チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

全体表示

[ リスト ]

「事実」と「真実」

クマバチが飛んでいました。


イメージ 1


このクマバチ、実は飛べないそうです。
でも飛んでいました。
不思議ですね。 

航空力学的に計算すると、クマバチの羽は体重に比べて小さ過ぎるために、
自分の体重を支えて空中に浮くことは不可能だそうです。
これは科学で証明されている事実です。
そう言われてみると、確かに体に比べて羽が小さい気がします。

ではなぜ飛べるのか!


『クマバチは自分が飛べないということを知らないから』
だそうです。
クマバチは人間と違って自ら限界を決めたりしませんから。


イメージ 2
           ≪すごいぞ!クマバチ≫


この話しには続きがあります。
後年、実は空気には粘性抵抗というものがあることが発見されました。
そしてそれを考慮すると実はクマバチは飛べてしまうそうです。

そんな話しを授業の小話しでしたことがありました。

「なーんだ」と思うかもしれません。
しかしこのことを通して私が言いたかったことは、
「世の中は全て科学の論理に従っている」
「その科学的な理論は常に正しいわけではなく、新たな論理によって修正されていく。」
「今は不思議なことであっても、新たな科学の法則の発見によって結局は必ず証明される。」
ということだったのです。

どや顔で科学の凄さを説く私に対して、授業後勉強が苦手な文系の生徒がやって来て
言った言葉に軽くショックを受けました。
「クマバチの話し、面白かったね。 でも最後の部分はいらないよ。 クマバチは本当は
飛べないけど飛んでる。 なんでそこで終わらせてくれなかったの。」

そんな考え方があるなんて思いもしませんでした。
まさに理系バカ!
事実で、科学の理論で全てをねじ伏せようとする。



「クマバチは飛べる」
それは紛れもない『事実』です

「クマバチは本当は飛べないはずだけど、飛んでいる。」
それは『事実』ではないけれど、その生徒にとってはそれが『真実』であってもよかったのではないでしょうか。
例え間違った事実であっても、その生徒が試験や人生に向けて頑張れるのであれば。


先生という仕事は、わかりきった客観的事実だけを教える職業ではない。
そんなことを生徒から教わりました。

芦原

閉じる コメント(2)

顔アイコン

科学はいつの時代も「途中」です!
100年後、今の常識は非常識です。
それは、天動説と地動説ですよ!
そんなことは沢山あります。
だから面白いのです、歴史と科学を重ねて考えましょう! 削除

2019/5/21(火) 午前 2:06 [ アンシスト ] 返信する

顔アイコン

毎日夕方森田さんの天気予報見ています。関東はほぼ雨の中、一人すごす、毎日出かけなくても天気はきになる、クマバチはこわいです。
この頃見かけなくなりましたね。

2019/5/21(火) 午前 11:36 [ cfa***** ] 返信する

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

開く トラックバック(0)


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事