チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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こんばんは。藤枝知行です。

先日、身内からこんな質問をされました。
「夏の北海道は暑いのに、冬の沖縄がそんなに寒くないのはなんで?」
真剣に考えたことはなかったので、この機会に考察してみました。

現在、気温の観測が行われている926地点について、
猛暑日の北限」、「真冬日の南限」を調べてみると、
猛暑日の北限は、北海道の中頓別町
真冬日の南限は、鹿児島県の鹿屋市輝北町でした。
※猛暑日・・・日最高気温35℃以上、真冬日・・・日最高気温が0℃未満

イメージ 1
【猛暑日の北限と真冬日の南限(2019/1/9時点)】

猛暑日は南から北まで、全国各地で観測されるのに対し、
真冬日は鹿児島止まり。沖縄など南西諸島で観測されたことはありません。
たしかに冬の寒さに比べて夏の暑さの方が、影響範囲が広いことが分かります。

これには暖気と寒気の流れ込み方が大きく関係しています。
夏の暑さをもたらす暖気は南海上から流れ込んでくると思いがちですが、
実は中国大陸からもやってきます。
北海道が暑くなるのは、この大陸由来の暖気が原因であることが多いです。
南と西、2方向から暖気が流れ込むため、夏の暑さは広範囲に及びます。

一方、寒気がやってくるのは北からの1方向のみ。
このため、沖縄に直接寒気が流れ込むことはなく、沖縄は冬でも比較的暖かいことになります。
那覇でこれまで最も寒かったのは1901年2月12日ですが、その日の最高気温は10.6℃。
観測開始以来、10℃を超えなかった日はありません。

ところで、真冬日の南限が鹿児島県というのは、プチ驚きではないですか?
まれに西日本をなめるように入ってくる「西回りの寒気」が原因です。
これも故郷はシベリア方面なので北から流れ込む寒気なのですが、
西日本にダイレクトにやってくるため九州南部にも厳しい寒さをもたらします。
これで真冬日の南限は鹿児島県にまで及ぶわけです。

藤枝知行

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