チーム森田の“天気で斬る!”

森田正光はじめ人気お天気キャスターによるチームブログ。

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こんにちは、片山美紀です。

あと、427日

東京オリンピックまでの日数です。
今月はじめ観戦チケットの抽選申し込みが始まり、
いよいよ開催が迫ってきたなという感じがします。

イメージ 1

(写真は旧国立競技場)

暑さ厳しい7月から8月に行われるため、選手や観客の熱中症が懸念されますが、
もう一つ、気象の観点から心配されていることが、「水不足」です。

五輪期間中、国内外から約1000万人の観客が来場し、
会場だけでなく、ホテルや飲食店などで水の利用が急増すると見込まれています。
さらに、一年で最も気温が高い8月です。
災害級とも言われる日本の暑さを耐えるには、こまめな水分の補給が欠かせません。

五輪だけでなく、私たち国民の日常生活や産業への影響を避けるため、
国は渇水対策として、今夏からダムの貯水量を増やすなどの計画を立てています。

実は、前回、東京で五輪が開催された1964年の夏に、東京では深刻な水不足が問題になりました。
この年、5月から雨の少ない状態が続き、最大50%の給水が制限され、
衛生環境の悪化から食中毒が続出したそうです。

10月の開催前には雨が降り、大会に影響はなかったようですが、
オリンピックの年に起きたため、「東京オリンピック渇水」と呼ばれています。


ダムの整備により当時に比べ、大幅に多くの水が供給できるようになりましたが、
猛暑や少雨などの条件が重なった時、乗り切れるようにと対策が行われます。

水不足を回避するのに必要なのは、やはり雨
度が過ぎると災害に繋がるおそれがありますが、
日々、大量に水を利用する私たちにとって、恵みの雨でもあります。

しかし、雨がたくさん降れば水不足にならないのかというと、そう言い切れる訳でもありません。
勾配が急で長さの短い日本の川では、降った雨がすぐに川から海へ流れ出てしまい、
安定的に水を確保することが難しいのです。

季節によって偏りなく、適度な恵みの雨を渇望します。

参考:国土交通省関東地方整備局(http://www.ktr.mlit.go.jp/river/bousai/river_bousai00000062.html


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春と夏の違い

こんにちは!
自称日本一牛乳好きな気象予報士・森戸美唯です。
 
5月に入り、ちらほらと真夏日という言葉を聞くようになり、
今日も京都や大宰府など、全国24か所で真夏日になりました
 
しかし、いくら真夏日で気温が高くても、春と夏では違うものに感じませんか?
 
ご存知の通り、体感温度は、気温だけで決まるものではありません。
夏といえば、気温も湿度も高く、陽炎が揺らめいて、汗が噴き出す、まさにうだるような暑さです。
きょうの暑さとは質が違うのは確かですが、この感覚を説明するのは難しいですよね。
 
しかし、それをやるのが科学です!
体感温度を導くミスナールの計算式(改良版)というのがあります!
イメージ 1
 
さっそく計算してみましょう!
 
東京の今日の最高気温は27.0。真夏日ではありませんが、7月上旬並みの気温です。
そして、この時の湿度は36%。風速は1.9/s
体感温度を計算すると、19.5でした!
 
一方、
昨年の夏(7〜9月)、同じ27.0の時の体感温度の平均は、22.5でした!
(毎正時の観測値で計算)
 
気温が同じでも、夏の方が3℃も高いという結果に!
 
「春と夏の真夏日は違う」
というぼんやりした感覚
「春と夏の真夏日の体感温度は3℃違う」
と、はっきりした説明になりました!
 
 
しかし、この体感温度も、あくまで指標。
指標はそれぞれが使うことで、はじめて意味を持ちます。
 
科学が発展して、なんでも説明できる世の中だからこそ、その使い方が大事なのかな、と思います。


森戸美唯

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こんにちは、長谷部です。

この先、週末にかけては、5月としては記録的な暑さになる見込みで、熱中症対策が必須となりそうです。

イメージ 4
22日午後5時発表

〜今後の見通し〜
きょう22日(水)は、西日本や東日本で、27℃前後、北日本でも25℃の夏日近くになる所が多いでしょう。ただ、週末にかけてさらに気温は上がる見込みで、24日(金)には西日本と東日本の広い範囲で30℃前後になりそうです。

さらに、土曜日と日曜日、月曜日は、西日本と東日本の広い範囲で30℃超え、さらに内陸や盆地といった前橋や熊谷、甲府、京都などでは34℃の予想となっています。北日本でも30℃以上の真夏日になる所が出てきそうです。札幌は5月に真夏日となったのは過去たった4日のみで、めったにない暑さとなる見込みです。

〜記録的な暑さ〜
東京でいえば、5月に30℃以上の真夏日が出るのは珍しいことではないものの、継続するというのはこれまでにないことです。5月中に2日連続で真夏日が出たのは2015年の1回のみで、3日続くと1876年の観測開始以来、はじめてのこととなります。
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〜暑さの継続=熱中症リスク高〜
週末にかけては、熱中症への対策が必須となるでしょう。一日の暑さもそうですが、暑さが続くと体力が奪われて、より熱中症にかかりやすくなります。週末は運動会やイベントなど野外での活動も多いので、熱中症にならないようにご注意下さい。また、はっきりした症状がでなくても体がだるいなどの不調に繋がるので気をつけてください。

水分をしっかりと摂る他、野外での活動はできるだけ直射日光を避ける工夫が必要になりそうです。(日陰の確保、帽子の着用)何かに夢中になっているとうっかりということもあるので忘れないようにしたいですね。

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冷房も長い間使っていないとホコリなどがたまっていますし、使いたいときにうまく動かないかもしれませんので、点検をしておくのもオススメです。

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扇風機なども出しておくと重宝しそうです。

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河津です。
きょうは寒冷前線が通過中で、東海〜関東を中心に北日本でも雨や風が強まっています。
関東でも各種の交通機関に遅れが出るなど影響が出ているようです。

総雨量も今年に入って一番多くなりそうなこともあり、土砂災害などへの警戒が呼びかけられていますが、個人的には気圧の変化にも注意を払いたいところです。

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日曜日までは高気圧圏内でしたが、月〜火曜日と前線が近づいたため天気が悪化していきました。
こういった大局的な変化があったため、東京の気圧は月曜日は1020hPa→1010hPa、火曜日は正午の時点で1009hPa→1000hPaに下がっています。

こういった気圧の変化で体調にも影響が出ることを「気象病」とか「天気痛」と呼びます。
昔から経験として気圧と体調の関係は知られていましたが、近年は気象報道も多くなったからか、ネットで様々な情報が入ってくるようになったからか、気圧への関心が高まっているように感じます。

天気や気温が予報できるのと同様に、気圧の変化もある程度予報はできるので、体調への影響を事前に備えていくためにも、積極的な周知がなされるとよいのではないでしょうか。
異常な気温による体調不良を災害のひとつと考えるのならば、気圧の変化による不調も社会活動への影響は少なくないでしょうから、熱中症や花粉症と同等の扱いをされてもよいのではと思います。





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「事実」と「真実」

クマバチが飛んでいました。


イメージ 1


このクマバチ、実は飛べないそうです。
でも飛んでいました。
不思議ですね。 

航空力学的に計算すると、クマバチの羽は体重に比べて小さ過ぎるために、
自分の体重を支えて空中に浮くことは不可能だそうです。
これは科学で証明されている事実です。
そう言われてみると、確かに体に比べて羽が小さい気がします。

ではなぜ飛べるのか!


『クマバチは自分が飛べないということを知らないから』
だそうです。
クマバチは人間と違って自ら限界を決めたりしませんから。


イメージ 2
           ≪すごいぞ!クマバチ≫


この話しには続きがあります。
後年、実は空気には粘性抵抗というものがあることが発見されました。
そしてそれを考慮すると実はクマバチは飛べてしまうそうです。

そんな話しを授業の小話しでしたことがありました。

「なーんだ」と思うかもしれません。
しかしこのことを通して私が言いたかったことは、
「世の中は全て科学の論理に従っている」
「その科学的な理論は常に正しいわけではなく、新たな論理によって修正されていく。」
「今は不思議なことであっても、新たな科学の法則の発見によって結局は必ず証明される。」
ということだったのです。

どや顔で科学の凄さを説く私に対して、授業後勉強が苦手な文系の生徒がやって来て
言った言葉に軽くショックを受けました。
「クマバチの話し、面白かったね。 でも最後の部分はいらないよ。 クマバチは本当は
飛べないけど飛んでる。 なんでそこで終わらせてくれなかったの。」

そんな考え方があるなんて思いもしませんでした。
まさに理系バカ!
事実で、科学の理論で全てをねじ伏せようとする。



「クマバチは飛べる」
それは紛れもない『事実』です

「クマバチは本当は飛べないはずだけど、飛んでいる。」
それは『事実』ではないけれど、その生徒にとってはそれが『真実』であってもよかったのではないでしょうか。
例え間違った事実であっても、その生徒が試験や人生に向けて頑張れるのであれば。


先生という仕事は、わかりきった客観的事実だけを教える職業ではない。
そんなことを生徒から教わりました。

芦原

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