除

2006/2/13(月) 午後 6:16 [ 400SNOW ] 返信する

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関係する方はいろいろ考えておられるのですね。 ただ、晴れか、雨か、温度と、風の強弱の予報があれば、あり難いです。

2006/2/13(月) 午後 8:05 mas*858*20*0 返信する

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きようの天気予報では、明日あたりからポチポチ春えの道のりのようですね、楽しみで〜す、

2006/2/13(月) 午後 8:47 [ 江戸隠居 ] 返信する

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「冬日」「真冬日」も私は好きです。これを決めた時の背景にはなにがあったのでしょうか?0℃という境界を選ばせる、人の体感的な訳がそこにあったのではないでしょうか? 私は、専門家の方はまず「いわれ」を良く調べてから話題にする位の気構えが必要だと思います。日本全国8時ですを、遠藤泰子さんの大ファンとして聞いていて、水曜日の森田さんに「データの力」みたいなものを感じ、泰子さんと並べて考えてもいいかとおもっている者として、この記事は少々不満です。衣と住と地球環境が変わっても、体感が根拠になっているなら、スライスレベルを変えるだけでいいかも知れませんね。言葉の遊びで、わざわざ人を煩わせないで欲しいですねぇ。

2006/2/14(火) 午後 1:00 [ 亜紀じい ] 返信する

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寒冬日(かんとうび)厳冬日(げんとうび)どちらの言葉も定着したら、俳句の季語として詠みこんでみたい言葉です。冬日、真冬日と言う言葉も語感が柔らかいので詠みやすいですね。新しい歳時記に加えてもらいたい言葉だな、と思いました。季節の言葉を大切にしている日本語を話す日本人ならではのお話を交えた天気予報もいつも楽しみにしています。こよみも日本だけの文化でないものもあり、天気予報が面白くなります。時にはそんなグローバルな天気予報もしてみて下さいね。

2006/2/14(火) 午後 9:50 i_ashihara 返信する

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おっしゃることはわかりますが「寒冬日」「厳冬日」「冬日」「真冬日」と来たらちょっと混乱しますね。それに、最高気温が5℃以下で「厳冬」は言いすぎだと思います。それより天気予報で気になるのは、余りにも東京中心であること。最低気温に関して言うと(うちは茨城南部なんですが)3〜5度ぐらい違います。「最低気温が0℃で、ものすごく寒い」なんて言われるとちょっと違和感があります。その意味で、最高気温を基準にという意見は一理あると思います。

2006/2/15(水) 午後 0:04 [ papageno620 ] 返信する

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「厳冬日」と「真冬日」、前者の方が寒い日のように聞こえませんか?もう少し日本語を大切に使って下さい。

2006/2/16(木) 午後 10:05 [ hum*n*lock3 ] 返信する

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冬の気候で、最高気温を基準にするというのはあまり賛成できない。 最低気温の厳しい冷え込みこそが、冬の寒さを代表するもの。逆にそれだけ冬日が激減して、都市部を中心に温暖化が進んだことを一般国民に広く知ってもらう上で、最低気温は注目すべきだと思う。冬は曇りや雨・雪であれば最高気温が上がらないのは当たり前。最低気温が下がりにくくなったことの大半は人為的要因であり、もっとそのことに対する危機意識を気象報道の上でも伝えてほしい。 削除

2007/2/28(水) 午後 2:32 [ 気象予報士 ] 返信する

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あと、そもそも寒冬、厳冬という表現は冬3ヶ月平均気温が、平年を著しく下回った「寒侯年」に対して命名すべきもので、特定の一日の瞬間値である最高気温に対してこのような表現を使用するのは気象学的に見てもおかしい。まして「厳冬日」などというと、真冬日よりもさらに寒い「日最高気温-10℃以下」を指しているようにすら感じる。北日本と西日本でも冬の気候は大きく違うし、このような表現を用いるのは言語道断。 削除

2007/2/28(水) 午後 2:40 [ 気象予報士 ] 返信する

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最低気温が0度未満という冬日の定義があるのですから、最低気温を無視している訳ではないでしょう。最高気温がどの程度上がらなかったかも、十分に冬の寒さを表現していると思いますよ。冬でも晴れれば最高気温は上がるのは当たり前です。ところで、温暖化の影響を伝える事が天気予報の最大の目的だと勘違いをしていません?>>「気象予報士」さん

2007/2/28(水) 午後 10:11 [ hum*n*lock3 ] 返信する

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それと、「寒候年」というのは10月〜3月のことですよ。秋や春も含みますから、寒冬かどうかの基準にはなりません。「寒冬」の定義も、気象庁によると12〜2月の平均気温が3階級で「低い」に入る年となっていますので、平年を「著しく」下回ったとは言えません。この定義に意義があるならば、是非http://www.jma.go.jp/jma/press/0702/23a/yougo_iken.htmlで意見表明をしてきてください。

2007/2/28(水) 午後 10:15 [ hum*n*lock3 ] 返信する

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寒冬や厳冬が冬期間に対してのみ使用すると言うならば、冬日の「冬」や真冬日の「真冬」も特定の1日を指す表現とするのは問題があります?威勢が良いのは結構ですが、もうちょっと落ち着いてから書き込んだ方が宜しいかと思いますが。

2007/2/28(水) 午後 10:20 [ hum*n*lock3 ] 返信する

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