チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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つむじ風と竜巻

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        日経新聞(5月16日)より


昨日の午後、滋賀県の中学校で突風が発生しました。

テントが飛んで、10人の方がケガをされたということで、
体育祭も中止になったということです。


この原因は、目撃例などから「つむじ風」だろうと推測
できます。「つむじ風」は、一般に晴れているときに起きるのが
特徴です。


晴れていると局地的な熱的上昇気流が起こり、そこに
周りから空気が集まってきます。このとき風が何かの
理由でぶつかったり、風速差が生じると空気が渦を
まいて「つむじ風」となります。


したがって「つむじ風」は、開けたところの中に
ポツンと障害物(校舎)のある校庭や、工事現場の
資材置き場などで発生しやすくなります。


よく「つむじ風」を竜巻と言う人がいますが、つむじ風は
気象用語では「塵旋風」と言って、竜巻とはスケールも
成因も、全く違う気象現象です。


ところで2週間ほど前にも、岐阜県だったか(?)で
「つむじ風」が発生して、ケガ人が出てしまいました。
この時のニュースの第一報は「竜巻か?」でした。


今回は目撃された校長先生が、「強いつむじ風で2〜5
くらいの高さに・・・」と証言されたので、竜巻という
誤解を避けることが出来たのだと思います。


つむじ風と竜巻、一般の方はどちらでもいいとお考えの
方もいらっしゃいますが、気象に携わる者は、事あるごとに
その違いを強調していかなければならないと思っています。





http://www.etenki.net/web/team_morita/morita.jpg森田正光(もりた・まさみつ) お天気キャスター、気象予報士。株式会社ウェザーマップ代表取締役。 TBSテレビ「イブニングワイド」「NEWS23」 (月〜金) 、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!『日本全国8時です』」 (月〜金) 、CBCテレビ「ひるおび!えなりかずき!そらナビ」(金)などに出演中。『大手町は、なぜ金曜に雨が降るのか』(梧桐書院)『森田さんのおもしろ天気予報』(ポプラ社)など著書多数。趣味は読書、映画鑑賞、将棋、囲碁、ゲーム全般(特にRPG)。「これまでで最もやり込んだゲームは『トルネコの大冒険(GBA版)』。何千時間やったかわかりません!」

閉じる コメント(28)

つむじ風は気象用語では「塵旋風」と言うのですか。
つむじ風と竜巻のちがい、勉強になりました。
これからも、よろしくお願いいたします。

2010/5/16(日) 午後 5:36 [ seylook ] 返信する

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yyy66799さんが言うように、マスコミ関係の仕事に就いている人は大抵、民主主義の意味を勘違いしている困った人ばかりだ。親が自分の子供に将来就いてほしくないと思う職業のワースト10にマスコミ関係の仕事がランクインしているのはおそらく言うまでもないだろう。 削除

2010/5/16(日) 午後 6:10 [ 福井の天気マニア ] 返信する

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マスコミの言うことは絶対に鵜呑みにしてはいけない。ちょっと強めの台風が来ると「最強台風」とか「超大型台風」とかいう言葉を平気で使うし、気象以外でも例えば警察○○24時、とかの類の番組、あれもひどい。まるで警察が善良なことしかしてないイメージを視聴者に与えてしまう。

現実には警官の不祥事とかニュースとして表に出てくるものだけでも沢山あるのにそういうことには一切触れない。あれは単なる警察のPR番組で警察の本当の姿を伝えてるわけではなく、むしろ青少年に有害な番組と言ってもいいくらいだ。

2010/5/16(日) 午後 7:05 [ yyy66799 ] 返信する

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信用してはいけないのはマスコミだけではない。気象の専門書ですら間違ってることがあるのだ。例えば「気象ハンドブック」4万円近くする本格的な気象専門書だがこの中には「温帯性低気圧」という誤った表記があるのだ。ちなみに2005年に出た第3版の最新のやつだ。

専門書ですら疑いを持って読まなければならないのだ。

2010/5/16(日) 午後 8:00 [ yyy66799 ] 返信する

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きょうの山口は良く晴れておでかけにはまずまずの天気でした。
空気が乾燥して喉がいがいがしました。
最近、アヤメが咲きだし紫陽花の真花が大きくなってきた。
雨季が近づいてきていると実感させられます。

こちら山口ではテレビ、ラジオで警察の不祥事はニュースで触れてましたよ〜
上の記述にたいしては違うイメージを読み手に与えてしまう、
疑いをもって読まなければならない、鵜呑みにできないと個人的に感じます。 削除

2010/5/16(日) 午後 8:42 [ げんちゃん ] 返信する

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俺が言ってるのはニュースではなく「警察○○24時」とかの番組内で警官の不祥事には一切触れない、ということなんだが。

2010/5/16(日) 午後 8:58 [ yyy66799 ] 返信する

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yyy66799さん
すこし観点が違いますが、第二室戸台風は、気象庁用語ですが、戦前の室戸台風は、一般の言葉止まりで、何故か、気象庁用語ではありませんね?
この関係が、未だに判りません。御教示いただければ幸いです。 削除

2010/5/16(日) 午後 9:18 [ 松寅 ] 返信する

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話はちょっとそれるかもしれないがとにかく民放がひどい。
民放では「今年は何故か竜馬ブーム」などといってNHKドラマの先読みするような番組が目立つ。これらの番組は去年は「何故か篤姫ブーム」とやはりNHKの先取りに明け暮れていたのだ。
恥も外聞も捨てた寄生虫のような連中に情報を支配された日本の行く末が心底懸念される。
天気予報が横並びになるのも「気象庁の方針」ばかりではあるまい。 削除

2010/5/16(日) 午後 9:22 [ 真の情報とは ] 返信する

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ちなみに、マスコミは一切信用しないが、アッコにおまかせだけは信用している。(げらげら! 削除

2010/5/16(日) 午後 10:17 [ yyy66799 ] 返信する

「真の情報とは」さん、頭が冴えてる。「何故か○○」という文句が登場したら「少し眉唾ものなのか?」と一旦は考察を入れるようにして生活します。ありがとうございます。

2010/5/16(日) 午後 10:38 [ よろしくね! ] 返信する

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今日の横浜は最高気温22度で雲が多めで時々日差しがなくなることがありました。朝は少し寒かったですが日中は少し暑かったです。流石にこの時期は夕方になると風がヒンヤリして涼しくなります。現在は雲1つなく晴れておりちょうどよく感じます。
確かに一昨年の夏は雷がひどかったです。一昨年の夏に長野県某所に4日間滞在したのですが毎日のように夕立がありました。

2010/5/16(日) 午後 11:46 [ panthanwatch ] 返信する

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山梨のテレビ局で放送される天気予報は、NHKは気象庁のもの、YBSとUTYは予報士
独自のもので、3局すべてで微妙に異なっています。よって、どの局のものを見るかで
その日の運命が決まる・・というのは言い過ぎですが、雨が降るか降らないか微妙な
ときは、どれにするか迷うことがあります。もちろんそういうときは、念のため傘を持って
いくようにしています。

さて、太陽の活動は現在極小期レベルまで低下してしまいました。黒点は全くなく、
F10.7の数値も70前後で、これからどんどん活発になっていく時期には考えにくい低さ
です。ただ、新たな活動領域が見え始めたので、この低下状況はもうすぐ解消しそう
です。それでも、今の太陽は明らかに活動レベルが通常より低いです。実際、太陽
活動は11年周期の他に100年周期というものがあるらしく、現在は100年周期の極小期に
入ったという見方もあります。

2010/5/17(月) 午前 0:36 [ sik*024* ] 返信する

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松寅さん

私が代わりにお答えしましょう。
気象庁が台風などの災害に(正式な)特別名称を与えるようにしたのは1954年の洞爺丸台風からです。この年以降気象庁が、台風、地震などで顕著災害と認めたものはすぐに正式名称としてつけたものです。ただ、一例だけ、「宮古島台風」(1959年)は「第二宮古島台風」(1966年)を指定したとき、過去に遡及して命名したものです。
「第二室戸台風」を正式に決めた以上、当然(第一)室戸台風を念頭においてのことと思われるのに、室戸台風を指定しないのは単に1954年以前のことだから、と考えられます。これ以前にまで遡及するならばキリがないから、ということなのでしょう。よって、枕崎台風(1945年)も1953年に千人以上の死者を出した「南紀豪雨」もこの意味における正式名称ではありません。しかし、気象庁の公式記録、学会の論文においても認知されたものです。
宮古島台風‐第二宮古島台風における唯一の例外は、それが1954年以降の範囲においてである、と考えれば納得いくでしょう。 削除

2010/5/17(月) 午前 2:00 [ 台風九號 ] 返信する

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皆様、おはようございます。
今朝の北見は薄暗い雲が空の半分を覆っていますが、あとの半分は青空で、晴れています。
Tn=7.9℃(平年差+3℃)で比較的暖かい朝となりました。
今日は夕方〜夜にかけて、当地ではSSIが−3前後と大気の状態が不安定になりそうなため、にわか雨か雷雨がありそうです。 削除

2010/5/17(月) 午前 5:51 [ tenki fan ] 返信する

来週25〜くらいからの天気が知りたいです★出掛けるので雨ではないか不安です

2010/5/17(月) 午前 7:23 [ que**3 ] 返信する

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桜の開花予想も読売は「民間苦戦」っていって、日本海新聞は「善戦」っていって・・・なんだか記者の気分で決めてるみたい。でも、「警察○○24時」や刑事ドラマなんかは犯罪率低下に役立ってますよ。 削除

2010/5/17(月) 午前 8:46 [ 道明寺 ] 返信する

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この記事読みました。写真が中途で切れてますけど、当の現場は”竜巻”が起きたと大騒ぎだったようです。知識が簡単にしかも豊富に入る世の中なのに”つむじ風”も”竜巻”も区別がつかないとは。
名古屋の方でも、”突風”で電車の架線にトタン板?が飛んできたそうだ。学校の校庭や、大規模な野焼きのときは、思わぬ突風が吹くことがあるので注意。メソ気象の分野ですね。今回の事象は温暖化とは全く関係なしです。 削除

2010/5/17(月) 午前 11:00 [ 月見里 ] 返信する

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台風九號さん、ありがとうございます。
それにしても、室戸台風は、戦前屈指の「猛烈な」台風だったと思います。たしか、本土上陸時の最大風速も、南海上での中心付近の最低気圧も、それこそ「記録的」だったといろんな処で書かれています。
それに宮古島台風の件があったので、不思議なことだと思っていました。
丁寧な説明、本当に感謝しております。 削除

2010/5/17(月) 午後 3:12 [ 松寅 ] 返信する

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>松寅さま
気象庁が命名した地震についてもご覧になれば事情がよりハッキリすると思いますよ。
ttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/meimei/meimei2.html

2010/5/17(月) 午後 3:34 [ mrs**tubon* ] 返信する

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>>気象に携わる者は、事あるごとに
>>その違いを強調していかなければならないと思っています。

さすが森田さん。いいことおっしゃいますね。
でもですね、昔から何度言ってもわかってもらえないことがたくさんありますよね。例えば、台風から変わった温帯低気圧の危険性、風浪と津波の違い、など。どうも、小難しい理屈はどうでも良くて、専門家の話を聞く耳がないというか、自分に被害が及ぶか否かだけで判断しようとするんですね。学力低下と同じで、そんなこと知らなくても生きていけるって、勉強を放棄してしまっていては、専門家のありがたいお言葉も知識も浸透しない、本当に困った根の深い問題だと思いますね。まずそこからメスを入れないと。
昔、森田さんが雨粒の説明で番組中にアンパンを食べちゃったですけど、あの人たちは雨粒の話はどうでも良くて、アンパンをお食べになったのが面白かっただけなんですね。理屈で割り切れないことが世の中たくさんあるけど、理屈で割り切れることをうやむやにしてきたいろんなツケが混沌とした変な世の中にしてると思いますね。 削除

2010/5/17(月) 午後 5:20 [ 月見里 ] 返信する

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